
先日、書店で手に取った本、『』。ぱらっとめくる。タイトルをざっと眺める。腸、食、水、運動・・・
結果として読んで損はないと思います。
ただ、いみじくもタイトルが示しているように126の習慣って多すぎじゃね?っていう感じでしょうか。ポイントがぼやけてしまい、読後、頭がクラクラしました。
目次。
より引用させていただきました。
腸ー腸を整えれば人生が変わる
食ー「自律神経美人」をつくる食べ方
水ー目指すのは「水美人」
呼吸ーゆっくり深い呼吸で副交感神経を上げる
運動ーすぐ簡単にできるのが「真の健康法」
睡眠・入浴ーよい眠りと入浴法でストレスをなくす
エイジングー自律神経を整えれば何歳からでもリカバーできる
体調管理ー副交感神経を上げることが「美」と「健康」のもと
生活習慣ーとにかく「ゆっくり」を意識する
メンタルー「意識」することで自律神経の乱れを整える
「恋愛・人間関係」いい関係はいい自律神経から
「ファッション」お洒落は自律神経のパワーを上げる
「環境・インテリア」色、香り、インテリアで心を整える
「休日の過ごし方」自律神経のトータルバランスを上げるには
「四季の過ごし方」自然の流れに身を任せる
目次をみるだけ幅広い内容であることが分かるか、と思います。
自律神経とは。
そもそも、自律神経とは・・・P15より引用。
自律神経とは一言で言えば、内臓器官のすべて、特に血管をコントロールしている神経です。また生命活動に欠かせない「呼吸」も、じつは自律神経がコントロールしています。つまり、自律神経とは私たちの生命活動の根幹=「ライフライン」を支えるもの。
そして、自律神経は交感神経と副交感神経の2種類から構成されています。
■交感神経
車にたとえればアクセス。
交感神経の働きがあがると体はアクティブな状態になる!
血管はきゅっと収縮し、血圧が上昇し、アグレッシブな気分が増したりします。
■副交感神経
車にたとえればブレーキ。
副交感神経の働きがあがると体はリラックスした状態になります。
血管は適度な状態でゆるみ、血圧は低下し、穏やかな気分が増します。
心と体が最も良い状態で働くには・・・交感神経と副交感神経のバランスが整っている必要があります。
細胞のすみずみにまで、質のいいきれいな血液を流すこと。
交感神経と副交感神経のバランスが整うと細胞のすみずみにまで、質のいいきれいな血液を流れることになります。
そうすれば、臓器の調子が整い、元気になり疲れにくくなります。
そして、結果として美肌やつややかな髪を手に入れよう!という流れなのですが、「細胞のすみずみにまで、質のいいきれいな血液を流すこと。」には自律神経のバランスを高いレベルで安定させ、整えよう!と書かれています。それがすなわち、自律神経美人であると。
唐突にメリンダ(?)登場。
わー、ボブ、いいじゃない!わたしも自律神経美人になりたいわ!
でも、自律神経のバランスを高いレベルで安定させるって・・・どうやるの?
大丈夫だよ!メリンダ、以下のことを実践すればいいんだよ!!!
自律神経美人になるためのキーポイント
ここで目次に戻りますね。目次に書かれていることを実践しろー!と言うことなんですが、あまりにも幅広く網羅されており、全てを紹介することはできそうにありません。そもそも著作権の問題もあるでしょうしね・・・
基本的なコンセプトとしては・・・
「ゆっくり。とにかくゆっくり、楽に」
に尽きるようです。日常生活の全てにおいてゆっくりと丁寧に楽しんで過ごしましょう!そして、ストレスから開放されて、美人になりましょう!ウフッ、という感じでしょうか。
ストレスフルな現代社会においては魅力的なキーワードですね。
偏頭痛・肩こり・冷え性・生理痛を改善するにはゆっくりと動く
最近、若い人にも増えてきている偏頭痛ですが、これも基本的には交感神経が異常に高くなり、自律神経が乱れて、血管が収縮していることが原因です。ですから、偏頭痛の人というのはだいたい、肩こりで、冷え性で、生理痛も重く、疲れやすいのです。
これらを改善するには、とにかく「ゆっくり動くこと」です。たとえば、何かものをとるときでもパッと焦って取るのではなく、ゆっくり動くことを意識する。それを1日意識するだけで、偏頭痛や肩こりも、案外、すーっと抜けたりします。特に偏頭痛の人は体に力が入って、歩くスピードも食べるスピードも速く、全体的にせかせかとしている人が多いので、そういう人が食べるスピードも何もかもゆっくりを意識すると、それだけでかなり頭痛が楽になるケースが多いのです。
身に覚えのあることばかりでハッとさせられました。確かにせかせかとした印象を与えているのかもしれません。反省したいところです。大人の女としてゆっくりとゆったりが自然にできるようになればいいのですが・・・それまでには意識して「ゆっくり」を心がけるようにしたいと思います。下記もあてはまるような気がして・・・汗。
冷え性の9割は自律神経の乱れが原因
データをとるとほぼ9割が交感神経がとても高くなっています。特に夏でも末端が冷えてしょうがないと言う人は典型的なそのパターンです。交感神経だけが以上に上がってしまって、すみずみまで血が流れず、筋肉もこわばってしまっている。その結果、冷えたり、体調を崩しやすかったりということになってしまうのです。
生活の全てに意識すること、管理すること、整理すること、そして、ゆっくりとすること、そのことが自律神経のバランスを整え、ひいては美人への近道、ととかれています。
個人的にはなかなか面白く読みました。全てを実践するか否かはともかくとして、美人への道は己の生活を管理できるか、できないか、にかかっているということだけは理解できました。
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