研修を終え、本格的な業務に取り組まれる方も多いのではないでしょうか。
営業や打ち合わせに同席することも増えてくる時期ではないかと思います。
そこで今後のビジネスで成功するためのスーツの着こなし術の基本編を少し紹介させていただきたいと思います。

まずスーツを着るときの大切な心構えとして、
スーツはただ着るものという認識ではなく、
身だしなみや礼儀として着るものであるということを覚えていてほしいと思います。
たかがスーツ、されどスーツ。
スーツにはその人の今までの生き方がきちんと表れます。
だらしなく着ていたり、汚れていたり、しわがよっていたり・・・
普段の生活がだらしない人だと思われてしまい、印象がよくありません。
会社の顔としての自覚を持ちきちんと着ることが大切です。
きちんと着るということ・・・
それは決して高いものや、いいものを着るということではありません。
きちんと着ることのポイントは3つ。
① サイズがきちんとあっているスーツ

肩幅、ウエスト、袖丈、スカートやパンツの丈
きちんと自分の体あったものを着ましょう。
1センチ長かったり、短かったりしてもだらしなく見えるものです。
またキツ過ぎたり、サイズが大きすぎたりしても、
知らず知らずの間に身体に負荷がかかり疲れやすくなってしまいます。

仕事を頑張る上で、きちんとサイズがあったスーツを選ぶことが大切です。
② 手入れがきちんとなされているスーツ
お気に入りのスーツだからといって、毎日同じスーツを着ていてはいけません。
3着は持っている事をおすすめします。

糸は汗を吸うと切れやすかったり、テカりやすくなります。
1日着たら、2日はお休みさせてあげてください。
汗をきちんと乾かしてから着ると、スーツも長持ちします。
ビジネスでは清潔感が第一です。
テカりやシワのないスーツでさわやかな姿でいることが重要です。
③ シチュエーションごとのスーツを着ていて、【印象管理】がきちんとなされているスーツ
【印象管理】という言葉はあまり耳にしないかもしれませんが、
スケジュール管理と同様、ビジネスの世界では非常に重要なことです。
この印象管理ができていないと、せっかくまとまる商談や、構築できるはずであった人脈が構築できなくなる可能性さえもあります。

では印象管理をどのようにすればいいのか。
みなさんはスーツを選ぶ時に、
色(黒、ネイビー、グレー、ベージュ、白、など)
形(パンツスーツ、スカートスーツ、など)
などで検討することが多いかと思いますが、
印象管理のできているスーツはこのスーツを着てれば間違ありません!というスーツは実はありません。

なぜならば、スーツはシチュエーションや立場、ポジションによって変えるべきであるからです。
職業:
個人営業、法人営業、コンサルタント、事務、公務員、弁護士、税理士、司法書士、
広報、経理、等
シチュエーション:
ご挨拶、営業訪問、案件のクロージング、コンサルティング、スピーチ、
大勢の前で話すのか、1対1での打ち合わせか、
日本企業、外資系企業、中小企業、大企業、フリーランス、等
ポジション:
新入社員(研修中、研修後)、社員(部下あり、部下なし)、幹部、等
多くの場面が考えられます。

印象管理の基本は、
自分が好きで着る、というのではなく、
- 相手からどのように見られているか
- 相手にとって失礼がないか
- 相手にとってどのような印象を与えているか
上記のことをきちんと鏡の前に立って考えることが必要です。

そこには人間性、性格、日常の生活態度が現れるものですが、
相手にとっていかにいい印象を与えられるかということをきちんと考えたかということが大切で、''考えている'' ''考えてない''の違いが = ビジネスでの成功の差となっていきます。

スーツは、その人を印象付ける上でとても強い役割を果たしており、着こなしによってそ の人の内面を映し出し、人柄や個性が表現されます。
スーツを味方につけて、印象管理をきちんとし、これから活躍の場を広げていただきたいと思います。
ご相談等ありましたらメールでお気軽にご連絡ください。
リリーラピスラズリ
info@lilylapi.co.jp
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