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普段とはちがう雰囲気が味わえる、年に4回の"新年"のシンガポール!

普段とはちがう雰囲気が味わえる、年に4回の"新年"のシンガポール!

あけましておめでとうございます!
と、先日も新年の投稿をしたばかりのような気がするのですが、ここシンガポールには2月上旬、今年2回目のお正月がやってきました。そしてお正月は年に約4回やってきます。

中華系を祖先にもつ民族が多いこともあり、旧暦の年末年始(シンガポールでは"チャイニーズニューイヤー"と呼びます)は特に豪華で華やか。
西暦の年末年始のお休みは1月1日のみでしたが、旧正月のお休みは週末含めて4連休。祝日とあわせて1週間から10日間休暇を取る人も多く、今週はようやく『年明け』、日本でいう正月三ヶ日明けのような雰囲気です。

この時期は、お店や家などの入り口に赤いランタンがたくさん。


旧暦の大晦日だった2月7日から元旦の8日にかけてはカウントダウンの花火も!
おかげで、今年は西暦も旧暦もカウントダウンの花火を堪能しました(笑)

前後一週間は毎日花火があがるという気合の入りよう。。

お正月のランタンの展示を見にマリーナベイエリアへ。
今年は申年なのでお猿のモチーフのランタンがたくさん。





日本のお正月と似ている部分も多く、
この時期は親戚を訪問して新年をお祝いしたり、親戚や親しい人にみかんを配り歩いたり、お年玉(アンパオ)の習慣もあります。
ちなみにアンパオは独身であればもらえるようで、結婚すると逆にあげる立場になるようです。



西暦の年末年始は割とさらっと過ぎていったのですが、旧暦の年末年始はお祝いムードがより華やかで、こちらのお正月は旧暦が本番なんだなというのを改めて実感。
また、聞いてみると、中国はもちろんのこと、ベトナムやインドネシア、韓国も旧暦で新年をお祝いするそうで、この時期はアジア全体がお正月モード、ビジネスは少しスローモードになるというの初めて本格的に体感しました。

さてそんなシンガポールですが、実は多民族・多宗教国家であることから、新年のお祝いの時期が年に4回ほどあります。

①西暦の年末年始
②旧暦(チャイニーズニューイヤー)の年末年始 ※1月末から2月ごろ(毎年異なる)
③ハリ・ラヤ・プアサ(イスラム教の断食明けのお祭り)※7月ごろ(毎年異なる)
④ディーパバリ(インドの新年のお祭り)※10月ごろ(毎年異なる)

それぞれの時期には街がライトアップされます。
特に①の時期は一番の繁華街オーチャード周辺、②の時期はチャイナタウン、④の時期はリトルインディア(インド人街)のライトアップが華やかです。

シンガポールのシンボルにもなっているマリーナベイサンズでは、毎日2回レーザーライトショーと噴水ショーが行われていますが、いつもと違った雰囲気が味わえる"4つの新年"の時期にシンガポールを旅行してみるのもおもしろいかもしれません!

新年の時期は毎年変わります。
詳しくはシンガポール政府のオフィシャルカレンダーからご確認ください。


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