
人気の銀座ランチ、近畿大学水産研究所 銀座店に行ってきました。
近大卒の魚と紀州の恵みランチです。
日比谷駅、有楽町駅、銀座駅からアクセスのよいコリドー街の2階にあります。
お店の外と中(椅子あり)に行列ができていましたが、ほどなく入れました。
海洋を思わせるインテリアです。
お昼の予約は近大寿司花籠ご膳と近大季節会席~耕~のみ予約することができます。
個室や半個室も完備しているので、会食にもおすすめです。
注文したのは近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼。
「近大卒」のエリートなまぐろの赤身と中トロに、その日の選抜鮮魚はぶり、まだい、かんぱち、シマアジでした。
日替わりの小鉢とお味噌汁がついてきます。
お店の人から「すべて養殖です」という?明がありました。
1970年に研究を開始、完全養殖を2002年に達成するまで32年の歳月をかけたこだわりがあってこそです。
鮮やかで美しい身が並んでいます。
普段じつは丼やお弁当に入っているお米がそこまで好きではないのですが、丼にはいっていたお米は見た目も美しいうえ、ひとくち食べて美味しさにびっくりしました。
お店の方にお伺いしたところ、お米は金芽米を使っているそうです。
テーブルにあった冊子によると、精米方法に秘密があるようです。
栄養や旨味成分がつまった、「亜糊粉層(あこふんそう)」を残し、流れてしまわない無洗米にしているすごいお米だったらしいです。
金芽米はビタミンB1・Eが白米の約2倍、食物繊維が約1.5倍、マルトースは約60倍、オリゴ糖は約12倍と、通常のお米よりも美人になれそうです。
最近はお米を食べても太らないというデータがあり、積極的に金芽米をこれからもチョイスしたいと思いました。
日替わりの小鉢はぶり、まだい、かんぱち、シマアジをすり身にしたもの。
出汁がひいてあり、外が香ばしくてふわふわです。
お味噌汁は赤だしで、つみれ、わかめ、みつばが入っていました。
近大マグロと選抜鮮魚の海鮮丼にはたまご、かいわれ、きゅうり、ガリがのっていて、お魚の下には細かくきざんだ海苔と青じそがひかれています。
丼というよりは、お箸でつくるお寿司感覚。
養殖のピュアな味わいのお魚を、金芽米が受け止めて表情豊かにします。
お米本来の味わいがあるのに、玄米のような独特のくせがなくて1粒1粒が美しい。
「銀シャリ」というのは本来こうあるべきなのではないか、という感じです。
まぐろやブリだけで食べるよりも、金芽米をくるんと巻いて食べるほうがお魚の味がぐんと引き立つのです。
お魚ももちろんおいしかったのですが、すっかりお米党になってしまいそうな、美味しい紀州の恵みに出会えた嬉しいランチでした。
【お店情報】 近畿大学 水産研究所 銀座店 (キンキダイガクスイサンケンキュウショ ギンザテン)
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13163056/
ぐるなび:http://r.gnavi.co.jp/2j8uyf5z0000/
住所:東京都中央区銀座6-2 東京高速道路山下ビル 2F
電話:03-6228-5863
〓ゆうき〓














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