
続・EMとわたし。
2012/3/7 22:02
今回はご質問の多かった活性液の作り方と、使用濃度について書いてみようと思います。
・原液 vs 活性液
市販されているEMを原液、原液を自分で培養したものを活性液と言います。
EMのメーカーさんは、原液そのものよりも活性液を作って使うことを推奨しています。
その理由は二つあります。
ひとつは経済的であること。
50mlの原液から2リットルの活性液が作れるのですから、コスパの良さは半端ではありません。
そしてもうひとつ。原液よりも活性液のほうがパワーが高いのです。
原液のEMは市販するに当たって、菌を休眠状態にしています。でないと、発酵が進んでボトルが破裂してしまいますので^^;
原液を使うと、休眠から醒める→効き目を現す、というふうに効いてきます。
一方、活性液は菌が目覚めていますので、すぐに効果が出ます。
・活性液の作り方・あるきめです流
活性液作りの主流は米のとぎ汁を使う方法ですが、ぬか漬けのような匂いになるので、わたしは黒砂糖で作っています。これだとほのかなオレンジの香りになります。
ペットボトル入りのミネラルウォーター 2リットル
EMW 50ml
黒砂糖 50g
天然塩 5g
1)ミネラルウォーターを100mlぐらい、別の容器に移しておきます。
2)ミネラルウォーターの半分を鍋に入れ、加熱して黒砂糖と天然塩を溶かします。
3)2をボトルに戻します。水温が40度ぐらいだと理想です。
4)EMWを加えます。
5)ボトルの上部に3~5cmぐらいの空間ができるように、1をボトルに戻します。
6)今の季節であれば、コタツの中や暖房器具の傍などの暖かい場所におきます(理想は40度)。時々、日光浴させます。
7)1日1回、蓋を開けて匂いを確かめ、空気を抜きます。吹き出すことがありますので、蓋はゆっくり開けましょう。
8)約2週間で出来上がり^^
・濃度について
EMの達人な方々のサイトを読ませていただくと、みなさん「100倍でも1000倍でも効果に差がない」とおっしゃっているんですね。
最初はそのアバウトさにかなりビックリしましたが、だんだん理由がわかってきました。
どうやらEMには、人口密度ならぬ菌体密度が下がると元気になる性質があるらしいのです。
100倍希釈液のパワー =普通に元気なEM菌 ×菌の数が多い
1000倍希釈液のパワー =もの凄く元気なEM菌 ×菌の数が少ない
∴ 100倍希釈液のパワー = 1000倍希釈液のパワー
ただし、菌のパワー以外のことについては、配慮が必要です。
活性液には糖分やアミノ酸が豊富に含まれています。
環境浄化や消臭を目的に家中にスプレーする場合、数回であれば50倍でも大丈夫ですが、連日するなら1000倍ぐらいにしないと壁やカーテンがカビてしまいます。
逆に化粧水として使うなら、糖やアミノ酸の保湿力を生かすために、あまり薄めない方が良いです。
・化粧水としてのEM
EMは酸性で、pHは3.5ぐらいです。
ちなみに、レモン果汁や酸性化粧水の代表・れんげのpHは2~3、クエン酸リンスのpHは2.7です。
検索してみると、薄めずに使っておられる方もいますが、刺激になる可能性もあるので、肌に合わせるのが安心だと思います。
わたしは洗顔に使う時は3倍ぐらいに薄め、すすがずに水気を取ってから保湿しています。
興味深かったのが、敏感肌の方が「クエン酸は沁みたけれど、本醸造の酢やEMは沁みなかった。発酵の不思議な力が働いているのかも…」とおっしゃっていたこと。
EMは酸性なのに、相手を酸化せずに還元するので、そういったことも関係あるのかしら…と思いました。
最近ますます脱石鹸が進み、夜の洗顔もオリーブオイルで浮かせてティッシュオフ→酒粕洗顔→EMすすぎが定着しつつあります^^
こちらもお勧めですので、勇者な方はwぜひお試しあれ♪
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