さて本題。
美容液の教科書に載っていた代表成分を取り上げてみます。
今日は『幹細胞コスメ』です。
幹細胞とは
分裂して自分のコピーを生み出す機能『自己複製能』と自分とは異なる様々な細胞を生み出す機能『分化能』を持つ細胞の事です。
簡単にざっくり言うと自己再生だと思います。肌には、肌の表面にある表皮に存在する『表皮幹細胞』と肌の奥にある表皮の下に存在する『真皮幹細胞』と言う二種類の幹細胞が存在してます。
それぞれ異なる役割を担ってます。身体を健康に維持したり、傷が治るのは『幹細胞』の働きによるものです。
表皮幹細胞は、
表皮角細胞を生み出す肌のターンオーバーに重要な働きを果たし肌表面を健やかに保ちます。
真皮幹細胞はコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生み出し、肌のハリ、弾力をもたらす繊維芽細胞を生み出してくれます。
幹細胞コスメは大きく3つに分かれます。
まずは、植物由来の幹細胞成分によって人の体性幹細胞に似たような働きを持つ幹細胞コスメ。
体性幹細胞とは様々な細胞に分化する能力を持つ体細胞で、シワの改善や乳房再建やスポーツ選手の膝や軟骨の再生施術など世界的に実用化されている、安心な成分です。
2つ目は、表皮、真皮、幹細胞に直接働きかける成分が特徴の幹細胞コスメ。
3つ目は、ヒト幹細胞(脂肪由来、骨髄由来)を培養した成分を配合した幹細胞コスメ。
ここまでが教科書。
む、む、難しい。。。
ここまでくると、美容より医学ですね。
調べてみると、『メスを入れないアンチエイジング』や『美容の最終兵器』と言われているみたいです。
もう少しリーズナブルになったら試してみます。
長々と記しましたが、次はもう少しオーソドックスな美容成分を記載します。
読んでくれてありがとうございました!
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