こんばんは、てるーるさん。
精製水について口コミの意見と少し違った印象を持ち、疑問に思われたようで、悩まれてしまったみたいですね。
精製水についてもう一度、その素材の特性をしっかりと考えてみる事で解決になるかと思います。

下の方のご意見にもありましたように、簡単に言うと精製水はただのキレイな水で、もともとコンタクトレンズの洗浄用に販売されている医療用の素材ですから、お肌に保湿を与える機能は全く有していません。
ようするに、一部の方が水道水の塩素や石鹸カスを取り除くために、ふき取り用として使われていた素材が、人から人に伝わるにつれて「お肌に良い」という言葉に伝言ゲーム化してしまったという訳です。

ただの水は、保湿効果があるどころか、洗顔後しばらく後に感じるツッパリ感で体感している通り、蒸発時に毛細管現象によって角質内の水分を逆に奪ってしまいます。
もちろん皮膚が持つ自己回復機能によって数十分後には再び角質水分量は復活してきますが、こういった事を何度も繰り返しているとインナードライにまでは至りませんが、当然乾燥を招く結果になります。
資生堂が販売している肌水も、きちんと水分を維持するための保湿剤が配合されていますので、それで乾燥を招かないという訳です。
「水分を与える＝水を与える」とは全く意味が違う事を理解し、お安くても構いませんので、きちんと保湿剤の配合された化粧水を使われる事で、その粉ふき状態は改善されると思いますよ。

つい口コミの「良いです！」という意見をよく目にすると気になってしまい思い込んでしまうものですが、ご自分でしっかりと観察されて検証し、口コミの真意を自己判断する事が大切かもしれませんね。
今回は、てるーるさんが経験され、そしてじっくりと観察された眼が正しかったのだと思います。