紫外線対策のしすぎはNG!?「ビタミンD不足」を防ぐ意外な方法〜まいたけの研究から〜

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紫外線対策のしすぎはNG!?「ビタミンD不足」を防ぐ意外な方法〜まいたけの研究から〜
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株式会社雪国まいたけ主催の、まいたけの健康・美容効果についてのセミナーが開催された。紫外線ケアや美白を意識している女性にとって目からウロコな、まいたけの担う大きな役割が明らかに。

紫外線の季節こそ「まいたけパワー」を

日焼け止めの塗布に加えて、日傘や帽子、さらに手袋や長ズボンなど、一生懸命に紫外線対策をしている人も多いのではないだろうか。

実は、衣類で過剰に日光から皮膚を保護することは、かえって健康や美容に必要な「ビタミンD」を不足させてしまうと示唆しているのが、女子栄養大学の上西一弘氏。日本人女性は、紫外線対策をするようになって、ビタミンDが不足しているという結果が分かっている。

今回参加した雪国まいたけ主催のセミナーでは、まいたけの持つ栄養素が、ビタミンDの供給に大きく関わっていること、また豊富に摂取することで風邪やアレルギーなどの健康面にも効果があることを学んできた。

会場では、雪国まいたけ「極」の紹介も。

日本人女性は、どの世代もビタミンDが不足しがちだという。特に20代においては不足が著しく、原因として魚不足や紫外線対策のしすぎが挙げられた。

そもそもビタミンDは、筋力の維持、骨の健康などに役立つ成分だが「食べ物」と「紫外線」からしか取り込むことができない。前者は、魚やキノコを豊富に摂ることで補充でき、後者は一日10分ほど太陽に手のひらを当てることで摂取することができる。しかし忙しい毎日の中で、太陽に手のひらをコンスタントにかざすことは難しい。

ならば、ビタミンDの豊富な「まいたけ」を積極的に取り入れよう、というのが今回の研究成果からみる上西氏の提案だ。

まいたけは100gの摂取につき、4.9マイクログラム(=1日に必要とされるビタミンDの量)に等しく、習慣的に食べれば無理なく摂取できる。

ビタミンDを積極的に摂ることで、実は免疫(花粉、風邪、インフルエンザなどの感染症にかかりにくい)、血管(心筋梗塞、高血圧の緩和)、ホルモン(血糖値を下げるインスリンの分泌増加)などに対して、想像以上のが健康効果あることが明らかとなり、会場にいる参加者も驚きの表情。

まいたけに含まれる食物繊維が、毎日のお腹の調子をサポートし、脂肪の吸収を抑えるといった美容にもうれしい一面もある。

セミナーの後半では、まいたけを普段の食生活に手軽に取り入れるための「まい足し」レシピの紹介も。身体中に良い作用が得られるまいたけを、ぜひ効率的に取り入れてみたい。

まいたけレシピを取り入れたランチボックスを試食

当日は、女子栄養大学監修のまいたけレシピを取り入れた、ヘルシーなランチボックスも登場。

紫外線対策が不可欠な現代においては、ビタミンは食生活でしっかり摂っていきたいもの。まいたけは和洋中のさまざまな料理と相性が良いので、ビタミンDの習慣的な供給源として、一年を通してまいたけを取り入れてみては。

[文・構成/@cosme編集部]

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