
こんにちは! PMSマニア編集部の管理栄養士 石川です。
みなさん、日中に眠くて仕方ないことはありませんか?かく言う私も、いつも眠気と戦いながら記事を書いています。
■PMS(月経前症候群)と睡眠
みなさん、月経前の日中に、ひどい眠気に襲われた経験はありませんか?それは月経関連過眠症と言い、PMS(月経前症候群)による症状の一つです。月経が始まると治まることが多く、強い眠気に悩まされる症状のことです。
■女性ホルモンと睡眠
いわゆる「女性ホルモン」は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)のことを指します。
(女性ホルモンについてはこちら
http://pms-mania.com/archives/1240/
)
排卵後、月経が始まるまでの期間を黄体期と言い、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が徐々に増えていきます。この黄体ホルモン(プロゲステロン)が、睡眠に関係していると言われています。
■黄体ホルモン(プロゲステロン)が眠気の原因?
人の身体は体温が高い所から低くなっていく時に眠くなり、逆に低い所から高くなっていく時に覚醒すると言われています。黄体ホルモン(プロゲステロン)は、体温を高くし妊娠に備える働きがあります。黄体期では夜になっても体温が下がりにくく、寝つきが悪くなります。そのため十分な睡眠がとれず、月経前は月経関連過眠症になりやすいと言えます。
■日中眠くならないために、質のよい睡眠を取ろう
睡眠時間も大切ですが、睡眠の質も大切だと言われています。睡眠の質が悪いと、翌日、体に疲れが残ります。質のよい睡眠を取れば、月経関連過眠症の症状は和らぎ、翌日の日中に眠くなることも少なくなります。そこで、質のよい睡眠を取るためのおすすめをご紹介します。
①就寝3時間前までに食事をすませましょう。
眠っている間は消化機能が低下するため、消化しないまま就寝すると胃の消化不良で眠りの質も下がります。また、カフェインやアルコールには覚醒作用があるので、寝る前には控えましょう。
②寝る3時間くらい前に適度な運動をしましょう。
夜に運動をして一時的に体温を上げれば、体温が下がり、自然と眠気が訪れます。
みなさん、眠気を吹き飛ばして、PMS(月経前症候群)の期間を乗り越えましょう!!
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