「石鹸で落とせる」とは。

解決済み

Cinquanta

Cinquanta さん

「石鹸で落とせる」コスメは、石けん素地やカリ石けん素地で落とせる、ということなのですよね。
ということは、
①アミノ酸系やカルボン酸系などの、洗浄力の低い洗顔料では、落とせないのでしょうか。
②アミノ酸系の洗顔料を使っている場合は、別にクレンジングが必要なのでしょうか。

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2018/4/24 15:36

非常に繊細な問題ですね。
洗顔料の洗浄剤にお詳しいだけに、ことさら疑問に感じられたのでしょう。

普通、メーカーさんのアピールとして「石鹸で落とせる」と表現する場合、アイテムは日焼け止めやファンデ・パウダー系などを対象としているはずですね。
ですので、これは「石鹸使い」を個別に示唆しているのではなく、普通は「クレンジング不要」というアイテム特長を表しています。
さらに限定して言うと、「シリコンを使っていない」という特長を示唆していると解釈するのが、通例です。(例外はゼロではありません)

ここで、質問者様に少し誤解があります。
「石けん」とは、固形石鹸を中心とした石けん素地系に限定されるものではないんです、実は。
大手ブランドさん(花王を除く)やドラッグコスメを始め、ほとんどの市販洗顔クリームは、石けん素地系の成分表示はされていませんが、「脂肪酸石鹸」系の処方であって、これらも同じ石けんなんです。
 ※成分表示は、ミリスチン酸・ステアリン酸・ラウリン酸などと、水酸化Kとなっています。

つまり、花王さんを除けば、ざっと見積もっても市販の洗顔クリーム・洗顔フォームの80%以上は、石けんというわけです。

これで、メーカーさんがアピールする「石鹸で落とせる」の解釈が納得いかれたと思います。
ようは、石けんが洗顔料の大代表ですので「洗顔料で落とせる」という意味なんですね。

で、質問者様はさらに低刺激でプレミアな洗顔料の事をよくご存じで、それらと石けんとを比較して、果たして落ちるのだろうか?と疑問をお持ちになられたというわけですね。
そこでこのお答えですが

理論的には落とせるはずです。
が、商品によって処方設計が異なるため、2度洗いすればほとんどの洗顔料で落ちると思います。
ぜひ、2度洗いしてみて下さい。
洗浄の理論は、界面活性剤と汚れの量のバランスで決定されますので、普通は落ちると考えて良いです。

ただ、赤ちゃんにも使えるミノンといったポンプフォームタイプは洗浄剤濃度が非常に薄いため、3度4度の洗いが必要となってしまい、コスパフォはうんと悪くなる可能性が高いですね。

結局はその対象とするメイク系アイテムと、お使いになられているアミノ酸系洗顔料との処方バランスで決定されますので、落ちるかどうかはお試しになられれば良いでしょう。
2度洗いして泡が立つかどうか、そして洗顔後にお肌を水がはじかないか観察する事で判定できますので。

低刺激を追及されたスキンケアが、なんとか達成されれば良いですね。

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