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この数シーズンで、このようなベースメイクは、進化が本当に著しいカテゴリー。BB・CCクリームがつけ心地や仕上がりで改良を重ねていくのに比例して、「下地に負けてられない！」とばかりに、本家のファンデーションも歩を進めるというように、化粧下地とファンデーションのデッドヒートが繰り広げられているのです。
そんな激戦のなかでも、際だった存在感があったのが、サンローランとSK-Ⅱの２品でした。
まず、サンローランを推した理由は、“いままでにない極薄ヴェール”な仕上がりから！ これまでも薄膜ファンデといったアイテムは登場していましたが、サンローランは肌のうえでリキッドを揮発させて、色素だけを残すという発想から、いままでにない極薄膜を実現。
「塗っていないような美人肌」をつくったことが凄い。テクノロジーも薄さも革新的で、優秀作が揃うなかでも頭ひとつ抜き出ていたファンデーションだと思います。
続いて、SK-Ⅱ初のCCクリームは、あのSK-Ⅱが初めて出すCCということで、期待感が先行した製品でしたが、その大きなプレッシャーに応えた肌効果はさすが！
毛穴をきっちりと隠しつつ、光沢テクノロジーで肌色をぱっと明るく見せる美肌効果は美しいのひとこと。しかも、トリートメント効果が高く、夜、洗顔した後の肌はしっとりとした保湿感をキープ。CCクリームながら、美容液ファンデーションのような効果を実感できたことが見事でした！
タン アンクル ド ポー SPF18・PA+++ 全７色 25ml 6,500円／イヴ・サンローラン・ボーテ
SK-Ⅱ オーラ アクティベーター CC クリーム SPF50+・PA++++ 30g 8,500円（編集部調べ）／マックスファクター
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