何かしてもらったらお渡しするチップ。一番多いパターンはレストランのカメリエレ(給仕人:イタリア語)に渡すチップです。ガイドブックやなんかを見ると食べた料金の10%だとか●×%が相場だとか書いてあるのですが、余裕があるならばともかく、特段そんな高級店にいく訳でも無し、イイんです、そんなに出さなくても。第一飲み物代は結構します。私はお酒が飲めませんが、なんだかんだ今回の旅行のお小遣いの半分程度は飲み物代に消えたと思います。お料理のお値段そのものはリーズナブルでも、かならず飲み物を頼まなければなりません。食後にカメリエレがカッフェ(エスプレッソの事)いかがですか?と聞いてくれたりするのですが、それももちろんタダという意味のサービスではありません。大体高級なお店だとサービス料金がお勘定に含まれている場合が多いですよね。チップをお渡しするときはポケットの中にある金貨のコインを適当にお渡しすればOK。その金貨というのは5ユーロセントから50ユーロセントです。5ユーロはちょっと少ないので適当に10、20ユーロセントと合わせて出せばOK。
イタリア旅行を予定している方に一つアドバイスなのですが、ユーロへの両替はなるべく細かめ(小さい単位)にしてもらった方がいいです。本当に大きな費用はカードで払えばいいわけですし、50ユーロ札(約7千円相当)なんて使いませんからお札は20ユーロ札までにした方がいいです。スリ対策という意味合いも、もちろんあるのですが、イタリアへ行ってとてもカルチャーショックを受けたことは、レストランもお店の人も商売をやっているくせにみんなお釣り用の小銭をあまり用意していないということです。笑顔でお釣り?無いよーと平気でのたまいます。んもぅ、適当なんだからぁ。
中でも1ユーロの半分である50ユーロセントは非常に重宝します。公衆トイレはほとんどが有料なんですが、その時も目安として50ユーロセントを係の人に渡します。お金払っても綺麗なトイレは少ないです・・・ま、この話はまたあとでにします。連泊したら枕元に50ユーロセント。タクシーを呼んでもらったら50ユーロセント。ほとんどなんでもかんでも50ユーロセントぐらいでOKです。タクシーの運転手さんには、大体メーターが例えば6.8ユーロとか半端な数になるので、7ユーロお渡しして釣りをもらわなければOKです。っていうかこの場合7ユーロ渡すと暗黙の了解でお釣りはくれないでさよならです(笑)「お釣りはいらないぜ」ってかっこよくイタリア語で言う機会を待っていたのにな・・・。ちなみにメーターが奇跡的にピッタリ料金な時は特別チップをあげなくても運転手さんは怒りません。
こちらは余って日本へ持って帰ってきた50ユーロセント↓

このコインを見ると旅を思い出します。心配していたチップ文化ですが、現地へ行ってみれば大したことはありません。何かしてもらったら50ユーロセント、が鉄板です★
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