前回の記事、かなり多くの方がご覧くださったようで、4月5日の記事ランキング1位もいただきました。
また@コスメの公式Twitterでも何度か取り上げてくださってたのですが、RT・favもたくさんいただいていたようで光栄です。
少しでもお役立ていただけていたら幸いです。
もし分かりづらい点などがあれば、是非お気軽にコメントやメッセージでご指摘ください。
さて、今日は前回の続きです。
ここからは、基礎のプロポーションを覚えた方向けの、ちょっとした応用編。
1.形を変えてみる
もともとの骨格や毛流れを無視しない範囲で眉の形を変えてみると、顔全体の印象を大きく変えることができます。
前回の記事でも眉尻の長さで印象が変わると少し書きましたが、
眉山の位置や高さ、眉頭の位置なども印象激変ポイント。
眉山の位置が高いアーチ眉は、縦に引き締まった印象です。
やりすぎちゃうと、きつく見えてしまうのでご注意を(ディズニーヴィランズなんか結構急カーブのアーチ眉ですよね)。
反対に眉山の位置を低くしていくと、いわゆる平行眉に。優しげに見えます。
ただしこちらは、やりすぎると野暮ったく見える危険性もあり。
眉山の位置が外側寄りになるとシャープでエレガントに。
内側に寄ると今っぽい感じが出ます。
眉頭が外寄り(離れ気味の眉)になると、柔らかく。
内寄りになるとキリッと、鼻も少し高く見えます。
ただ眉頭は離しすぎるとお間抜けな感じに、近づけすぎると昆虫のようになってしまうので、位置自体は極力基本に忠実にしておき、ぼかしによる強弱で調整する方がお勧めです。
2.色で遊ぶ
眉の色を髪の色に合わせるのは基本として。
眉の色を、その日のメイクやお洋服に合わせると、統一感が出てぐっと垢抜けた印象になります。
一番取り入れやすいのは、暖色系のアイメイクの時に、アイシャドウパレットのアクセントカラーを、眉山の少し手前(黒目の真上辺り)にも乗せる方法かと思います。
眉にもほんのり赤みが入ると、フェミニンで色っぽい印象に。
ただあまり濃く乗せすぎて色を主張させると個性的になりすぎることと、パールやラメの効きすぎているアイシャドウを眉に使うとテラテラして浮いちゃうことの2点には、ご注意ください(笑)。
カラーリングでかなり明るい髪にされてる方は、まず発色の良いベージュ系の眉マスカラを使い、眉の存在感を薄くします。
その上から自前の眉の毛流れに沿って、髪と瞳の中間の色(おそらく髪より暗い色になるかと)で眉を作ると、自然に仕上がります。
眉頭側にはイエロー系ベージュのパウダーアイブロウを使うと、明るさが出て肌や髪への馴染みが良くなります。
逆に地毛よりも黒いブラックの髪の方は、グレー系の眉もいいですが、オリーブグリーン系を使うと、きつくなりすぎず、エキゾチックでオシャレな雰囲気も出ます。
もちろんラメ・パールの少ないアイシャドウを眉に転用するのもアリですが、最近はアイブロウも色展開がかなり豊富です。
上記の赤み~ピンク系・イエロー系・オリーブグリーン系などのカラーも、IPSA・ANNA SUI・VISEE・excelなどから発売されています。
上記の4つはいずれもプロのヘアメイクさん達もお勧めしてらしたので、使いやすいかと。
また、意外とご存じでない方も少なくないポイント。
シックな黒のお洋服に赤のルージュを合わせる時なんかは、眉もいつもよりダークなカラーでやや濃いめに描くと、顔がお洋服とルージュに負けません。
眉以外のメイクは全く同じです。
左の薄い眉より、右の濃い眉の方が、全体的にすっきり、目力も強く見えませんか?
