動画を追加しています。
相変わらずの素早い手さばき。アイブローの描き方とバランス感覚、そのスピードは正に神です。
しかし、旅行用の持ち物の趣味を改めて観ると、やっぱり若いを通り越して幼い(笑)
彼女は、日本のアニメやキャラが大好きなようですがキティちゃんはそろそろ卒業してほしいものです。
ヴィデオの中で韓国コスメのIOPEのクッションファンデ(サンブロック)までも上手く取り入れてるところはさすがだと思いました。(ちなみに私はこのアイテムが苦手)
動画の演出もお洒落です。
京都ようじやのあぶらとり紙は大のお気に入りだとか。日本製のアイテムは優秀なものが多いので、動画でもっとフィーチャーしてほしいですね!
日焼けした肌にこういうターコイズブルーのラインの入れ方はすごく参考になります。
Alicia Keysっぽいムードが出ておりエキゾチックで私好みでした。
※この記事は過去にポストしたものを再編集しております。
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check out: Website http://michellephan.com/
Twitter: https://twitter.com/michellephan
Rice Bunnyちゃんの愛称で知られるコスメ界の若手実業家、ミシェルファンというベトナム系アメリカ人を過去に何度か紹介したことがありましたが、彼女の存在をYouTubeで初めて知った当時はボストンでアートを専攻するまだ現役の学生さんだったのを思い出します。
初めて見る彼女はまるでカメレオン、まさにアート感覚でメイクを楽しんでいるという印象でした。自分の顔をキャンバスにして自由自在にメイク道具を操る姿は圧巻でした。
しかも手さばきが良く素早いのも印象的です。更にメイクスキルだけでなく、高度な動画編集にも長けており、愛用のMacを駆使しスタイリッシュで独創的なモーション技術やエフェクトを披露しています。
それ以来彼女の演出やメイキャップにインスパイアされています。
久しぶりにミシェルのチャンネルを訪れたところ、今年の春夏にぴったりで、日本人にも取り入れ易いオーラカラーのメイクテクニックをフィーチャーしてくれていたので、早速アップしておきます。(最新VIDEOになります)
発光感のあるシャドーやオーラパールを中央だけに塗り重ねたグロウなJewelリップの見せ方、素肌を生かしたハイライターやコンシーラーさばきも変わらず素晴らしかったです。
目の作りや輪郭が自分と近いことから非常に参考になります。
そんな彼女ですが、実は昨年、動画のBGMに50曲以上を無断で使用したとして
Ultra Records(ミュージックレーベル)から訴訟を起こされています。
賠償金はなんと日本円で約1500万円。アメリカは訴訟大国でもありますが、
こんな下らない訴訟を起こされるとは、ミシェルが本物のセレブリティ(有名人)になった証ですね。
余談ですが、日本ではセレブ=金持ちというイメージが定着しているようですがこれは全くもって大きな誤解。本来このボキャブには"RICH"などの意味合いは一切含まれていません。
わたしは日本のそういうところが嫌いです。
更にダメ出しすると、ドメスティックでしか通じないようなネット用語。あれが最もイラっときます。Websiteの事をホームページと言ってみたり、スマートフォンをスマホと呼ぶのも実はやめてほしい。グローバルなシーンでは通用しません。
話を戻します。
所属アーティストの一人である(ミシェルが大ファンの音楽家)Kaskade(Chicago)は実のところこの訴訟に反対していました。
わたしは長年クラブミュージックを愛していて、(さすがにもう若くないのでパーティガールはすでに引退していますが)ウルトラレコードに所属するアーティストたちの音楽には常に慣れ親しんできました。毎回Kaskadeとのコラボレーションも多く、世界のミッキーマウスの次に有名なネズミDJ、Deadmau5(Joel Thomas Zimmerman/Toronto)
Calvin Harris(Scottish)などが代表的なアーティストとなります。
そんな経緯から、音楽の趣味も彼女とは良く似通っており、動画のBGMで頻繁に使われていたKaskadeが作り出す心地よいHouseにも非常に親しみを感じたものです。
KaskadeやMondo Grossoの音楽はわたしたちの全盛期と共にありました。
2002年作品。知る人ぞ知る名曲たち。Johnny FiascoによるこのリミックスはOmRecordsのコンピレーション盤に1度だけ収録された貴重なヴァージョン。
私たちが全盛期の頃のビーチパーティDJセットで、最も盛んにヘビーローテーションされていたパーティTuneがこれ。今でも新鮮で思わず踊りたくなるスタイリッシュな音たちです。特にサマーフェスにはぴったりのチョイス。
パーティの動画は、アンコールビーチクラブと言う、2010年に大人のプールバーとして誕生したラスベガス最大のプールですが、プールで泳ぐというよりももはやパーティやイベント場と化しているのが現状。毎回シーズン事に世界の有名なアーティストやDJたちを迎えてイベントを開催しています。入場料も安い為、バカンスのピークは人でごった返し、最近では若者のたまり場となっています。観光名所としてあまりにも有名になりすぎたので日本人にもあまりオススメできるスポットではありませんが、音楽やパーティ好きの方は要チェックです。
Kaskade- Meditation to the groove/ Johnny Fiasco Remix
Funkin for Jamaica-Tei Towa Shinichi Osawa ReMix
クラブ関係の通訳コーディネーターを引退した今も、彼らとはプライヴェートでときどき仲良くさせてもらっています。
素晴らしい才能とグッドヴァイブを持つクリエーターたちの心地よい音楽を同じ空間で共有できる。
それは常に刺激的でファンタスティックな時間でもあります。
こういう縁を頂ける事にホントに感謝!これからも変わらずリスペクトしていきます☆
私の中の永遠の名曲たち。
Special Thanks: Richie Hawtin/大沢伸一 /Kaskade/Derrick Carter/Johnny Fiasco

彼はTwitterの中でこう発言していました。
『ミシェルの音楽のテイストは良いと思うよ(笑)メイクで目を可愛く見せる方法も教えてくれるんだし。それのどこがいけないんだ?』
(これは明らかに自画自賛ですね)
実際、彼女の動画にインスパイアされ、彼らの音楽を聞きはじめたという若者も増えていたようです。ネットの威力とは本当にすごいものですよね。
そんな訳で訴訟を起こしたウルトラレコードの立場が逆に悪くなってしまったという面白いケース(事例であり訴訟事件)でした。
YouTubeが生んだアメリカンドリームとも言えるMichelle Phan。
わたしは彼女の動画の数々を見てきて、ふと思うことがあります。本来の生活の知恵やライフハックとは、実は貧しさから生まれてくるものなのかもしれない。。。と。
彼女のハングリー精神もやはりそこからきてるんですね。逆に言えば、恵まれた環境の中では生活に必要なアイデアも湧いてこない。幼い頃からスポイルされて育ってきた人間には本当にそれが足りない。わたしも幼少期にカリフォルニアで育ち、大学生活は東海岸でずっと過ごしてきましたが、その間を振り返ると自分には本当にハングリー精神が足りなかったと感じるんです。
目先のことばかりに捕われ、一歩一歩前に進み、粘り強く物事をこなしていく事の大切さを見失ってきました。もう少し自分自身に厳しければ今とは全く違う人生を歩んでいたはずだから。
だから彼女のような人がとても羨ましいです。
お金は後からついてくるもの。これはホントに正しいと思う。
成功を手にし、増々磨きがかかってアトラクティヴになっていくミシェルファン、
今後も目が離せません。
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