何度かリクエストしていただいたので、アイブロウメイクについて記事にしようかなと思います。
とは言え、私自身はもともと割と骨格通りに生えているので、眉尻描き足して、眉マスカラで色を付けるのがメインで(^^;)
外出の予定がスーパーと犬の散歩くらいの日なんて、描き足しもせず眉マスカラだけです。
でも若い頃は自前の眉尻を削って無理やり平行眉にしようとしたり試行錯誤はしたので、お悩みの方に少しでもお役立ていただければ嬉しいです(*^^*)
ということで、まずは基礎の部分から復習する感じで記事にします!
1.基本の眉のプロポーション
さんざん雑誌やネットでも言われているので、ご存じの方も多いかとは思いますが、念のため。
基本の眉のプロポーションは、図解するとこんな感じです。
《眉頭》
小鼻の端から上にまっすぐ伸ばした延長線上
《眉山》
黒目の外側の延長線上~目尻の延長線上の範囲内
《眉尻》
小鼻と目尻を結ぶ線の延長線上 または 口角と目尻を結ぶ線の延長線上
GUのルームウェア着てる上ひっつめ髪なので、切り取ったら顔どアップになって怖い~ヽ(;∇;)ノ
すみません。自分の顔だと心おきなく落書きできるので(笑)、つい。
色みは、髪と瞳の色の中間の色を選ぶと間違いないと思います。
黒髪の方は、オリーブグリーンの入ったブラウンか、黄色すぎないダークブラウンだと自然なことが多いかな。
眉頭が一番薄く、眉尻が濃いグラデーションになっていると、顔全体がくっきりします☆
眉尻は、小鼻と目尻を結ぶ位置まで描く(=長い)と、エレガントで大人っぽい印象に。
口角と目尻を結ぶ位置(=短め)だと、今っぽい感じに仕上がります。
基本は上記の形ですが、眉骨や皺眉筋(しゅうびきん:眉の位置の少し上辺りに横に走っている筋肉)が目立つ方は、そちらのバランスに合わせて、多少ズレてしまっていても大丈夫。
ちなみに私も眉骨と皺眉筋が目立つタイプなので、そちらに合わせて、眉山の位置はやや外側寄り、眉尻も少々長めにしています(どちらも基本プロポーションの範囲内ではありますが(^^;))。
2.ヒントあれこれ
眉をなるべく簡単に描くためのヒントやコツを、いくつか挙げていってみますね。
肘を安定させる単純でシンプルな話ですが……脇を閉め、肘を安定させて描くと、ブレづらくなります。
眉を描く時だけお行儀のことは少し忘れて(笑)、ドレッサーに肘をついて、固定の鏡を見ながら描いてみてください♪
利き手と逆側の眉から描くやはり誰しも利き手側の方が描きやすいので、先に描きづらい方を描いてしまいましょう。
比較的描きやすく小回りのきく利き手側は、先に描いた方に合わせて微調整しながら描くことができます。
印を付けてみる慣れて形を覚えるまでは、描く前にこんな風にアイブロウペンシルを使って点で印を付け、印を繋げる感覚で描き足していくと、ぐっと描きやすくなると思います。
印を付けるのは写真の赤い丸の部分です。
長めのペンシルか何かを顔に当てて、位置を確認しながら印を付けていきます。
繋げるのは、実際はイラストのように一本線で繋ぐのではなく(^^;)、短い線を重ねるようにして少しずつ繋げてくださいね。
毎日やってると自然と位置を覚えるので、そのうち印を付けなくても描けるようになるはず☆
描き始めの位置は眉山眉山より後ろの部分は、顔を真正面から見た時に奥まって見えるところです。
なので眉山~眉尻の部分を眉頭よりも濃く描くことによって、陰影が付き、立体的に見えます。
(眉頭は一番薄く、眉尻は一番濃いグラデにする理由もコレです)
最初に濃い部分をペンシルで描けば、薄く仕上げたい部分が濃くなりすぎることもなく、全体のバランスの調整がしやすくなります。
左右の眉頭の位置を合わせる眉山の高さや眉尻の長さは、多少なら違ってしまっていても、他人からはよく分かりません(笑)。
ごまかしがきかないのは、顔の中心部にある眉頭。
眉頭の高さが互い違いだと、眉全体がちぐはぐな印象になってしまいます。
そもそもの生え方が互い違いになっている場合は、抜いたり剃ったりするよりも、(全体のバランスにもよりますが)基本は低い方に位置を合わせ、高い方は高低差の部分にパウダーを乗せない。
眉頭は毛を抜くと印象が激変してしまうので、なるべく触らず、自然な状態のまま、目立たせないようにするのがいいかと思います。
