素肌を生かし、個性美をもっと輝かせる。シュウ ウエムラ流、ベースメイクの作り方

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「シュウ ウエムラ」の公式インスタグラムを見るたびに、「アジア人ってこんなに多様で美しかったのか…」とハッとします。男性も女性もジェンダーに関係なくヌーディな肌をカラフルに彩っていて、歯列矯正器具すらも魅力的なアクセントに。その人の個性から強さと美しさを引き出す「シュウ ウエムラ」のまなざしからは、メイクのもつ可能性の広がりを感じます。

今回「シュウ ウエムラ」のアトリエ アーティストである木村淳一郎さんに、「自分らしさ」を輝かせるメイクの秘訣をうかがいました。7月19日（月）から@cosme SHOPPINGで先行発売となる、人気化粧下地のリニューアル版『アンリミテッド ブロック：ブースター』と、ブランドを代表するファンデーション『アンリミテッド ラスティング フルイド』を組み合わせたヌードコンシャスな肌の作り方や、大粒ラメがきらめくリキッドアイシャドウを使った夏メイクをレクチャーしてもらいました。

「メイクは修正するよりも、生かした方が楽しい」と話す木村さん。パッチリした二重まぶたも、一重で切れ長な目元もすべて美しい。それは肌作りにも言えるといいます。

「例えば、そばかすは隠さずに生かしたほうがチャーミング。あくまでも素肌の美しさを再現し、その人の肌を生かすのが『シュウ ウエムラ』のベースメイクです。そのことは、創始者である植村秀から教わりました」（木村さん）

伝説のメイクアップアーティストとして知られる植村氏に、生前、手ほどきを受ける機会に恵まれたという木村さん。

「印象的だったのが『メイクはやめどき』という言葉。どこでやめるか、その見極めが大切だと。テクニックを駆使することこそが、当時思い描いていた技術者としてのイメージであったなか、『ありのままを生かし、その人の魅力を引き出す』という植村の考え方に感銘を受けました。今はその考え方が少しずつスタンダードになってきていますが、50年以上前から提唱していたことに先見性を感じます」（木村さん）

そんな「シュウ ウエムラ」の思いをつめこんだのが、この夏にリニューアルされる化粧下地『アンリミテッド ブロック：ブースター』と、「@cosmeベストコスメアワード2020」で、ベストリキッドファンデ 第1位を受賞したファンデーション、『アンリミテッド ラスティング フルイド』。3,000人以上のアジア人の肌をモニタリングし、「シュウ ウエムラ」のメイクアップ アーティストによって生み出された、一人ひとりの個性美を輝かせるアイテムです。

『アンリミテッド ラスティング フルイド』は、アジア人の理想形を目指し、全24色ものカラーバリエーションをラインナップ。素肌に溶け込むような薄く軽いつけ心地と、なりたい印象や気分しだいで「色相（色味）」を選べるフレキシブルさ、マスクにもつきにくいロングラスティングが特長となっています。

「素肌はきれいなのに、ファンデーションを塗るとなぜか顔色が悪く見える方っていますよね。じつはもともと肌色が均一な方は、ジャストカラーのファンデーションを選ぶと血色が悪く見える場合もあるんです。素肌を生かしつつ、ちょっとピンク系にふってあげることで、顔色が冴えた印象になる。そんなパーフェクトマッチを実現するこのファンデーションは、イエローベースとピンクベースを使い分けることで、誰もがベストな肌を演出できるんです」（木村さん）

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24色ものカラーバリエーションがあるので、男性にも合う色が必ずあると木村さん。薄付きで軽くストレスフリーな使用感は、重いファンデーションが苦手な男性にもぜひ試してほしいと話します。

「男性は顔全体に塗ると“塗ってる感”が出やすいので、ファンデーションブラシで頬を中心にタッピングするようにのせるのがおすすめ。小鼻の赤みなど、色ムラが目立ちやすいところだけしっかりカバーすると、その人らしい魅力が出てきます」（木村さん）

ファンデーションと合わせてぜひ使いたいのが、SPF50+・PA+++と日焼け止め効果も優秀な化粧下地『アンリミテッド ブロック：ブースター』。4種類のカラーバリエーションで肌のくすみを飛ばし、より均一な質感へと整えてくれます。

「例えば薄紫色の『スミレ モーヴ』は透明感を出してくれますが、不思議と“塗ってる感”は出ない絶妙な仕上がり。化粧下地とファンデーションの2つで血色感や色相を操ることで、その人の目的に合った仕上がりが叶います」（木村さん）

こちらもつけ心地は「軽くてクリア」。素肌の魅力を引き出すようなヌーディな質感が、「今なりたい肌」に限りなく近づけてくれるセットなのです。

今回は、@cosme編集部のNが木村さんのメイクを体験。温かみのある色合いで、適度な血色感があるというNの肌をよりやわらかく見せるために、化粧下地の『アンリミテッド ブロック：ブースター』は「サクラ ピンク」をチョイスしました。

