

現在の新町のバス停を下った公園の中にある井戸です。

ここは昔、松本城の北門のあった場所付近で
明治維新の時に総堀を埋めた後に公園となり、その跡に新たに作られた井戸ということです。

悠々と湧き出る豊かな水量。
あずま屋の下で勢いよくドドドと音を立てて水を放っています。
松本の街を歩くと、たくさんの湧水が見られるんですよ。

小さな祠も祀られていて水に感謝する信仰心も感じられます。
昔から町の人たちは水をとても大切にしてきたのですね。
この北門大井戸から流れ出た水は、女鳥羽川に流れ出ているようです。

公園もあります。
洒落たものではなく、ひと昔前を思わせるようなブランコなどの遊具があります。
どこか懐かしいです。
ほのぼのとしたのどかな水場で素朴さが魅力な井戸ですね。

松本城の近くです。

この木の表示。 城下町らしいです。

…下町の歴史を調べてみましたよ。
時は明治維新。松本城の総堀が片端の堀を残して埋め立てられました。
その跡に新たに作られた突井戸ということです。
湧水が豊かであり
松本城の北門脇にもあたるので
それ以降北門の大井戸と呼ばれているんですね。
画像はお借りしました。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。
コメント(0件)
※ログインすると、コメント投稿や編集ができます