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素材に手をかけより極上に仕上げる~*とやまブランドPRイベント* 「とやま極上物語・1」…

素材に手をかけより極上に仕上げる~*とやまブランドPRイベント* 「とやま極上物語・1」…



越中・富山。
アクセスとしましては、東京からは電車で約3時間、飛行機なら1時間と意外と近距離です。
標高3000メートル級の立山連峰と水深1000メートルを越す深海の富山湾、その高低差が4000メートルというダイナミックな地形に恵まれ、ゆえに海の幸・山の幸といった自然に恵まれた食どころ。
あわせて古くから巧妙なものづくり技術も息づき、歴史と伝統文化との融合も素晴らしいのが富山です。
今は雪深く、銀世界に包まれているんでしょうか・・・
北陸の中央に位置するそんな富山県は、人口約110万人。
なんと持ち家含有率日本一。“くらしたい国、富山”と言われるほど、暮らしやすいのだとか。
名水100選に全国でも最多の8ヶ所が選ばれるほど、水が豊かでおいしいことでも知られています。
私も旅行で行きましたが、人生で一番おいしいコーヒーを飲んだのが、富山の全日空ホテル(当時)のラウンジ(笑)
あまりにもおいしくて、なぜかを聞いたところ、富山の水の美味しさを教えていただいたのです。
水のおいしいところはお米も野菜も魚もお酒もなにもかもがおいしい。



そんな優れた特産品をご紹介してくれるイベントが、“八芳園”の「ニュイ」で開催され、ブログスカウト様よりご招待を受け行ってまいりました。
なんといっても私は海鮮に目がなく、自分でさばいてもいいからより新鮮で美味な魚を食べたいと、市場や漁港を求め旅をすることもしばしば・・・。
実はお刺身の中で一番好きなのが、カンパチとブリ(笑)。
ブリの漁獲地で有名な富山県さんが自信を持って誇る極上イベント、前回のキトキトフェアに行かれた方のおいしそ~なレポートを見て垂涎ものだった!と言うことで、とーっても楽しみにうかがいましたよん♪


  
   




さて今回ご紹介する「富山県推奨とやまブランド」は、農水産物・加工品・工芸品など厳正な審査を経て認定されたもの。
現在では、農林水産部門で、ます寿司、とやまのチューリップ、富山干柿、大門素麺、富山湾のブリ、富山湾のシロエビ、富山湾産ホタルイカの7品目と、ものづくり部門で、癒し系ロボット・パロ、ウォータージェットマシン、井波彫刻品、高岡銅器の4品目が定められています。

そして「富山県推奨とやまブランド」に向けて取り組んでいるいくつかの県産品は、「明日のとやまブランド」として、育成や後方支援を受けているそうです。



また、おみやげプロジェクトとして、「越中富山 幸のこわけ」ブランドがあり、こちらは女性のプロジェクトチームが女性ならではの視点で開発された富山みやげのラインナップなのだそう。
日本テレビ「シューイチ」の2012年トレンド大予測SPでも、第2位に選ばれた注目株です。
実際飾られているのを見ましたが、まとまっていて可愛らしいの♪
複数の企業の商品をおすそわけ感覚でちょこっとずつ個包装にしてあり、現在22商品の品揃えです。
包装も統一感あっておしゃれだなと思ったら、昨年度のグッドデザイン賞も受賞されていましたよ
中身はというと、ほたるいかの燻製や細工かまぼこの鮮やかな福わけ鯛など、確かに会社へのおみやげなんかにも最適なのだけど、食べきりサイズなので自分用、味見にもばっちりな一品です。
考えるのも作るのも売るのも楽しそうな、「越中富山 幸のこわけ」。
私もアイデアを出してみたいと思っちゃったほど(笑)!
富山空港や富山駅をはじめ主要ホテルなど富山県内10箇所、またエキュート東京でも買うことができます。



さて、始まります とやまブランドPRイベント「とやま極上物語」、
まずは富山県の石井隆一知事から、主催者ご挨拶ととやまブランド概要のお話をうかがってからお食事はスタート。



