
わたしは、「粋」の仲間入りがしたいようだ。
2012/5/11 14:15
彼女は業界に名の知れた営業マンで、見た目も洗練されている。
だから好きだ。
優秀な人でも見た目が野暮ったかったら、好きではない。
順番としては、見た目が洗練されていて、さらに優秀だから好きなのだ。
見た目が洗練されているだけの人は、惹かれない。
でも仕事面で優秀じゃないといけないわけではない。
以前影響を受けていた人は、赤坂に住んでいた元同僚Sさん。
彼女は仕事ができない類では決してないけれど、特筆してはいなかった。
彼女に惹かれたのは、洗練されていて、お金遣いがワイルドだったからだ。
彼女に何かご馳走になりたいわけでは断じてない。
食事はもちろん割り勘だったし、私は喜んでお金を遣ったから。
彼女とよく遊んだ1年で、私の財政は破綻した。
彼女の妊娠をきっかけにパーティな気分は終わってしまったけれど、
背伸びをしつづけた生活は、刺激的だった。
お金持ちだから好きだったのか。
優秀だから好きなのか。
違う気がする。
彼女たちは経験が豊かで、話が面白く、一緒にいて飽きなかった。
さらに見た目が洗練されていて、特徴的なラベルだったのだ。
影響を受けるとは、他人に自分を似せていくことだ。
見た目や思考、行動、話し方。
彼女の仲間になりたい、同類に見られたい、という湧き上がる気持ち。
また、大学時代の友だちであるMさん。
既婚者でありながら単身NYへ留学したり、女子会を主催したり。
金銭に左右されない、彼女のフットワークの軽さ、思考の柔軟さが好きだ。
粋なのだ。
粋といえば、元同僚で夫の旧友であるKさん。
彼女はもう生き方がおしゃれだ。好きだ。
ふと思ったが、Kさんには「特徴的なラベル」がない。
私は彼女と仲良しで嬉しいし、誉れだ。
誰のようになりたいか、といえば、彼女のようになりたい。
4人に共通するのは、洗練さと、粋。
粋とは四季にコントリビューションすることだ、と上司は言う。
粋とは、人生を楽しむ態度なのだろう。
彼女たちは人生を楽しんでいるように見えた。
仕事や消費、身軽さ、自由さを通じて。
私は「粋な女」だと思われたかったのだ。粋の仲間入りがしたいのだ。
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