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『藁のハンドル』ヘンリー・フォード著★

『藁のハンドル』ヘンリー・フォード著★

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私は3ヶ月以上書いてない派!こんばんは、まろにえです。実は今フルタイムで働いていて明日も出勤なのですが久しぶりにブログを書こうと思います。前回からだいぶ時間が経っていて申し訳ないです。そろそろ私もアラサーではなくなってきましたが、しばらくはこのタイトルで更新できるときに更新したいです。

私は割と内向的なタイプなので自分の中で考えがぐるぐる堂々巡りし易く、こうしてブログや何かでアウトプットできると心の整理がついて落ち着きます。なんとなくですが癒されるような感覚です。

今日はブックレビューをしたいです。この一年で読んだ本の中でも特に印象に残った本、『藁(わら)のハンドル』著者はアメリカの自動車王、ヘンリーフォード氏です。ビジネス書として位置付けるにはもったいないぐらいの名著です。

私は1500円ぐらいで本棚に平積みされている実用書やビジネス書も大好きでよく読むのですが、内容をすぐに忘れてしまうような本も多い中、ズシリと心に響き余韻を残す本です。しかも日本で言う大正時代に書かれた本だとは・・・先見の明とはまさにこのことです。この本ではフォード氏が自ら会社経営の歴史を振り返りながら、企業が社会に与える
影響や、フォード氏の信念や、何が豊かさをもたらすかなどが語られており、本質を捉えた鋭い観察眼に感激しました。

フォード氏の考え方はずば抜けた先見性がありながらも非常にロジカルで、根っからのエンジニアであるお方とお見受けしました。大衆でも買える車の量産システムがフォード氏最大の功績ですが、何もないところから画期的なシステムを作り出すことができたフォード氏の論理的思考力の一端が垣間見えます。

最後に、お気に入りの部分をちょっと引用したいと思います。

「神は弱者の召使いではない。神は全力を出し切った者のために存在するのである。そうした人はその瞬間には弱者であるかもしれない。しかし、そうなるのはその人が生まれつき弱いからではなく、むしろ本来その人が強いからであり、その強さをある目的や仕事にすべて捧げてしまったからなのである。最後の力を振り絞って糸をつかみ、神に呼びかけるとき、その力を惜しまず、その瞬間に持てる力をまったくつかいはたしてしまったこの強き人の前に、世にいう神が現れ、その人を助けるのである。」

そう、神様はそんなに都合のいいお方じゃないんです。だからこそ明日も頑張ろうっと♪多少難しい部分はありますが企業のトップの方にはもちろんビジネスマンのみなさんに広くお勧めしたい本です。






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