そもそも
そもそも汗とは臭いが無いものです。
「汗が臭う」と感じたのならば、ちゃんと拭いて処理していないために皮膚で雑菌が繁殖し、それで臭いがでたためです。

皮膚には常に菌が居ます。
それは普段何もしなかったり、悪さをしたり、逆に我々を守ってくれたりします。
そんな菌ですが、正しい付き合い方をしないとこの場合のように「敵」になってしまいます。
話が脱線しますが、シワを取るのに使う「ボトックス注射」の中身は強力な毒素を持つボツリヌス菌ですし、青カビも薬になればペニシリンです。
菌は、使い方によって「薬」にも「毒」にもなるものです。

制汗剤は汗腺を塞いで「汗を閉じ込める」ものです。
本来出すべきものが閉じ込められるのは非常に不自然なことであり、年齢的に考えても汗がよく出る歳、制汗剤の使用は避けたいところです。

なので、臭わないようにするには「出たら拭く」を徹底してください。
タオルハンカチなんかはハンカチサイズでよく汗を吸収するので、同じく汗っかきな私の必需品です。
腋の下に取り付けるパッドなども有効ですね。
最近ではブラやキャミソールに着けられ、洗って何度も使える、という商品が出てきていますよ。
それと、替えの下着を用意して昼休みに取り替えるというのもオススメです。気持ちもすっきりしますよ。
その際、汗拭きシートでサッと体を拭くのもいいですね。

食生活・食べ物の件ですが、関係あります。
一言で言うなら「野菜と魚食え」。
所謂「欧米」な食生活（肉中心）を続けていると体臭が強くなるといわれています。
逆に「和風」な食生活（野菜・魚中心）を続けていると体臭が気にならないといわれています。
若い子が苦手なサバ、緑黄色野菜、納豆は積極的に摂りたい食品の一つですね。

上記のような食生活＋サラサラした汗をかくための適度な運動、そしてストレスをためないこと。
それが体臭を濃くしない条件でしょう。