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「クリア」

「クリア」

先日、年賀状で結婚報告をした友人へ
ご祝儀を現金書留で送った話を書いておりましたが…

3日前。私宛に宅配便が届く。

開くと、ギフトカタログ。

差出人は…

「ご祝儀を送った友人」

お礼のお手紙…でも良かったんだけど…

「久しぶりに声が聴きたくて…」

夕食が終わった時間かなと見計らって午後8時近くに電話。

すると…

「あーっ!久しぶりーっ!ご報告が遅くなったのに
 お祝い、わざわざ届けてくれてありがとう!」

最後に会った時の…あの変わらずの少しキーの高めの
元気な友人の声でした。

『いやいやいや…私の結婚式にも出席してご祝儀もいただいていたし…
 本当なら直接お渡ししたい所だったんだけど…
 それにお返しは不要のつもりでご祝儀も準備したから
 こんな立派なギフトカタログいただくの…申し訳なくて…』

と私。

それから友人と20分程、話したのですが…

彼女は県外に嫁いだため、挙式会場も自動的に遠方になり
なおかつ、ダンナ様の方が招待する人数とバランスを取ると
どうしても学生時代の友人まで呼ぶことが出来ず…
結果的に以前に勤めた職場の同僚までしか呼ぶ事ができず
そのゲストの人選は苦渋の選択だったこと。
本当は学生時代の友人も呼びたかったこと。
県外で交通の便が悪いエリアが新居のため
ペーパードライバーだった彼女は
車の運転はもちろんのこと、毎日の家事に慣れるのに必死で
結果的に年賀状での報告になってしまったことを
電話越しに詫びていました。

『結婚式の招待する人数はダンナが呼ぶ人数とのバランスがあるよね』

うちはそもそも、ダンナも私も友人の数は少数精鋭だったので
結果的に親族中心で、友人は片手で足りる人数しか呼ばなかったし…

『交通の便が悪いと、本当、毎日の生活に困るよね』

私も…名古屋で勤めているせいか、今の住まいは車がないとほとんど
生活が機能しないところに私も時々、イラっとします。
というのも私も偽りの優良ドライバー(ペーパードライバー)なので!
オシャレで気になるパティスリーがあっても車でないと行けないとか…
自分好みの雑貨店があっても…そこも車でないと行けないとか…

「だから、もう定期券あるし、名古屋行くもんね。
 買い物なんか名古屋の方が品数豊富だしさ!」

ええ、強がりですよ。強がり。
本当は地元に根ざしたいんですけどね…

「昼間の9時間強、名古屋で拘束されている
 偽りの岐阜県民が何を言っているのかって…ねぇ(笑)」

まあ、そんな訳で…
お礼も兼ねて電話したところ…

「モヤモヤっとした霧のような気持ちはすっかり晴れてしまったのでした」

友人との付き合いも…

「付かず、離れず…細く、長くかなぁ…」

もう大人だからさ…みんな色々、置かれている環境も違う訳でさ。
でも、たまに何かの拍子にこうして電話したり、再会したりした時に…

「今までと変わらず、笑って話すことができるのが理想だよね」

色々と考えさせられて出来事でした。

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