
イヴ・サンローラン・ボーテから3月6日発売、タン アンクル ド ポーを一足早くお試しさせて頂きました。
タン アンクル ド ポーの特徴は、リキッドから肌の上でパウダー状に変化する「リキッド トゥ パウダー フォーミュラ」。すっと肌にしみこみ気化、色素だけをきれいに残すインクのようなメカニズムを実現しています。
「進化し続けるファンデーションは、新しいものほどイイ。」美容ライターの間では定説だそうですが、この名言を実感してしまいました。
リキッドの不快感を解消。
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まず、表示ラベルから。海外ラグジュアリーブランドのわりにゴチャゴチャしていません。一見するとシンプルに思える処方で、ファンデーションとしての機能性に徹した感じ。

ジメチコンに揮発性オイル、変性アルコールにピグメント。基本的な構造はラスティングファンデーションのようですが、使ってみると被膜感がない。まるで空気をいっぱいに含んだ、コットンの様に軽い肌触りです。その秘密は、従来型のラスティング向上成分を使っていないから。
粉体にも秘密アリ。水を弾きサラサラとした滑りを与えるクロスポリマーや、超多孔性粒子を採用。乾燥を防ぎつつ皮脂を吸収し、毛穴や小じわへソフトフォーカス効果を付与します。
他にも、ラベル表示からは解らないさじ加減がありそう。排除の発想から撥水・撥油性をコントロールし、ストレスの無い使い心地を実現しているようです。
ひとつ申し上げるなら変性アルコールが前の方にきています。激しい乾燥肌や、エタノールに弱い方はサンプルでお試しを。テリハボク種子油はタマヌオイルのこと、ベンジルアルコールは多くの精油中に含まれる芳香族アルコールです。これらは防腐効果を持っており、パラベン回避の工夫が見えます。
お化粧持ち良好、崩れてもきれい。
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アプリケーターはインクにちなみ、ペン先をモチーフに。色はB20、黄色っぽい私にはやや赤く感じました。

仕上がりはマットでふんわりした感じ、まるでフェイスパウダーをかけたみたいです。シミ、毛穴はよく隠れましたね、カバー力は合格です。
なにより、つけ心地が軽くて大変気に入りました。ホントにパウダリーみたいなんだもの。お化粧持ちも良くてテカテカしにくい、崩れ方もきれいです。春夏に大活躍しそうな予感です。
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