
40代・50代以上に多い肌悩みやその原因、肌に合わせたスキンケアとベースメイクのコツを、メイクレッスン専門店「MAMEW(マミュ)」のメイク講師に教えていただきました。

教えてくれたのは

経験豊富な講師を独り占めしてメイクスキルを学べる、老舗のメイクレッスン専門店。お顔の分析手法の一つとして、2007年より独自開発の「骨筋診断」とともにパーソナルカラー診断を取り入れている。メイクのプロが診断するので、似合う色やアイテムがわかるだけでなく、実際のメイクで実感できる垢抜け体験が魅力。東京・原宿にある@cosmeの旗艦店「@cosme TOKYO」1階のほか、新宿と銀座に店舗を展開。
いまの肌に合わせてアップデート

年齢とともに変わる肌。何が起きている?

よくある肌悩みとその背景
シミ・くすみ
紫外線ダメージの蓄積やホルモンバランスの変化が主な要因。特に頬や額、目の下に濃いシミが出やすく、顔全体がくすんで見えることも。
シワ・たるみ
乾燥・カサつき
皮脂分泌の減少やバリア機能の低下によって肌が水分を保持しにくくなり、粉吹きやツッパリ感を感じることも。
毛穴の開き・黒ずみ
肌のハリ・弾力の低下
大人ニキビ
乾燥やストレス、ホルモンバランスの乱れによって、あごやフェイスラインにニキビ・吹き出物ができやすくなります。
大人の肌作りのポイント:隠すより「整える」

まずは保湿で肌をふっくらさせて土台を作る
スキンケアのポイント


マッサージに使うクリームは、肌状態によって適正量よりやや多めに使用すると摩擦による肌負担が減ります。
化粧水で肌にしっかり水分をチャージ

メーカーの推奨量(500円硬貨大など)を使います。
乳液やクリームは、肌状態にあわせて必要な分だけ
化粧下地のポイント:コントロールカラーで色ムラを補正

「MAMEW(マミュ)」で使用するコントロールカラーの色味。左から、レモンイエロー・ピンク・オレンジ
ファンデーションのポイント:最小限の量を使い、薄くツヤ感重視で


ピンク+ゴールドシルバー
シミはコンシーラーを使ってピンポイントでカバー
フェイスパウダーのポイント:部分使いで厚みを調整

眉・目もと
アイメイク崩れ防止のため、目のキワや眉まわりに軽くのせます。
頬
乾燥しやすく、小じわが目立ちやすい部分なのでごく少量でOK。
額
乾燥するとシワが目立ちやすいので薄めに。
生え際・フェイスライン
べたつきが気になる場合は少し多めにつけてもOK。パウダーでサラッとさせることで清潔感が出ます。
こちらでもくわしく解説
取材協力:パーソナルメイクアップサロン MAMEW(マミュ)
(アットコスメ編集部)
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