
イギリス人俳優とコメディアンの男性ふたりがイタリアを車で
旅するロードムービー「イタリアは呼んでいる」を見てきました。
バイロンやシェリーの詩などが引用されたり、人生の曲がり角に
来ているふたりの不安や決意などが垣間見れるシリアスな
部分もあるけれど、全体的にはふたりのたわいもない会話・
物まねを延々と聞かされるだけ(笑)
と言っても、見ているこちらも一緒に旅している気分で「全く
このふたりはいい年してどうしようもないわね~」と思いながら
そのぐだぐだなくだらない会話を一緒になって笑っちゃう感じ。
ジョークはいかにもなイギリス的だし、ヒュー・グラントや歴代
007などイギリスやアメリカの有名俳優やキャスターなどの
物まねのオンパレードなので、その辺がわからないと存分には
楽しめないかも。
私がわかったのは物まねの半分くらい、夫なんてゴッド
ファーザーがらみしかわからなかったと言ってました。それでも
ガラスの中のミイラとの会話とかDJ、司会者の真似とか雰囲気で
笑える物まねもあるから大笑いしてました。あとホーキンス博士
がらみのブラックジョークも。
イタリアの美味しそうなお料理と素晴らしい景色はあくまでも
脇役。美味しいお料理を前に延々とくだらない話をしていると
「パスタが伸びちゃう!早く食べて~!」と思っちゃったほど
当然のことながら観終わった後は、本物のイタリアンが食べたく
なり、Bunkamuraから広尾までタクシー飛ばしちゃいました
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