5342views

バシャバシャ→つるっ、ぴた。変化が 見事な新作ファンデで毛穴レス肌に

バシャバシャ→つるっ、ぴた。変化が 見事な新作ファンデで毛穴レス肌に

正直な話、毎シーズン「ファンデーションの進化がすごい」って記事を書いてきたけど、今年は本当にすごい! だって、バシャバシャっとした水状のファンデが、肌に伸ばすとつるつるっとした薄い膜状になり、まるで肌と一体化するようにぴたっと密着。この仕上がり感、シフォンやオーガンジーみたいな薄布ではなく、もはやネイルカラーや、レオタードなどに使用されているポリエステルのストレッチ素材(いい意味で使っています)みたい! 毛穴やキメが、それはもう見事に均されたように補正され、むきタマゴ肌のよう。塗っている感がまったくなく軽いのに、色みの補正効果も高く、時間が経ってもほとんど崩れない! みずみずしいしっとり感も持続する、と、本当にいいことづくめなんです。

そんな今年の進化系ファンデの一つが、パルファン・クリスチャン・ディオールの『ディオールスキン ヌード エアー フルイド』。毛穴を防ぐタルクをいっさい使わず、揮発性オイルをたっぷり使ったフレッシュな処方。“ヌード”というネーミングを裏切らない薄く軽やかなつけ心地で、モード感あふれる洗練された印象に仕上がるのがいい感じ。あまりにバシャバシャしているので、つけるとき、うっかりすると指の間からこぼれてしまいそうになるほど。それなのに、肌にまとった感じはしっとりみずみずしい、と、いい意味で裏切られます。

もう一つ、今年らしいファンデが、イヴ・サンローラン・ボーテ の『タンアンクル ド ポー』。こちらの方が、少しとろっとしたリキッド状です。だけど、肌に伸ばすと水のようにさらっとしたライトな質感に変化。聞けば、文字を書いたとたん水分が気化し、色素だけが紙上に残るインクの発想をヒントに開発されたそうで、そういわれてみると確かにそんな感じ。肌という土台を、美しい肌色に染めたような新感覚のテクスチャーです。

先日も友人から「今年、どのファンデーションを買ったらいい?」と聞かれたので、この二つを推薦しておきました。「テクニックなしでキレイに仕上がる機能性もすごいけど、仕上がりの質感がトレンドっぽいの」と。そうなんですよ~。肌の質感って、思いのほか時代性を感じさせてしまうもの。カバー力やメーク持ちを追求するがあまり、厚塗りっぽく仕上がると古くさくなってしまうし、テカテカしすぎていると安っぽくて。また、白塗りすぎるとフォーマルな印象に見えがち。その点、この二つの新作ファンデは、カバー力も持続力もありながら、つるっ、ぴたっ、とした軽快さとこなれたニュアンスもあり、今年らしさ満点。おしゃれを演出するなら、まず肌から! そんな二つの新作ファンデーションです。


パルファン・クリスチャン・ディオール
ディオールスキン ヌード エアー フルイド SPF25/PA++ 全4色 各30mL ¥6,300

タンアンクル ド ポー SPF18/PA+++ 全7色 25mL ¥6,500イヴ・サンローラン・ボーテ

このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

メイクアップ カテゴリの最新ブログ

メイクアップのブログをもっとみる