「とても伸びがよくて塗りやすいんです。目の下とか小鼻の脇とか、影が出やすいところは丁寧に塗ると自然にカバーできますよ」（木村さん）

たっぷりのうるおいと繊細なミクロパールの効果で、肌の凹凸が目立ちにくくなって透明感がアップ。まるで水を含んだようななめらかで均一な仕上がりに。

4色の化粧下地には青と赤のミクロパールが配合されており、肌にのせるとアジア人特有の黄ぐすみを払拭して、健康的な血色感を演出してくれるそう。「どれか1色と決めてしまわずに、肌の調子やなりたい雰囲気に合わせて、楽しみながら使い分けてほしい」と木村さん。

続いてはファンデーションの色選び。Nの場合、「664」か「463」がおすすめのカラーだと木村さん。

「色を選ぶときのポイントは、明度（明るさ）と色相（色味）。『664』だと、2桁めの『6』が明度を表しています。Nさんは標準的な明度の『6』がぴったりです。

そして『アンリミテッド ラスティング フルイド』の特長は、明度さえ合っていれば色相はなりたい印象で選べるということ。『664』はイエローベース、『463』はピンクベースになっています。どちらもなじむので、好みで選んでOK。『アンリミテッド ブロック：ブースター』同様、どれか1色と決めずに、その日のファッションやメイク、なりたい雰囲気にあわせて使い分けてみてください」（木村さん）

2021年夏、『アンリミテッド ラスティング フルイド』のシュウ ウエムラ 日本ブランドアンバサダーに渡辺直美さんが就任。いつも自由なメイクやファッションを楽しみ、自分らしさを包み隠さず表現している渡辺直美さんの生き方は、「シュウ ウエムラ」の考える個性美ともリンクしています。

ファンデーションは『ペタル 55 ファンデーション ブラシ』で塗っていきます。毛が密集していて、肌触りは驚くほどなめらか。少量のファンデーションを薄く均一に塗り広げることができるため、素肌美を引き出すのに最適なツールです。軽いストロークで薄く塗り広げたあと、毛穴の目立ちやすい頬周辺だけタッピングするようになじませるのがコツ。フェイスラインはブラシに残ったファンデーションをなじませます。

その仕上がりはまさに、超自然！ メイク感はほとんど感じさせないのに、素肌がパッと明るくなり、健康的な美しさが宿ったような印象です。

続いては素肌美が際立つ肌にぴったりな、夏らしい抜け感のあるアイメイクに挑戦。使用するのは、グリッターがガラスのようにきらめくリキッドアイシャドウ『アイ フォイル』です。

「アプリケーターでまぶたに直接のせて、指で軽くぼかすだけ。簡単なのにすごくきれいに仕上がるでしょう？」（木村さん）

限定色「ローズラスター」は温かみのある色合いで、@cosmeのクチコミでも好評のカラーです。リキッドタイプで崩れにくいアイシャドウなので、蒸し暑い日のマスクメイクにも最適だそう。星のような輝きが上品に見えるのは、ヌーディな肌作りのおかげです。

リップは素の唇の延長線上のような自然な色合いを選んで、アイシャドウを引き立たせます。アイシャドウ用のブラシで塗ると、自然な印象に仕上がるそう。「『シュウ ウエムラ』のブラシは用途を限定していないので、色々な使い方を試してみて」と木村さん。

仕上げに『アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト』で、美しい仕上がりをキープします。アーティストブランドならではのミストは、夏の時期やマスクを着用するときにもぴったり。柑橘系の香りのふんわりと繊細なミストが肌を包み込み、すっきりと心地よくメイクを完成させてくれます。

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「すごく薄づきで自然でメイク感がないのに、肌が主役で抜け感のある、いまっぽい顔になれました。個性を隠さず、メイクによって自分らしさを引き出してもらったような気分です。この日はマスクをしていても夜まで崩れず、きれいな状態をキープできていて驚きました」（編集部・N）

素顔の美しさを生かす「シュウ ウエムラ」のメイクは、シンプルなアイテムで簡単に洗練された顔になれるのがうれしい限り。夏にぴったりの心地よいメイクアップが、新しい自分の魅力に気づかせてくれるはずです。

取材・文：田邉愛理
（アットコスメ編集部）

日本の伝統的な美徳である「もったいない精神」を理念とし、 「mindfully crafted in Japan」をテーマに「日本の自然への思いやり」「日本の職人への思いやり」「日本の資源への思いやり」を大切にした製品づくりを行う「シュウ ウエムラ」。5月13日（木）より、新たなリサイクル プログラムを開始しました。クレンジング オイルの使用済み容器を一部店舗にて回収してリサイクル加工し、再資源化します。

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