乾杯は、地酒 「成政 雄山錦 純米しぼりたて」。

  

日本酒度+2、アルコ-ル度16~17%。
炭酸入りでシュワシュワと酸味が爽やか、フルーティーで飲みやすい濁り酒です。濁りでスパークリングって珍しいね。
冷えていておいしかったのでお替りしちゃった♪
あとから同じテーブルの方がおっしゃっていたのですが、限定生産の貴重なものだそうですよ~



続きまして、富山の美食をお披露目  お料理のご案内をしますね。



御口はじめ 越中富山・幸のこわけより 「薄氷」





砂糖菓子を薄く板状にした姿はまさに薄氷。ネーミングが美しいです。
和三盆特有の奥ゆかしい甘さをパリパリといただきます。



ワンプレートに盛られた、前菜4品。



富山県推奨とやまブランドより 「蛍烏賊(ほたるいか)香草焼き」
ふくふくと小太りなホタルイカを香草バターで香ばしく炒め、脂が乗った頭と濃いワタも奥深い風味。
小ぶりな体にぎゅっとイカのエキスが詰め込まれ、噛むごとに旨みがじゅわわっと広がります。
函館で生け簀のイカ釣りをしたんですが、そのヒットの手応えがもう嬉しくて・・・今一番私が釣りたいと思ってるのが実はイカ(笑)。
漁も見たいくらいです。





でもホタルイカの生態のメカニズムって謎で、実のところいまだ解明されていないそうなんです。
産卵で深海から海面へと真夜中に浮遊するさまは、得も言われぬ幻想的なイルミネーションで、国の特別天然記念物に指定されているほど。
新月をバックに青い光が列をなす幻想的な姿・・・  
ぜひ一度見てみた~い! 写真に収められたら感動するでしょうね



こちらは 富山県推奨とやまブランド 「大門素麺(おおかどそうめん)冷製梅おろし」

梅のしみ込んだ大根おろしと大葉がさっぱりとしたアクセントです。
大門素麺は普通のそうめんのように乾燥させて仕上げるのではなく、半乾きの状態で一度丸く曲げたあと、そこから10日間もかけてていねいに本乾燥させる手の込んだもの。
富山のお母さんたちが手作業で、天日干しをする風景は大寒の風物詩だそうで、白く細い麺が風にたなびくさまはさぞや美しいだろうなぁと想像できます。
粘り強いコシの麺は細いけどあなどるながれ(笑)、すぐには噛み切れないよ~。



そして有名な 富山県推奨とやまブランド 「ます寿司」

駅弁でも大人気、ます寿司の由来は将軍家の献上料理が前身ですって。
こちらのます寿司はまるでスイーツのような胸きゅんな風貌です。カワイイー。
ます寿司、初めていただきましたがちっとも生臭さはありません。秘伝の調味料に漬け込んだ柔らかな鱒の身は、軽い酸味とまろやかな甘みがふわっと広がって、ピクルスにしたパプリカの固めの食感ともバッチリ。
こんないおいしいのになぜ今まで食べなかったんだとちょっと後悔したりもして・・・☆



越中富山・幸のこわけ 「山の幸 昆布じめ」
山菜のシャキシャキした歯応えに米将軍としてはご飯がほしくなりました(笑)。

  

他の地酒もいただきながら・・・お料理は進みます♪



メイン料理3品は“八芳園” 和食調理長の高槻直樹シェフ特製の、見目麗しい3品。



富山県推奨とやまブランド 「寒鰤(かんぶり)と冬野菜金糸巻味噌風味たれ掛け」



表面を軽く炙ったカンブリと、ボイル?された人参と蕪が薄皮の金糸卵にレッツ巻き巻き。
シェフいわく、暖流と寒流がぶつかるいい海流で育ったブリを、火を通さず生の食感を大事にしながら炙りで~とのこと。
上品で奥ゆかしいお味でしたが・・・・・・・・・・・・・・・
ああ、ごめんなさい! キトキトな生で! できればダイレクトに刺身やぶりしゃぶでいただきたかった!!



