スキンケア以外の方法も検討されてみては？
私も思春期の頃からアラサーになる現在もニキビに悩んでいるので、
おれやなぎさんの苦悩、お察しします。
ニキビがひどいと鏡を見るたびに落ち込むし、
人と会うのも億劫になりますよね。

20歳の時にプロアクティブでキレイになったとのことですが、
年齢からするとその頃は脂性の思春期ニキビだったから
効果があったと考えられます。
プロアクティブなどのアクネ用スキンケアは、基本的に古くなった角質や
毛穴に詰まった脂を溶かす作用をする成分が含まれています。
つまり軽いピーリングを日々行っているようなもので、
もちろん肌への刺激もそれなりにあり、
どんどん脂がでる若い肌でないと耐えきれないものだと思います。

28歳の現在、乾燥も伴っているとのことなので、
それはもう立派な大人ニキビだと思います。
（ニキビのできる場所も違うようになったのでは？）
そして、ニキビと長年付き合っている私がオススメするのは、
スキンケアよりもまずは皮膚科へ行くことです。
それも抗生物質を出して終わるような皮膚科ではなく、
ニキビ外来を設けているようなニキビに詳しい皮膚科です。

これまでに色々と試した結果、私が行き着いた結論は
新生ニキビができるメカニズムを崩さない限り意味がないと言うことです。
悩んであれこれ試しているにも関わらず、ずっとニキビができている
ということは、おれやなぎさんのニキビは体質なのだと思います。
（きっと食生活や生活習慣は気をつけていらっしゃるのでしょうから）
何をしてもニキビができてしまう肌にとって、
スキンケアはあくまで対処療法です。

私の場合は、8年程前から皮膚科で低容量ピルによる
ホルモン療法を受けています。
残念ながら、私のニキビは再発を繰り返す難治性のものですが、
治療を続けている限りは確実に効果を上げる唯一の方法です。
同じホルモン療法を受けてキレイに完治し、再発しない方もいます。
また、ニキビに関してはホルモン療法以外にもいくつか治療方法はあるので、
是非、治療に伴うリクスも含めて、詳しく説明してくれる
皮膚科に行ってみてください。
どちらにお住まいかわからないのですが、都内には複数箇所、
全国的にもニキビ外来は点在しています。
中には独自開発の化粧品やエステ的な施術をやたらと薦める
儲け主義な皮膚科もあるのでご注意を。

話を戻してスキンケアに関してお話しすると、
油分と刺激を避けるスキンケアをなさってはどうでしょうか。
色々と試した代償として、肌バリアが低下した状態になっていると思います。
肌の本来の機能を取り戻すために、角質や毛穴の脂を取り去ることを
考えるよりも、まずは肌を整える・水分で潤すことを考えたほうが
イイと思います。
そしてどうしても足りないところだけ、軽い乳液などで保湿を補ってみては？
「オイルフリー」「ノンコメドジェニック」「低刺激」「敏感肌用」
といったキーワードで引っかかる化粧品を試してみて、
自分にちょうど良いものを探してみてください。

随分と長くなってしまいましたが、私の場合は
身体の内側からの治療＋低刺激・オイルレスのスキンケアで
電車の中で知らないおば様に「お肌キレイね」と言われるほどになりました。
以前は、家に訪ねて来た見知らぬおば様に
「ニキビ痛そうね、なんとかしたら？」と言われていましたが・・・。

きっとおれやなぎの肌も状態が落ち着けば、
自然と元気でキレイになるはずです！