話が少々横道に逸れますが、フランスは眉とコンシーラーにあまり執着がないお国柄だそうで、フランスのブランドはアイブロウアイテムとコンシーラーの品揃えが薄めな場合が多いです(笑)。
見た感じ、アーティスト系ブランドなんかも、眉マスカラは色展開豊富でも意外とパウダーアイブロウは展開少なめな場合が多いように感じたのですが、アーティスト系はマットなアイシャドウも豊富なので、アイシャドウのアイブロウ転用が多いのかもしれません。
3.応用眉を知るなら
もう本当に「基礎のプロポーションも分からない!どう整えたらいいのか、眉毛迷子~!」
なんて場合は、ANASTASIAやKesalan Patharanなどのような、アイブロウデザイン施術を行ってくれるサロンを頼るのもいいと思います。
でもそうではなくて、基礎のプロポーションは既に分かっていて、その上でもっと遊びがほしいなんて時は、プロのメイクアップアーティストさんにメイクしていただくことをお勧めします。
個人レッスンなどを予約するのはなかなか敷居や費用が高かったりもしますが、私は以前はよく百貨店ブランドの専属アーティストさんがいらっしゃるメイクサービスイベントに参加していました。
大体各ブランドに専属アーティストさんがいらっしゃって、イベントや新製品の発売に合わせて全国のカウンターを回ってらっしゃるので、お好きなブランド・なりたい顔のイメージに近いブランドでメイクサービスを受け、アドバイスしていただくといいかと。
「眉で悩んでます」
とお伝えすれば、なりたい雰囲気(カジュアル・フェミニン・エレガント・マスキュリンetc.)を聞いてくださったり、その日のお洋服や髪型のバランスを見たりした上で、個々のお顔立ちに似合う眉をご提案いただけるはずです☆
複数のアーティストさんにメイクしていただくと、いろんな似合う眉を体験しつつ、自分にハマる応用眉のパターンが、徐々に見えてくると思います。
いろんな角度から写真に残したりすると、復習もしやすいですよ。
おまけ:私の自己流・眉の描き方
あくまで私の普段の描き方なので……
基本からは逸れてしまっている部分もあります。
あまり参考にはならないかもしれませんが、一応……。
私は眉は大体パウダーと眉マスカラの2点で仕上げています。
パウダーにこだわりはほぼありませんし、アイブロウブラシは大昔に適当に買ったChastyです。
素の眉はこんな感じ。
目もともノーメイクなので、お見苦しくて申し訳ないですが(汗)
ややまばらながら、眉尻近くまで割としっかり毛流れがあります。
なので基本的には眉山~眉尻をパウダーで描き足して、眉頭~眉山辺りは眉マスカラで色みと毛流れを整える感じです。
まず眉尻を、リキッドファンデのあと、お粉の前に描きます。
表面がペタペタの状態なら、もし失敗してしまっても、指でささっとぼかして(場合によっては薄くファンデやリキッドコンシーラーも馴染ませて)誤魔化せます(笑)。
描き終えたら左右のバランスを見て、問題なければアイブロウコート。
アイブロウコートが乾いてからフェイスパウダーをはたきます。
(乾くまでの間には、目の下にハイライトを入れたりクリームチークをつけたり)
眉尻部分は、上にフェイスパウダーが乗ることによって、アイブロウコートを使っても、ぺったり平坦に見えにくくなる気がします。
眉マスカラなどの液状のものは、毛流れのある部分に粉が付くのを防ぐため、お粉のあとに。
まず眉尻から眉頭に向かって梳かすようにつけてから、眉頭から眉尻の方向へ毛流れを整えるようにつけることで、立体的に仕上がります。
パウダーはその時の気分でプチプラを試すことが多いので、今はCANMAKEのナチュラルシフォンアイブロウを使ってますが、これはアイブロウとしてはあんまりお勧めしないかな……(笑)。
割と濃いめの2色セットなので、眉頭にふんわり色を乗せるのはちょっと難しくて。
もともと毛流れがある部分にふんわり色を乗せるなら、ノーズシャドウ用などのベージュに近いくらいの色が入っているものの方が便利ですね。
同じCANMAKEなら、以前に使ったミックスアイブロウの方が、私は使いやすかったです。
眉マスカラはずっとヘビーローテーション。
発色が良いですし、色展開が割と豊富でプチプラなので、髪色や気分に合わせて気軽に変えることができます。
今メインで愛用しているのは#06 ピンクブラウン。
アイブロウコートはダイソーです。108円。
色を変えたい時は基本はアイシャドウを転用しちゃいますが、今年1月にRMKでメイクサービスを受けた際にアーティストさんにお勧めしていただいたWアイブロウカラーズ#03 ゴールデンモーヴがすごくお洒落で、ここ最近のお気に入りです。
眉の存在感はあるのに抜け感も出るので。
フォローさせていただいているメンバー様の記事とクチコミで、Celvokeのインディケイト アイブロウパウダーも気になる。
その日のメイクやお洋服やTPOに合わせて、形を変えることも。
(ちなみに過去のメイク記事にupしている写真も、実は割とメイクによって眉の形違います)
アイメイクなども違うので何となくではありますが、雰囲気がかなり変わるのをお分かりいただけますでしょうか?
ここに眉の色のニュアンスや、他のパーツのメイク・髪型なども加わると、印象を激変させることも難しくないと思います。
(本当は色の違いも載せたかったんですけど、ニュアンス程度のため写真ではかなり分かりづらかったので、割愛させてください……うぅ(;_;))
こんな感じで、眉で顔全体・メイク全体の印象を変えて遊んでみましょうという記事でした。
すっかり長くなってしまい、申し訳ありません。
最後までお目通しくださいまして、ありがとうございました(*^^*)
画像は一部@コスメよりお借り致しました。
ただのコスメ好き(*^^)v
ひめ☆ゆめさん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん
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美容で癒されたい人。
わきんぼうやさん
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