もとの生え方が濃くてどうしても気になる場合は、完全に剃ったり抜いたりするのではなく、“間引き”をするような感覚で少しだけ抜くか、毛足が少しだけ短くなるようカットするといいかと。
眉頭をしっかりぼかす眉頭をきちんとぼかすことで、より自然に見えます。
眉頭のぼかしが足りないと、どうしてもゴ○ゴ13とか両○勘吉みたいな、海苔貼ったような印象に仕上がりがち(笑)。
なおかつ上記の眉頭の位置を合わせる意味でも、きちんとぼかされていると、何となく位置が合っているように見せられます(笑)。
3.アイテムの使い分け
慣れないうちはアイテムの使い分けも重要です。
ペンシルタイプとパウダータイプの両方、そして付属品ではないアイブロウブラシを用意すると、描きやすいと思います。
眉山から眉尻にかけてをペンシル、眉頭から眉山はパウダーを使うとナチュラルに仕上げやすいはず。
眉山より後ろの部分の毛がない状態の方は、眉山~眉尻はペンシルで下書きしてから、アイブロウブラシでパウダーを重ねると、簡単に自然に見せられます。
パウダーは3色入ってるものだと、部分によって使い分けたり混ぜたりと色の調整がしやすくて便利です。
プチプラの有名どころも、3色入りのものが多いですよね。
パウダー用のブラシは、眉尻に使う先端が斜めの硬さのあるものと、眉頭に使う小さめのアイシャドウブラシのような柔らかいものとがあると描きやすいかな?
後者はパウダーの付属品でも問題ないですが、前者は断然、別途購入することをお勧めします。
付属品は硬さが足らないことが多く、ブレて描きづらいので。
別に高価なものを買えと言いたい訳ではなく、私個人の実感として、ここは付属や100均には頼らない方がいい箇所だと思うんですね。
私もChastyの税込500円未満のものを使ってますし、ORBISなんかも税込700円未満で描きやすいのでお勧め。
ペンシルは鉛筆型より繰り出し式のものの方が、削る手間がなくラクチンです。
楕円形の芯のもの(描き味の太さを調整できる点がメリット)もあるけど、パウダーと併用するならペンシルで太く描く必要はないので、細く描きやすい普通の細芯でいいかと。
繰り出し式の細芯は、ものによってはポキッと折れてしまいやすいので、繰り出しすぎないこと・描く時に力を入れすぎないことにご注意ください。
また、上記の通り眉尻は色を濃いめに仕上げたいので、パウダーと同系色且つパウダーよりも少し濃い色を選ぶといいと思います。
さらに私みたいに元の眉がしっかり生えている方は、眉マスカラも併用することをお勧めします。
眉頭部分は自前の眉の黒っぽい色みなのに、眉尻の方は描き足したブラウン系……となっちゃうと、貼り付けたような浮いた印象になるので。
また、上記の通り、眉尻は奥まって見せたい部分。
発色のいい眉マスカラで眉頭部分の毛並みを柔らかなカラーに仕上げると、自然と眉尻側も濃く見えます。
眉をコーティングすることで、長時間色持ちさせる効果も。
そして意外かもしれませんが、眉は顔の中でも皮脂分泌が多く色落ちしやすい部分。
(テカりやすい額と隣接してると考えると、分かりやすいでしょうか)
眉尻の消滅防止のためには、眉を描く前にパウダーをしっかりはたいてサラサラの状態にしておくといいそうです。
私は必要に応じて、眉尻にアイブロウコートを使っています。
こちらは落ちづらくなる反面、ペタッとした質感になってしまうので、あくまで眉尻にのみ使うのがポイント。
最近いろんなブランドから出ているリキッドアイブロウも消滅防止に有効です。
こちらも、慣れないうちはペンシルで下書きした上からなぞるように使用すると簡単ですね。
各ジャンルでお勧めのアイテムを、関連商品に挙げておきます。
一応プチプラ縛りにしてみました♪
長くなってしまいましたが、基礎はこんな感じかな?
眉ニガテ・上手く描けないって方、参考にしていただけたら嬉しいです(*^^*)
次回はもう少し応用っぽい眉の描き方を記事にしたいと思っています。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました☆
画像は一部@コスメよりお借り致しました。
パウダーママさん
コスメ蒐集OL
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Mayumin♪さん
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