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自分にダメ出ししない!

自分にダメ出ししない!

今日は北九州市立大のまわしよみ新聞に参加したあと、
小倉でちょっと用事を済ませて…

帰りのバスで、、、発作起こしてしまいました…

昨日の天神は大丈夫だったのに、
今日は普段使いの路線バスで、、、
他に座席がいっぱい空いてたのに、おじさんが私の隣に。
と、私も見た目で性別を判断してるよねと自分を責めつつ、
やっぱり怖くなって、男性恐怖がぐわーっと出てきて、
息苦しくなって、、、震えが出てきて、、、、
やっぱり私を女性として扱ってもらうのは無理があるのかな、、、
と思いつつ…

男性がみんな悪い人なわけじゃないと頭では分かっていながら、
発作的にパニックを起こしてしまう。
男性が悪いわけじゃないのにと思ったら自分に刃を向けてしまう。
大半は男性と女性、生物学的性を受け入れて、男女愛し合い、
そうして子孫繁栄してきた。
だから男女が愛し合うことは素晴らしいことだと頭では分かってるのに、
性が分からない、特に、性行為と言うものに嫌悪感を持ってしまったり、
でも私もそうやって生まれてきたのに、、、
道行くカップルや家族連れにほほえましく思うのにつらくなって、、、
でもそのカップルが悪いわけじゃない、
そう思うとまた自分に刃を向けてしまい、、、

気がつけば、自分を責めてばかりいる。

女性として生きたいんだよと伝えながら、
なかなか理解されにくいことだよね、って思うと、
完全に女性の身体になれないのに、
女性って言うことに申し訳ないと思い、
結局、自分を責めてしまう…。

今日、友人が励ましてくれました。

負の連鎖に陥ってることも、トイレのことも、
身分証明書を見るとつらくなることも、
産みたい側なのに、と言う気持ちも、
男性恐怖で身体が拒絶反応してしまうことも、
つらい、苦しい、寂しい、死にたい、生きたい、
全部そのままでいい、
こんな風に思っちゃいけないと自分にダメ出ししない。

千裕さんは誰よりも世間の辛さ、居所のなさ、
自分を受け入れることの難しさを知っているからこそ、
誰よりも共感される、誰よりも特別で誰よりも素敵な、
誰よりも価値のある存在。
ダメな自分って思っても、
そんな自分でよし!って思ってあげる。

と。

みんな踏ん張って生きてるのに弱音を吐き、
完全に女性にはなれないから、我がままを言ってると
言われても、仕方ないのに、こんなにありがたい言葉を。

ありのままでいいじゃない!って言ってるのに、
性別に固執してる、矛盾した私。
自分に素直になったとき、こうありたいと思う自分があって、
でもそれは一筋縄ではいかなくて、
でも思いが強いからこそ、こだわってしまって。
中性で、とも思ったけど、私は気付いてしまったんです。
女性として生きたいんだ、って。
子供産みたい側なんだって。

妊娠中の友人のお腹を触らせてもらった時、
あり得ないって言われそうだけど、
自分のお腹がぴくっと動いたように感じるほど
嬉しくていとおしくて、そんな感覚、生まれて初めてだった。
改めて、私、お母さんになりたいんだって思った。

だから、トイレもお風呂もできる事なら女性として入りたい。
だけど、限界がある。
多目的トイレを使っても、やはり車椅子の方を
待たせてしまうかもと思うと、化粧直しまではできないし、
なので、パウダールームを使うことができて、
物凄く助かったし。

さすがに私一人で女湯には行けないけど、
この前のように、私を女性と思ってくれる人と貸切とかで
温泉に行けたら、着地点があるのかもしれない
と思いながらも、我がままを言ってるよね、と思ったり。

でも、受け止めるってそういうことなのかも。
だって、この身体はどうしようもないわけで、
付き合っていかないといけないし、
でも、男性として生きる事が死ぬほどつらくて、
自分に思いっきり素直になった時、
女性になりたいって思った。
女子力磨くために必死です!なんてことではなく、
ふしぎなもので、メイク、化粧をしてるのに、
どんどん素の自分になってる自分がいるんです。
逆にメイクを落としてお風呂に入る時に、仮面を
つけてる、そしてまたメイクする時に素の自分になっていく、
みたいな、変な感じです。
心底私は女性として生きたいんだと思います。
切なくてほろっと泣けるくらいに。
だからこそ生理がない身体も負い目になっちゃうんです。
生理がないうえに男性の身体を持っててそれで女性と
言うなんてなかなか理解しづらいですよね、ごめんなさいって。

そしたら、自分を責めてばかりになっちゃうから。

自分にダメ出ししない。

昨日も書いたように、自分のことをペラペラしゃべって
それで仕事だなんてふざけてると思われても仕方ない
のかもしれないけど、いろいろ仕事も探し、模索し、
今の自分の状態、発作、性別のこと、いろんなことを
考えた時、今の自分にできることを見つめるしかないんです。

こんな生き方もあるのか、、、
生きたサンプルになればいいと思うんです。
私でしか語れないことがきっとあり、それでもしかしたら
社会が何か動くかもしれないし、
私でしか奏でられないものがある。

今日、経済番組でこんな話がありました。
「人道的なことほどボランティアでは続いていかない」と。

まして自分の障害のこととか語って何になると
思われるかもしれないけど、伝えることで、見えない障害や
マイノリティのことを理解できなくても、そんな人がいて、
そう感じるんだ、と言う気づきになる。
気づきからやがて社会は少しずつ動き出す。
環境問題だって声を上げたからこその取り組み。
声を上げること。
私にできる事があってもそれで生きていけてなかったら、
結局、生きていけてないじゃない、ってなるけど、
生きていけてたら、ちひろさんもああやってどっこい生きてるし、
じゃあ私もって、思って頂けるかもしれない。

だから、この活動は営利ではないけど、仕事、なんです。

それに、趣味や片手間だったり、同情されたいだけだったら、
こんな空しいことはなくてみじめになるだけなので
むしろ語れない。
弱音を吐いてしまってるけど(笑)奥底には身勝手かも
しれないけど、物凄い使命感があるんです。
私と同じLGBTで、でも誰にも話せなくて抱え込んでて、
でも訴えたいことはいっぱいあって、それを代弁すると言うと
おこがましいけど、語れる人が語らなきゃって。
いじめやひきこもりもそうです。
LGBTの自殺企図は異性愛者の6倍と言われてる。
声出せる人が声出せば、声出せずにこの世から消えていく
人が減っていくと思う。

開き直りと言われると申し訳ないけど、
でも、自分にダメ出ししちゃ、沈むばかりだもんね。

申し訳ないと思いつつ、
女性になりたい私。
でも男性の身体を抱えているのも、
身分証明を見るのすら嫌になるのも、
ごめんなさいと思いながらも男性アレルギーになるのも、
生きたいと言う気持ちも、
この世から消えてしまいたいと思う気持ちも、
すべて、全て、抱きしめる。
死にたいと思う気持ちすらも、抱きしめる。

自分にダメ出ししない。

まだまだ一歩進んで二歩も三歩も下がってる私ですが、
笑顔の素敵な、どこまでも自分に素直にまっすぐに、
凛とした女性になりたい。

まだまだふつつかな娘です。

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