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【AmebaMeister】 牛乳石鹸赤箱工場見学 ー工場見学編ー…

【AmebaMeister】 牛乳石鹸赤箱工場見学 ー工場見学編ー…



先日、AmebaMeister様のご招待で大阪にある牛乳石鹸の工場へ見学に行ってきました
(※牛乳石鹸工場は、通常一般公開はされていませんのでご注意ください)






資料館で牛乳石鹸の歴史などを学んだ後はいよいよ工場へ!



資料館編は→こちら







集合写真を撮った場所の扉が牛乳石鹸の赤箱と青箱のイラストになってます



実はこれ、工場に勤務されている従業員の方が描いたそうですよ!!
すごすぎますね






工場に入る前は、髪の毛が入らないように頭にキャップをかぶり、両手を石鹸で綺麗に洗って洋服についている細かなゴミを掃除機のような機械で吸い取り工場内に。




衛生管理もきちんとされています。
細かなカスが入らないように、小物類やえんぴつシャープペン、消しゴムなどの持ち込みも禁止



(※工場内は撮影禁止だったため、全てAmebaMeister様に写真をいただき掲載しています)






工場内に入り、最初に見学したのはこちらの設備。





牛乳石鹸の一番の秘密はこの大きな釜~


こちらの釜、直径4メートル・容量60t!
それが11基もあるんです。



釜の蓋を開けると蒸気がすごい勢いで上がってきます
この時点ではまだあのいい香りではなく・・・少しワイルドな香り(笑)








中には石けんのベースを作るための天然の牛脂とヤシ油・水と水酸化ナトリウムが入っており、加熱撹拌されます。













その後、食塩水を加えることでニートソープ(水分が約30%程度の純度の高い液状石けん)と不純物が分離。不純物を取り除くことで良質のニートソープが出来上がります。





この工程に約1週間!
そして最後は職人さんの手で出来具合をチェックします。





実は、石けんはこの「釜だき製法」ではなくもっと短時間で大量に作る方法もあるそう。
でもその方法だと完成した石けんを使って洗浄すると肌にツッパリ感が出てしまうんだって。





牛乳石鹸は「釜だき製法」を使うことにより、製造の過程で肌あたりをやさしくする油脂由来の天然うるおい成分が程よく残るためつっぱらないんだそうですよ!







「やさしさの為には手間隙を惜しまない」
このこだわりこそ牛乳石鹸が釜だき製法を続ける理由なんですね






液状のニートソープが出来たら真空乾燥機で乾燥。
すると固まってこのようなチップ状の石けん素地が出来上がります。







この石けん素地に香料やバターオイル、スクワランを配合して均一に混ぜ混ぜ。





こちらが配合された香料やオイル!特別に見せていただきました



あの、牛乳石鹸の懐かしい香りがします




ところで、牛乳石鹸では赤箱と青箱の2種類の石けんが作られているんですがその違いってご存知でしたか?





私は赤箱しか使ったことがなくて。
青箱の香りや使用感は実際にはわからないのですが、大きく違うのは香りと配合成分!



赤箱・・・やさしいローズの香り
青箱・・・さわやかなジャスミンの香り。



また、青箱はバターオイルのみを石けん素地に追加しているのに対し、赤箱は青箱の10倍の量のバターオイルが配合されているそう!スクワランも赤箱のみ。
なので、赤箱はしっとりとした感触に。青箱はさっぱりとした洗い上がりになるんですね~





冬は赤箱、夏は青箱と使い分ける方もいたり・・・
男性には青箱の方が好評だったりするそうです









均一に混ぜられた石けん素地は、その後押し出し機によって棒状に。








成型やカットしやすくするため、棒状で出てきた時にはまだほんのりと温かいんです!






なので・・・







こんな風に手で簡単にぐにゃりと曲げられるほど!!!


もちろん非売品なのですが、お土産にこの棒状の石けんをいただきましたよ~




家でも電子レンジでチンすれば柔らかくなってこのぐにゃり体験もできるみたい!





棒状の石けんは型打機で手のひらサイズの大きさに型打ちされて完成です















押し出し機内にも細かな編み目状のフィルタがあり異物が混入しないようにされているのですが、完成した石けんにも異物が混入されていないかさらにX線の機械でチェックされます!




異常が発見された石けんは、自動的に包装のラインからは弾かれる設定になっていました。






その後は包装の工程へ。


すごいスピードで次々と赤箱に入っていく石けんたち







こちらの工場では1日約50万個・50tもの赤箱が作られているそうです!!すごい数~


これだけ手間暇かけて作られていますが赤箱1個100円とかなのでほんと安い!








最後に疑問に思ったことなど質問できる時間も設けていただきました






現在は台湾を中心にアジア圏で牛乳石鹸を販売されていることや、欧米の水では硬水なので、泡立ちが悪くなり日本での使用感と異なること。
元の原料が少し異なってしまうため、牛乳石鹸のボディソープは作れないこと。
香りの決定過程や包装の機械についてなど普段は知り得ない情報も色々と教えてくれましたよ~






ブロガーさんとの楽しい出会いもあり、素敵な1日になりました

Ameba Meister様、牛乳石鹸様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました





牛乳石鹸HP→こちら







































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