
【Lの軌跡143/7】●ライオンズを、子供を育てるように……
2015/4/5 14:16
観衆数 21734人 試合時間 2時間46分
123456789計安失ソフトバンク000100100270西武000000000043
○[ ソフトバンク ] スタンリッジ(2勝0敗0S)●[ 西武 ] 野上(1勝1敗0S)
きょうは野球を見る暇もないほど動き回ってましたが、
案の定ですね…。これじゃ開幕5連勝が台なしと
言いたくもなります。
なにがつらいって、ただでさえ福岡に住んでて福岡の球団を
応援しなんておかしいだの、なんといっても、鷹の聖地によそ者は
来るなと言う始末ですからね。でもそれ以上につらいのは、
ライオンズファンと言うと、物凄く憐れんだ目で、あんなよわっちい
チームのどこがいいの?あんなチームに魅力とかあるのか?
とまあえらく失礼なことを言われることです。
うちらは毎年優勝できるし、お金も持ってるから補強もできる、
羨ましいだろ、悔しかったらよわっちいライオンズなんかさっさと
捨てて、ホークス応援しろよ、それこそ昨日の工藤監督のように
「ざまあみろ」と言われたことだってあります。
あ、繰り返しお伝えしますが、私はホークス嫌いでもアンチでも
ありません。そんな余裕はどこにもありません。
男性恐怖と全く同じ、ホークスファンがみんな悪い人じゃないと
頭では分かってても、ホークスファンの子から、ホークスにとって
ライオンズは敵だ、敵は死んでほしいと思う、だからお前は死ね
と散々ぼこぼこにされ、やっと解放されて社会に出たら、今度は
ホークスファンに胸ぐらをつかまれた。しかも3度観戦して3度。
最後に襲われたのはわずか5年前…。
とはいえ、引きずるつもりはないし、日頃そんなことは記憶から
消し去られてても、ホークスの旗や歌を見聞きすると、急に
PTSDのようにフラッシュバックするのです。
いわば、ホークス恐怖症です。
ライオンズ、あんな弱小のどこに魅力があるのか、
あんな弱小球団を応援するとか、ばかじゃないのか、
これまで何度となくそう言われてきたけど、
ライオンズを応援することは「子育て」に似ているな、
と最近気づきました。
テストでどんなに0点を取ってきても、
どんなに悪そうしようと、一番頼れるのは親です。
親が何よりわが子を信じてあげなければ。
親が子供を愛するのは利害関係からですか?
いえ、きっと「無償の愛」なはず。
がんばってる人や、活躍してる人を応援することは
誰だってできる。
「がんばれ!」なんて無責任にいくらでも言えるかもしれない。
だけど、「がんばったね」、「がんばってるね」は、
がんばってる姿を認めてあげないと出てこない言葉。
近所のこの成長が速かったり、兄弟の間でも、
つい比べてしまうことがあるかもしれない。
なんでうちの子はまだこんなこともできないの、と
つい思ってしまうこともあるでしょう。
順調な時よりも、むしろ、つまずいてしまった時こそ、
一番頼れるのは、親なはず。
周りがどんなにその子の魅力を見つけられないにしても、
親は、その子の存在そのものが、いとおしい。
ライオンズがまさにそれなんです、
若い選手も多いので、こんなところでミスする?
