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旅市の岩手県花巻1人旅(花巻観光)

旅市の岩手県花巻1人旅(花巻観光)



1月は沖縄旅行に2回も出かけましたが、2月に入って今度は岩手県の花巻に1人旅に出かけてきました



今回は、JR東日本の「旅市(たびいち)
」というパッケージプラン

東日本エリアを中心に、風土・文化・歴史・産業・食などその土地本来の魅力を地域に住んでいる方々が提案し、触れあいを通じて実感できる体験型・参加型の旅行商品です



私は、2/11~12の1泊2日で「宮澤賢治の愛した理想郷 花巻にふれる
」のコースに参加

新幹線・観光タクシー・宿泊・食事・現地体験がすべて込みで、冬季は27,600~29,500円(大人1人)です

嬉しいことに土日も同料金、1人から申し込めるので、私のような1人旅好きの独身OLには最適のツアーです






東北新幹線やまびこ53号で新花巻駅に下車すると、旅市のボードを持った観光タクシーの運転手さんが出迎えてくれます

この日は私1人きりでしたが、相乗り観光タクシーなので他のグループと一緒になることもあるようです



運転手さんはとてもフレンドリーで、旅市ガイドとして花巻の歴史や現在などを話してくれます

岩手県は震災で海岸沿いは大変だったそうですが、花巻は内陸なので難を免れたとのことでした






到着はお昼だったので、まずは「金婚亭
」でランチから



入口では花巻伝統の鹿踊り(ししおどり)が歓迎してくれました

2/11はちょうどわんこそば大会もあったようで、岩手の文化を感じられる1日です






花巻市は雑穀生産量日本一だそうで、旅市雑穀御膳として雑穀メニューをいただききました



内容は、焼き魚・から揚げ・煮物・ホタテのグラタン・ひっつみ・古代米ごはん・香の物

すいとんは、岩手では「ひっつみ」と言うそうです






そして、ランチでいただいた花巻銘産品の金婚漬を自分で実際に作る体験メニューも旅市ならでは

金婚亭では、金婚漬をすべて手作りしているそうです



ニンジン・ゴボウ・瓜・シソをワカメで巻き、それを瓜に詰めたものが金婚漬

どれだけワカメをきつく巻いて中身を細くできるかがポイントで、出来あがったものは金太郎飴のように輪切りにしていただきます






先生にたくさん手伝っていただきながら、10分ほどで完成

切れ端を食べましたが、自分で作った金婚漬はさらにおいしく感じます



完成品はお土産にでき、真空パックに加工して宿泊ホテルまで届けてもらえます

旅行に行くと家族へのお土産はお菓子ばかりなので、珍しい漬物は喜ばれそうです






続いて、「宮沢賢治記念館
」へ



花巻出身の宮沢賢治をめぐる環境・信仰・科学・芸術・農村・総合資料の展示から成り、写真やパネル約400点とビデオなどで賢治の世界に親しむことができる場所です






宮沢賢治と言えば童話作家として有名ですが、その他にも科学や天文学や農業など多彩な知識があったことを知りました



賢治が花巻を「イーハトーブ(理想郷)」と称したのは有名な話

私は中学受験でさんざん宮沢賢治作品の設問を解いていたので、何だか懐かしかったです






記念館駐車場の反対側には、「山猫軒
」があります



これは、『注文の多い料理店』に登場するレストラン

イメージにぴったりの外観で、実際に中で食事もできます






「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」「ことに肥った方や若いお方は大歓迎いたします」の有名な看板も再現されていました



今回は旅市のプラン外だったのですが、いつか中でお食事してみたいです






タクシーで少し走って花巻温泉郷へ行き、「大沢温泉 山水閣
」へ

宮沢賢治がお父さんとよく訪れた温泉だそうで、学生時代に悪ふざけをして水車を止めたなどの逸話も残っています



旅市ではあまり時間制限などは細かく言われず、大好きな温泉もゆっくり入ってOK

入浴料は旅市プランに含まれていますが、貸しバスタオルは100円でした

脱衣場に鍵付きロッカーがないので貴重品はフロントで預かってくれますが、これが後々大変なことになるとは…






山水閣は、内湯の豊沢の湯・薬師の湯、女性用露天風呂のかわべの湯、混浴露天風呂の大沢の湯、離れの南部の湯という複数の温泉(アルカリ性単純泉)から成っており、それぞれの移動は洋服を着て歩いて動きます



写真は混浴露天の大沢の湯で、私は離れ以外のお風呂はすべて制覇しました

せっかく来たので人がいても混浴露天に入るつもりでしたが、運のいいことに誰もいなかったのでゆっくりお湯に浸かれました



が、川の対岸や橋の通行人からは丸見えだったと思います

大沢の湯に入ったことを観光タクシーの運転手さんに話したら、案の定驚かれました






最後は、東和町にある「佐々長醸造
」へ

明治39年に花巻市で創業し、早池峰霊水仕込みの味噌や醤油を醸造しています



こだわりの製法で丹念に作られている味噌・醤油・麺つゆなどの工場見学をさせてもらいます

このお店は数年前に日経新聞(NIKKEIプラス1)のランキング1位になったことがあり、著名人のファンも多いそうです






明治時代に作られた杉樽が40本も並ぶ味噌蔵は圧巻です

この発酵過程ではベートーヴェンの交響曲「田園」を24時間聞かせているとのことでした



音楽を聞かせることで酵母が活性化して熟成が高まり、旨みが増すとか

都内デパートにも置いてあるとのことで、せっかくのご縁なので見かけたらベートーヴェンの味を試してみたいと思います







ブログネタ:


睡眠必須なので眠いほうが無理

花巻の氷点下の気温も、覚悟していたのでさほど寒く感じませんでした




 今日は何位?

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