2479views

クリスマスになぜツリーを飾るのか?

クリスマスになぜツリーを飾るのか?

12月に入ると街中がキラキラとクリスマスモードですね。
年々イルミネーションが増えているように感じます。

先週は仕事で九州を巡っていたのですが、
福岡も大分も、駅前が眩しいくらいのイルミネーションでした。^^:

さて、森林セラピストとしてはこの時期興味があるのが
クリスマスツリー!

少し、ツリーのお話を。

みなさん、クリスマスツリーは何の木かご存知ですか?

そう、「モミの木」

本モミの木は、流通が少ないため日本では日本の特産種である
「ウラジロモミ」や「ドイツトウヒ(アカモミ)」が一般的に
ツリーとして使われています。

ちょっとマニアックな話もしちゃおうかと思います。笑
木の見分け方は、樹皮や葉っぱを見ます。

本モミ(theモミ)

ウラジロモミ(裏が白い!)

ドイツトウヒ(トウヒっぽいツンツン感)



漢字で書くと「樅」


学名: Abies firmaマツ科モミ属の常緑針葉樹です。

名前の由来は、一箇所に多くあり、風にもみ合うところから「揉む」の
意味とする説や、大木で神聖な木として、信仰の対象になっていることから
「巨木(おみのき)」が変化して、もみのきとなった説などがあります。

Abies firma はラテン語

firma(フィルマ)は強靭という意味で、本モミの芯はとても堅く
材として使われていました。

abies(アビエス)は永遠の命という意味

クリスマスに樅の木を飾るのは、こんな語源も関わっています。

■クリスマスツリー

クリスマスツリーの起源は北ヨーロッパに始まります。
原住民はキリスト教ではなく、樹木を信仰する風習があったため
冬至のお祭りに、永遠の命の象徴でもある常緑樹の木を飾ってきたそうです。

ツリーに常緑樹(モミの木)が使われるのは、ヨーロッパの厳しい冬の中でも
葉を落とさず緑を保つため永遠の命の象徴とされたためです。
*Abies!!

そのほかにも、ドイツ地方の信仰では、「モミの木に宿る小人が村に幸せを運んでくれる」
という信仰から、花やローソク、食べ物を吊るして小人が出て行かないようにする風習が
あったとも言われています。

ツリーの飾りにも意味があります。

クリスマスツリーのてっぺんには、大きな星が飾られています。
これは、賢者たちを幼子イエスへと導いた星をあらわしています。

  • リンゴ
ドイツの聖史劇に出てくる楽園の木(エデンの園を象徴)が由来で
アダムとイブが禁断の果実を食べて楽園を追放されたというところから
りんごの実を飾る習慣ができたのだと言われています。

  • ベル
クリスマスベルは、救世主であるキリストの誕生を知らせるための、喜びのベルです。
また、ベルは「魔除け」の意味もあります。

  • 杖(キャンディケーン)
羊飼いである神が、羊である人を導くために使う杖をあらわしています。
白は清心をあらわし、赤は十字架で流した血をあらわしているそうです。
 

クリスマスツリーに飾るオーナメントにはそれぞれの意味が
あったんですね。

今年のクリスマスは是非、少しマニアックな視点で(笑)
ツリーを囲み、あたたかくお過ごしください^^

FwithF Nagisa,




このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

ライフスタイル カテゴリの最新ブログ

ライフスタイルのブログをもっとみる

投稿ブログランキング

投稿ブログランキングをみる

編集部イチオシ!

HOTタグ

ブランドファンクラブ限定プレゼント

【毎月 1・9・17・24日 開催!】

(応募受付:5/24~5/31)

プレゼントをもっとみる