富山県推奨とやまブランド 「海老のエキスと味噌のリゾットに網にからめた白海老のフリット」



海の宝石と呼ばれるシロエビを贅沢にもちい、海老のエキスと味噌のエキスが・・・・千切りの・・・・・・
ああ、こちらもできればお刺身で・・・(以下略)!!
香ばしいシロエビは殻が薄く、シャリシャリと美味。
ああ、香ばしくておいしい・・・
そういえば富山では30~40軒の鮨屋さんが協定し、富山湾寿司という銘柄の富山産の海の幸のお鮨ブランドもあるそうですよ。おいしそう!


ちなみに体長6~7センチ、水揚げされたばかり新鮮なシロエビはこんなに美しい半透明なからだをしています。
き、きれ~~い・・・・・ 
まるでオパールのような輝き・・・。富山湾の宝石と喩えられるのがうなずけます。
深い深い、深海の域にのみ生息するシロエビは、実はなかなか漁獲できない幻の海老。
最深部が水深1200メートルにも及ぶ富山湾だからこそ、そして富山の漁師さんたちの知恵と経験のなせるワザで、そうして宝石のように珍重されるシロエビが食卓へ上るわけですね。
感慨深い~



さてデザートは、富山県推奨とやまブランド 「富山干柿のタルト」

富山の三社柿(さんじゃがき)は大きなものは10センチにもなるという大玉の柿です。
タルトを食べてみると、この柿ってば肉厚で濃厚。しかもあとを引く甘さで、弾力が特徴的です。
手もみで優しく糖分を行き渡らせた富山のお母さんの思いも詰まっている干柿、ビタミンやタンニンも豊富みたいで、高血圧の予防にもなるそうですよ。
お、これは食べなくっちゃ!
柿の甘い衣を、さくさくのタルト生地をからめてからめていただきました。
結構1個でお腹いっぱいになる贅沢なスイーツです(;^_^A



もちろん富山の名水も。



地図で見ると、富山は日本の真ん中だね。初めて気付きました。
そうそう、会の始めで石井知事がおっしゃってました。
“あと3年で金沢まで北陸新幹線が開通すると、みんな富山を素通りしちゃって見向きもしなくなるんじゃないか”と・・・。

――― そうでしょうか。

昔ながらの伝統と手仕事にこだわり、受け継がれてきた美味はやはりそこに行ってまでしても食べたくなる逸品。
地産地消で旬のもの、女性に嬉しいという才色兼備な“富山薬膳”だって、今回紹介されなかったけど興味深いものの一つでした。
富山城の石垣なんかも積み方がいろいろあって私には気になる材料。

写真やネットで見ただけではわからない、そんな魅力がきっとどこにもあるのです。

風を感じ、水を味わい、風土に触れ、地のひとと語らう。
それでこそ旅は、物語は完結するものだ―――、と私は思います。



各テーブルの上にも一輪挿しの素敵なピンクのチューリップと、蝶のクラフトペーパーが飾られていて可愛らしかったんですが、出口にもたくさんのチューリップが飾られていました。

富山の砺波地域はチューリップの世界的な産地なんですね
雪が多いことが逆に地中の球根を適温で大事にまもり、大地が母となって胎内で育てるように球根を熟させ、また授乳のように豊かな水を与えるからこそ美しいチューリップが育つそうです。
今までファンシーで洋風なイメージのチューリップでしたが、出口に活けられた姿を見ると、和風でおしとやか。楚々とした着物美人のような立ち居振る舞いにふしぎと見えてきます。
一面に咲き誇るさまはさぞかし息を呑むようでしょう。
20メートルもの高さの雪壁が見事な雪の大谷は4/12オープンだそうです。
黒部ダムや落差日本一と言うすばらしい景観の称名滝、ミシュラングリーンガイドジャポンで三ッ星と評価を受けた、世界文化遺産 五箇山集落、前田利長の菩提寺・国宝瑞龍寺。
――― と見所はたくさん。
あらららら~
富山の極上物語を完結させるには富山に行くのが一番なようですよ・・・(;´▽`A``





























































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