コラーゲンって摂取できない?

学校で科学者の先生に
コラーゲンは肌にぬっても意味ないし
口からとっても、それが肌のコラーゲンになるわけじゃない
意味がない、うさんくさいと教えられました

それからコラーゲン類の言葉を目にするだけで
うさんくさい、信用できないなと思ってしまうように
なってしまいました

なのに世の多くのコスメ会社は
(信用できる大手の会社も含めて)
コラーゲンの化粧品や食品、ドリンクを出していますよね…

やはり、何かしら効果があるのでしょうか?

みなさんの、そういう化粧品に対する意見を教えてください
化粧品の真実についても教えてくれると嬉しいです

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2010/6/5 04:09

効果は個人個人
一応化学屋の卵が回答させていただきます。
 
コラーゲンがタンパク質の一種ということはご存知でしょうか?
タンパク質というと思い浮かべられるのは肉や魚、卵の白身…家庭科の教科書の定番ですね。
こいつらがどうやって体内に入っていくのかを見ていただけると、「コラーゲンは食べても意味が無い」ということがお分かりになると思います。
タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がっている(重合している、と言います)もので、体内で分解されると最終的にアミノ酸になります。
そのため、コラーゲンを100食べても1くらいはコラーゲンになるかもしれませんが、100全部がコラーゲンにはならないということです。
 
また、「肌に塗っても意味が無い」というのは、そのままのコラーゲンは分子量が大きすぎて肌に浸透していかないからです。
イメージ的には、直径30センチの狭い穴に子供は入れますが、横綱が入っていこうとしても引っかかってしまう状況を思い浮かべてください。どう考えても入れませんよね。それと同じことです。
最近だと「カプセルコラーゲン」等、「コラーゲンを小さく分解して肌に浸透できるようになりましたよ」という商品が開発されていますが、実際に効くかどうかははっきりしませんね。
「ペプチド」というのも私はペプチド結合のことしか思い浮かべられませんし…。
 
ただ、全く効果が無いわけではありません。
コラーゲン飲んで調子いい、というのは思い込みの効果でもあり、「プラシーボ効果」と呼ばれています。
「病は気から」とも言うように、案外思い込みというものは強力なもので、ダイエットに関しては効果が薄いようですが、例えば肌のハリであるとか弾力などに関しては十分効果を発揮するようです。
ですから、恐らく実際にコラーゲンは効果が無くとも、プラシーボ効果が関係するのだと思われます。
 
化学の世界は新しいものを作ったらハイ終わり、というわけにはいきません。
作るまでにも失敗に失敗を重ね、莫大な費用と時間をかけ、作ってからも検査、分析を繰り返し、やっと真実やそれに近いものが得られます。
どこかの政治屋さんが言うように、「金になるものだけ作ればいいじゃん」ということもできません。無駄に無駄を重ね、その中からやっと有用なものを取り出すのです。
ですから、絶対的な信用はできません。かといって疑いすぎてもどうしようもありません。
我々はある程度の疑いの目を持ちつつも、「まあいいや」と妥協しながら商品を選べばいいのではないでしょうか。
コラーゲンも少なくとも毒ではないのですから。

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