化粧水の効果

化粧水は使わないほうがいいと聞いたのですが、それは本当ですか??

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2014/11/10 13:55

役割の認識
こんにちは。

角質細胞は硬いケラチンタンパクで構成されていますが、肌も柔軟に保つためには、水分が必要です。
人の肌は柔らかいですが、これは角質層に20%~30%ほど水分が含まれているからです。角質が水分を失えば、硬くカサカサになります。

私達の体は、水分を保持するための成分として「NMF(Natural Moisturizing Factor:天然保湿因子)」と呼ばれるものを作っています。
NMFの成分はほとんどがアミノ酸ですが、どれも水溶性で親水性が高く、多くの水分を保持することができます。
NMFが不足すると、角質層のしなやかさや弾力性までも低下してしまいます。角化(肌細胞の角質細胞化)のサイクルが狂ってくることが、「NMF」不足の主な原因です。

このように、肌にとってNMFなどの水溶性保湿成分は大変重要な役割を果たしますが、その水溶性保湿成分を補充するのが化粧水の役割の一つです。
健康な肌の持ち主には化粧水は不要と思いますが、水溶性保湿成分が不足している方にとっては、化粧水はとても大切なアイテムです。

ただの水を肌に塗布すると過乾燥を招きますから、おすすめは出来ません。ですが、化粧水は「ただの水」ではないのですね。

また、角質が柔らかくなれば、その後に使用する美容成分の浸透性が高まります。

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