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2015夏の終わりの☆オススメ本・2冊

2015夏の終わりの☆オススメ本・2冊

毎年、夏季休暇がくると、なんだか読書にどっぷり浸る体になりました(笑)
読み始めたら一気に読みたい方で、本当に面白い本は、先が気になって気になって仕方ないので、朝から晩まで5・6時間耐久読書になることも、度々

そんな私ですが、

今年のオススメは2冊



まず1冊目は、泣き本のご紹介

*君の膵臓を食べたい  住野 よる


仕事が忙しく、ちょっとガス抜きしたかった時に店頭で発見して、最初、帯に書かれた
「読後、きっとこのタイトルに涙する」に心惹かれたのですが、装丁・表紙のデザインが
何だか青春ものっぽくて…そういう類のものは皆無って程読まないし、どちらかと言うと苦手
悩みに悩み。手に取っては戻し、他の本を物色したら、また手にとってを何回か繰り返した後
やっと購入しました

読み始めてからもその青春的イメージは払拭できず、そしてあまりテンションも上がらず
何日かに分けて、なんとなく読み進めて言った訳ですが、終盤にさしかかり、その時は、来た
もう、半端ないくらいの号泣。息子が一緒の部屋にいたら恥ずかしくなるぐらい

あまりあらすじを書いてしまうとネタバレになるので、さわりだけ
主人公は余命いくばくもない女の子と、ひょんな事から女の子の病気を知ってしまった男の子
病気の事は、家族以外にその男の子しか知らず、家族はその男の子が病気を知っている事を知らない状況。そんな2人のひと夏の触れ合いを描いたお話です

ここ数年、パートナーが病気で亡くなってしまう恋愛ものが多く描かれていて、言い方は悪いかもしれませんが、そういった話に正直少し飽きつつありました。でも、このお話は、ラスト80ページ辺りからのラストスパートが凄い。あまり面白くないと思って読んでいた200ページ余りが、頭の中を走馬灯のようにぶわっと駆け巡ります

まったりと読みたい「泣き本」です
疲れた時には、少し泣いてみるとすっきりしますよ(^-^)
涙と共に悩みもストレスも流して、すっきりしちゃいましょう


次は大好きなイヤミス。「後味の悪い、嫌な気分になるミステリー」です

*リバース  湊 かなえ


何だかこう書くと、嫌な気分になるのなら読まなきゃいいじゃんと言われそうですが、そういう物ではありません。大抵はその結末に驚かされ、お話の中に張り巡らされた数々の伏線にしてやられた感もあり、最後は絶妙な余韻があります。で、「ハマる」の一言しか、無い

こちらは、著者が好きなのと、装丁も目を引いたのでジャケ買いでもありました。珈琲豆をモチーフに描かれた表紙は、何の意味が有るんだろうか?と、珈琲好きな私は、即興味を惹かれました

物語は、ある日、人殺しと書かれた告発文が届く所から始まります。それを起点に、主人公がずっと、片時も忘れる事の出来ない過去の出来事まで話は遡り、真実を追求していくというミステリー

こちらは1冊目と違い、1日で読み終えた一気読み。とにかく先が気になります。途中何度かイライラもしますし、人間のドロドロした部分も随所で垣間見えます「本当は誰が殺したんだろうか」地味に驚くラストまで、目が離せないとは、このこと。どんな感じに後味悪くなるのかは、読んでからのお楽しみ(笑)


この記事を書きながら、昨年も、夏の終わりにオススメ本の記事を書いた事を思い出し、1年て早いんだなぁ。なんて、ちょっと感傷にふけってしまったjellyでした…
昨年は、押してる本のジャンルも全く違うので、良かったらこちらもどうぞ↓↓

2014「夏の終わりのオススメ本・4冊」
https://www.cosme.net/beautist/article/886285/

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