
少し離れたいつもよりも大きな川へ行ったお話の続きです
そこは、こんなふうに釣りなんかも楽しめるところで
とても広い河原があります
さて
突然ですが、ここで問題です!
本日の主役のコチドリさんが↓写真にいるのですが
いったいどこにいるかわかりますか?
正解はこの記事の最後にお話ししますネ
河原へ降りたものの
「あれ...鳥さん 全然いないじゃん」
って感じだったのです...
(正しくは「全然見つけられないじゃん」ですが...)
いるのは空高く飛んでいる猛禽さんだけ
怖いですよ
捕まったらお腹を空かしているヒナが待っている巣に
連れていかれちゃいますよ...(colorkoは重量オーバーですけど)
なんてことを思っていると
急に目の前を鳥さんが横切って
少し離れた場所に着地して
すごい勢いでバタバタしてる!
レンズでのぞくと
あっ!コチドリさんだ!
えっ?えっ?どうしたの?
初めはカップルでラブラブしてるのかと思いましたが
よく見ると1羽しかいません
え”- 怪我しちゃってるのかもー
釣り糸が絡まったとか
何かに襲われたとか?
う~ん...
確かにバタバタしてますよねぇ
でもねぇ
すごくバタバタしてるわりに
パニクッってないんですよ目が!
目が冷静なのです
鳥がパニックになったら
あなたそんなもんじゃないでしょ(まろんで嫌ってほど経験してますもん)
チラッチラッてこっちを確認してるし...
そこでピン!ときましたよ
なるほど『擬傷』ですね
何十年も前にTVで一度だけ『擬傷』を見て
親鳥の愛ってすごいなぁと
強烈に印象に残りました
まさか自分にされるとは思ってもいませんでしたが...
『擬傷』は
地上に巣を作る鳥さんがヒナや卵を守るために親鳥が自分に注意を向け遠ざけるよう
離れた場所で羽を広げてバタバタと傷ついたふりをする行為です
たぶんcolorkoがいた近くにヒナか卵があったのでしょう
小さくて可愛いヒナや卵はもちろん見たかったですが
こんな必死の演技に騙されないわけにはいきませんよね
足元に注意しながら騙されたふりをして
バタバタしている方へ少しづつ歩いて行きましたよ
そうしたら
しばらく歩いたところで
たぶんヒナかたまごから遠くなったのでしょう
案の定、サッと飛んで逃げました
はい さようなら...お疲れ様です
コチドリさんがいることが分かったので
更に注意深く観察してみると
実はあちらこちらに結構たくさんいることがわかりました
(コチドリさんの大きさに目が慣れたともいう)
飛んでいたり歩いていれば少しは分かりやすいですが
うずくまっていたら本当に石と見分けがつきません
太い黄色のアイリングがチャームポイントで
なんともいえない可愛らしさです
正面顔も可愛い!
目が大きくてなんか親近感あふれる色合いだし
(ちょっとまろんのパイドに似てるかも?)スミマセン 親ばかは治りませんね
さて問題ですが
コチドリさんは見つかりましたか?
正解はここ(赤い丸の中)でした~
今回のことがありましたので
低い位置で鳥さんが飛んでいる時や
一見、鳥さんが見えなくても
これからは河原に降りる時には
今まで以上に足元に気を付けて
ヒナやたまごを傷つけないようにしようと思います















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