
お召は「織り」なので、普段着としての着物ですけど。
繭をほぐしてとった「糸織り」で、先染めの糸なので、織りの中では格が高めになるのだそうです。

「無地や細かい柄の御召は、パーティーやガーデンウェディングまで着られる。」ということなので、表参道のお洒落な会場へ着て行きました。

こういう時、着物が便利だなーと思うのは、普段着の延長であるという着物(この場合はお召)でありながら、ドレスアップしても見えてしまうということです。
例えば小紋や色無地といった着物でも、帯次第でカジュアルにもセミフォーマルにもなるという、汎用性が着物にはあるんですね。
この日のブロガーさん向けのイベントは、超お洒落な会場・雰囲気ではあるものの、ドレスコードはナシ。 わりとカジュアルな装いでいらっしゃった方が多かったように思います。

取材に行くのに着物ってどうなの???・・・って話もあるかとは思いますけど。(笑)
実際に行ってみないと、どの程度のフォーマル・カジュアル感なのか?わからないイベントって結構あると思いますので~
そんな時に、普段着・ドレスアップと、その場の雰囲気でどっちにも転んでくれるという「融通がきく」というのが、着物の良さの1つです。
まあ、本当に着物に詳しい方が見たら、その着物にその帯締・帯留?・・・と、突っ込みどころは多々あるかもしれないですけど。
とりあえず、好きな着物に好きな帯で幸せ感じて、自己満足にも浸れますしね~

こちらは↓昨年DHCさんのコスメイベントで、代官山へ行った時の着物です。

オバサンでもね、それなりにキチンとして見えると思うので、着物ってホント便利と思いました。
この先、歳をとればとるほど、もっともっと着る機会が増えていきそうな和服です。
とは言え、頻繁に着るためには、いちいち人に着せていただく訳にもいきませんもんね。
着付けを習っておいてよかったなぁ・・・と、今つくづくそう思っています。
■「ラロッシュポゼ」お召の着物関連記事
⇒【着物でお出かけ】お召の着物に江戸紅型の九寸名古屋帯
■「DHC」小紋の着物関連記事
⇒【着物でおでかけ】オトナ可愛い小紋の着物+正倉院文様 九寸名古屋帯
☆peony☆さん
レビュー系ブロガー、元:写真館専属着付師
きりてぃさん