今回は少し趣向を変えまして、手作り化粧水について書いてみます。
以前は、かなり手作りにのめりこんでいて、クレンジングオイルや洗顔クリーム、化粧水、ジェル、乳液、クリームにリップまで、ほぼ手作りしていた時期もありました。
現在は市販のものに頼っていますが、時々熱がぶり返して作ってみたくなるのです。
お手軽なところで化粧水を作りますが、今回選んだのは「ハンガリー水」というものです。
七十代のハンガリー女王がリューマチに苦しんでいたところ、修道士からローズマリーをメインにしたハーブの薬を献上され、使ってみたら症状も和らぎ外見も若返り、ついには他の国の二十代の王子からプロポーズされるに至った(アバウトに略しています)という逸話があるそうです。
でも、正確なレシピは不明で、確実なのはローズマリーが使われているということだけ。
ネットで検索してみると、皆さん様々にアレンジして作ってらっしゃいます。
あちらこちらのレシピを参考に、今回は、ローズマリー、ローズレッド、ペパーミント、レモングラス、オレンジピールを使いました。
ローズマリーとローズレッドが5gずつ、それ以外は2.5gずつ入っています。

そこに、無水エタノールと精製水を1:1で混ぜた溶液を注ぎこむとこうなります。

うっすらとローズレッドの色が溶け出しているのがわかるでしょうか。
ビンの口ギリギリまで溶液を注ぎ、蓋をして軽く振って、ハーブと溶液を馴染ませたら、あとは冷暗所に置いて朝晩2回、軽く振ってあげるだけです。
1ヶ月経ったらハーブを濾し、残った液体が原液となります。これを10倍程度に希釈し、好みでグリセリンやヒアルロン酸などを混ぜれば、化粧水の出来上がり。
オレンジピールを使ったので夜用です。
今回はエタノール溶液で作りましたが、これをウォッカに置き換えると、ハーブ酒として飲むことも出来ます。お菓子や料理の香り付けに使ってみても面白いですよ。
濾したハーブは、布に包むか使い捨てのお茶パックに入れて、入浴剤にも使えます。
因みに、材料のハーブは全てハーブティーです。
手作りものは、作るのも使うのも自己責任ですので、ご注意下さいね。
また1ヶ月経って、原液が完成したら、記事にしたいと思います。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
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