劇団四季の会員になったのは33年前。
きっかけは当時、絶対に観たかった「オペラ座の怪人」のチケット販売で、電話が繋がったのに希望する席種が取れなくて、そこで初めて会員先行予約というシステムがあり「殆ど良い席は会員の方が先行で購入していて残っていない」と当時のオペレーターさんに言われた事です。現代の様にパソコンなんて無く、携帯もポケベルも無い時代の事です。
何とか後方の席で観る事は出来ましたが、視力の悪い私は前の方の良い席で、次は絶対に観たい!!と速攻で四季の会に入会。アイドルのファンクラブにも入った事の無い私が、入会金&年会費を払って初めて何処かの会員になるという初経験をしたのが劇団四季でした。
加えて私の場合、「オペラ座の怪人を観る為だけの、四季の会の会員」だと言っても過言ではない程に惚れ込んだ作品。それは、ひとえにアンドリューロイド ウェーバーのドラマティックな曲の数々に心揺さぶられるからに他ならず。ディズニー物にありがちなハッピーエンドでは終わらずストーリーや、バロック調のオペラ座を彷彿とさせる舞台に心躍るから。
キャッツやコーラスライン、美女と野獣、ライオンキング、マンマミーア、ジーザスクライストスーパースター、Song&Dance、ウィキッド等、他も観劇はしました。
四季の魅力はミュージカルだけでなく、ストレートプレイにもあります。

ファントム役(怪人)は、市村正親さん。クリスティーヌは劇団を代表する浅利慶太氏の現奥様の野村玲子さん。二度とこのキャストで歌声を聴く事は出来ないでしょう。
これは私の宝物です。
真ん中のCDは、怪人役に山口祐一郎さん。個人的には彼の歌声がテノールから高音まで、胸に響いて切ない想いをかきたてられます。そしてクリスティーヌを怪人と争うシャニュイ子爵に石丸幹二さん。

このパンフレットの写真が当時の石丸幹二さんです。何とお若い!
(アイドルの様!?)
昨年、9月20日に名古屋で4度目のオペラ座の怪人が開幕されました。
名古屋は親族が住む為、とても馴染みのある街です。昨年のシルバーウィーク中に1回目を観劇し、2ケ月に1度の割合で名古屋ミュージカル劇場に通いました。
その馴染みのある名古屋ミュージカル劇場も、今回のオペラ座の怪人が終わると同時に移設が決まったと聞いたのも昨年でした。現在の名古屋ミュージカル劇場はヒルトンホテルの近くで宿泊にも便利な立地でした。
・・この8月21日の千秋楽が劇場として、最後の日。残り10日ほど・・。
新しい劇場は、名古屋駅の南にあり、10月にオープンと聞きました。
こけら落としは、「リトルマーメイド」東京の四季劇場 夏でも来年の4月9日まで上演されています。
映画のオペラ座の怪人も舞台とは違い、最初のオークション会場から、オーバーチュア後、過去に遡りオペラ座の豪華絢爛たる舞台と煩雑な楽屋裏が描かれており、一興。生の舞台とは違う、映像ならではの魅力はありますが、やっぱり舞台が好き。
33年前から通算すると、優に100回以上を観劇した四季のオペラ座の怪人。
「同じ演目を何回も見て面白い?」と聞かれますが、キャストが違えば雰囲気が変わる、キャストは同じでも、役者さんも初日の演技と千秋楽とは微妙に違う点がある、オークションからの幕開け間近、シャンデリアに灯りが灯されピアノ線で頭上に上がる瞬間の鳥肌・・・
恥ずかしながら・・・オペラ座フリークの友人(男性)が参加するカラオケでは、二人でクリスティーヌ(私)とファントム(友人)で「ミュージック オブ ザ ナイト」を朗々と(?)歌います。
オープニングのハンニバルから、ラストまで全て口ずさめる程、覚えてしまった舞台は四季の中でもオペラ座の怪人だけ。
高校生時代の3年間は演劇部に所属していました。
夏休みには、井上ひさしさんの「11匹のネコ」を自分達で作曲しミュージカル上演を小学生、中学生の親子を招いた市民会館で、恐れ多くも上演させて頂いたり(勿論、無料)卒業式の後には、卒業するメンバーだけで制作した作品で最後の舞台に立ったりもしました。
(マンガ「ガラスの仮面」が全盛期だった事もあるかもしれません。)
夏休みの部活動で、複式呼吸の鬼の様な特訓や、運動部並みに走り込み等もあり結果、3年連続で県大会出場という高校時代1番の思い出の全てが、演劇部と顧問の先生と仲間にあります。台本丸々1ページ分の台詞を覚える事やスタッフの時には衣装の縫い合わせや、照明でライトの角度や電流の計算まで・・演劇に関わる事が大好きでした。
四季では決められた平日ですが、会員メンバーとプラスアルファ1人だったり、2人だったりイベントによって違いますが上演が終わってから、その日のキャストさん達と劇中のオペラのスコアの説明や時代背景の話や舞台裏(衣装や装置)を見て説明を受けられる日があります。
ほとんどのイベントに参加しましたが1番、心に残っているのは第2幕の幕開けの「マスカレード」の歌詞を覚え、振り付けを覚え何組かに分かれ、順番に劇場の舞台に実際に上がり、役者さん達と同じ音響で客席に向かい♪マスカレ~ド♪仮面舞踏会♪マスカレード←(「ドの発音をシッカリ出す事!」とキャストさんからゲキが飛ぶ)とまぁ、劇団員の気分を味わえるイベントが最高に楽しかった。
普段なら客席から見るステージに立ち、袖から袖が以外に短い事とステージの上が高い事、高い事・・・。
中学生の頃や高校生の頃に見た、四季の舞台が忘れられなくて劇団員を目指す方も多いです。
子供向けの演目も夏休み以外でも全国を回ります。
この夏休みや来月のシルバーウィーク、冬休み、お子様がいらっしゃる方はお子様と、友人と、家族と恋人と勿論、1人でも(以外に1人は前の方の席が取れる事もあります)四季の舞台に触れて欲しいなと思います。
・・・悔しい事は毎回、都内しかり、名古屋しかり千秋楽の1階S席が取れない事・・・
千秋楽のチケットは申し込み抽選の為・・・33年も年会費(2000円ですが)を払ってる私に千秋楽でカーテンコールに拍手しすぎて、手が痛くなる経験をさせて下さい!!
♪そして来年からは横浜でクリスティーヌとファントムに再会出来ます様に♪
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