ということもあります。
福岡の某球団のように、無敵の~なら誰でも注目する
でしょう。ましてや、資金も豊富です。
子育てで言えば、お金さえあれば、あれもしてやれる、
これもしてやれる、よその家庭を羨ましく思うこともあるかも
しれない。
だけど、「狭いながらも楽しい我が家~」という歌が
昔ありました。
お金はかけられないライオンズだけど、
手塩に育てることはできる。
確かに、巨人のV9を超える勢いの、常勝ライオンズ、
まさにライオンズこそ無敵の~だった時代を知ってれば、
知ってるほど、なんでこんなに落ちぶれたかな、と
思うこともあるかもしれないけど、それは、
「上の子はできがよかったのに…」と比較していることと
同じことかもしれない。
負け続ければ人は離れていくでしょう。
だけど、そんな時にこそ、いつもと変わらない熱い応援を
できる人こそ真のファン。
逆に、低迷してる時に支えてあげなくてどうするの。
いいときは人はちやほやする。
でもそれは表面的なことかもしれない。
お金さえあればあんな習い事もとかではなく、
よその子はあんなにできてるのに、
上の子はあんなにできたのに、
でもなく、
存在そのものを愛して育てていくのが、子育て。
ならば、たとえこれから残り136試合を全敗しようとも、
変わらない応援をできるのが真のファン。
今のライオンズを応援することは、
子育てに通じるところが色々ある気がしてきました。
比べない、あせらない。
私の住む北九州には子供を育てる10カ条というのが
あります。その中で…
子育ては 誉める・叱る・見守る・抱きしめる
ライオンズも、とにかくほめる、怒るのではなく、叱る。
見守る。そして、抱きしめるくらいの気持ちで愛を持って。
大切にしたい 物より体験
お金では買えない「体験」を とあります。
まさにライオンズのためにある言葉です。
お金があれば補強ができるでしょう。
でも無名の選手が育って花開く時、それは、物より体験です。
最後にちょっと皮算用してみましょう。
かつてナベQはこう言い放ちました。
2008年、優勝へのカウントダウンに入ったのに
連敗が続いた時のこと。
「こういうときのためにこれまで貯金してきたんだよ」
と。
そうです。人生何が起こるかわかりません。
突然の出費にも貯金があれば安心です。
ホークスに3タテもしされたとしても、開幕5連勝があったからこそ
それでも貯金生活です。
今季、143試合の戦い。
パリーグで対戦する5球団と各25試合、計125試合。
交流戦でセリーグ6球団と各3試合、計18試合。
総計143試合です。
いっそ、ホークスに全敗したとしましょう。25敗です。
でも残り4球団に2勝1敗ペースで行けば、
各球団25回当たるので、3連戦に当てはめ、
きりがいいように24とすると、
3連戦2勝1敗ペース×8=16勝8敗。
ひとつ落として16勝9敗。
悪目で計算しましょう。
それに4球団ですから、64勝36敗にホークス全敗分を足して、
64勝61敗。
そして交流戦も2勝1敗ペースで行きましょう。
×6=12勝6敗。
トータル、76勝67敗。貯金9。
ホークス戦25試合全敗してこの数字。
ホークスから4つもし勝てれば、
80勝の大台です。
つまり、ホークスに全敗する代わりに、残りの球団には勝ち越し、
2勝1敗ペースで行けば、ホークスに全敗しても優勝できます。
負けが込む時に取り崩せるだけの貯金をしておきましょう。
3連敗しても貯金生活は立派なもんです。
ちぐはぐにさえならなければ、
走れる秋山がいて、まさに匠の技が光る栗山、
浅村、中村、メヒア、森までホームランを期待できます。
だけど、一番大事なのは、そりゃ勝つに越したことはないけど、
勝ってるから応援するんじゃないんです。
負けてる時こそ応援が必要なんです。利害関係じゃあないんです。
といっても、野球観戦にお金払うじゃないか、
と言われるかもしれません。
確かに、お金払ってるんだからみっともない姿を見せるなよと
言いたくなるかもしれませんが、我が子に置き換えてみれば、
かわいいわが子にお金をかけることを惜しむ人は
あまりいないでしょう。
大切なお金、かわいいわが子のために使いたいと思うことでしょう。
とはいえ庶民ですから、いくらでもお金かけられるわけではないけど、
少なくとも私は、お金返せ!と思ったことはありません。
まだわが子に「お金返せ!」というようなものかもしれません。
見返りを求めない無償の愛。
だから、どんなによその子がよく見えても、上の子がよく見えても、
決して比較しない。この子はこの子の人生。
無条件で、この子を愛しているから。
無条件で、ライオンズを愛しているから。
どんなによその子が、大金を果たいてスターをそろえようと、
どんなに上の子が、つまり、かつてのライオンズと比較して、
あの頃は強かったのに、今の、なんて思わず、
ありのままを愛する。
福岡ライオンズ女子会は、かわいく、おしゃれに、母心を持って。
ま、無敵の~の福岡の人にしてみれば、
負け獅子の遠吠えとしか思ってくれないんでしょうけどね。
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