本日はタイトル通り、パーソナルカラーのお話・基礎編です!
ご興味おありの方が多いようなので、パーソナルカラーについての記事を書きたいなぁと思いつつ……何となくタイミングを逃し続けておりましたが(^^;)
長くなるので、眉の記事同様、基礎編と応用編に分けて更新させていただきます☆
今回は、そもそもパーソナルカラーとは何なのかから書かせてください。
ただ1点ご留意いただきたいのですが、私はカラーアナリストでも何でもなく、あくまで素人です。
診断を受けた際に伺ったカラーアナリストの方のお話や、自分で調べてきたことを、私なりの解釈でまとめた記事となります。
パーソナルカラーとは?
肌や髪・瞳などの色みや肌質・髪質などから、その人の持つ色素の系統をグループ分けしたもののことです。
分類方法や分類のグループ数に関しては、色々な流派があるため、一概には言い切れません。
ただ、基本はブルーベースとイエローベースの2つのベースカラーに分けることから始まります。
そして一番メジャーなのは4分類法(4シーズン診断)です。
【ブルーベース】

サマー(夏)タイプとウインター(冬)タイプが該当する。
【イエローベース】

スプリング(春)タイプとオータム(秋)タイプが該当する。
一番間違えがちなのは、『黄み肌=イエローベース ではない』ということです。
黄みのある肌色でパーソナルカラーがブルーベースの人も、少なからず存在します。
(ただしブルーベースの方の黄み肌は、イエローベースの方の温かみのある黄み肌とは違い、基本的にはレモンイエローっぽい感じです)
したがって、COVERMARKのジャスミーカラーファンデ購入時のジャスミーカラー診断は、パーソナルカラーではなく肌自体の色が青みがかっているか黄みがかっているかを診断するものです。
ジャスミーカラー診断ではイエローグループに該当する黄み肌でも、パーソナルカラー診断だとブルーベースだという方も意外と多いんですよ。
(※ジャスミーカラー診断を否定している訳ではありません。
むしろ肌自体の色みに合うファンデを使用すると時間経過によるくすみや顔色の沈みが驚くほど軽減されるので、一度は診断していただくといいと思います。
ただ、パーソナルカラーとは似て異なるもので混同すべきではないというだけです)
また、家族や兄弟姉妹でもパーソナルカラーが異なることは多々あります。
しかし一人の人で、身体の部位によってパーソナルカラーが異なることや、加齢によってパーソナルカラーが変化することなどはありえません。
たとえば顔はブルーベースだけど首や腕がイエローベースだと言う方をちらほらお見かけしますが、それは誤りです。
大半の場合は、単に紫外線の影響などでトーンの差が出ているだけなんですね。
また、年齢を重ねると肌が黄ぐすみしてくる・血色が悪くなってくるなどの顔色の変化を感じる方は少なくないかと思いますが、それはパーソナルカラーとは全く別のお話です。
ブルーベースの方が加齢によってイエローベースに変化すること(若しくはその逆)は、ありません。
そして色が白いからブルーベースというのも誤った認識です。
4分類法では、日本人はサマータイプが一番多いとされています。
そして白色人種の方はイエローベースの方が多いのだそう。
4シーズン診断って?
ブルーベースとイエローベースをさらに2つのグループに分け、四季に喩えた診断方法が4シーズン診断です。
日本ではおそらく最もメジャーな診断法。
4つのシーズンの特徴は、それぞれこんな感じです。
【スプリング(春)タイプ】

春の色とりどりの花々のような、黄みのある明るくフレッシュなカラーが似合うタイプ。
【サマー(夏)タイプ】

梅雨の紫陽花などのような、青みのある柔らかでエレガントなカラーが似合うタイプ。
【オータム(秋)タイプ】

秋の木々のような、黄みのあるシックでゴージャスなカラーが似合うタイプ。
【ウインター(冬)タイプ】

冬の冷えた空気のような、青みのある冴え冴えしたスタイリッシュなカラーが似合うタイプ。
4つのシーズンの相関関係を図にすると、実はこんな感じになります。
(Excelでぱっと作ったので、雑でお見苦しく、申し訳ありません)

対角の位置にある春タイプと秋タイプにはイエローベース同士・夏タイプと冬タイプにはブルーベース同士という共通項がありますが、隣り合っているグループにも共通項がそれぞれにあります。
まず、春タイプと冬タイプの方は皮膚に厚みがあるため、肌や髪は水分量があってツヤっぽい質感のことが多いです。
そのため、強めのツヤ感・大きめのラメや彩度の高い鮮やかな色などにも負けません。
夏タイプと秋タイプの方は皮膚が薄く、肌や髪の質感もサラリとしてマット~ハーフマットな印象になりがち。
鮮やかなカラーやツヤ感でコントラストをつけるより、彩度が低めのカラーやソフトマットな質感の方が洗練された雰囲気になります。
秋タイプと冬タイプの方は色素が強い方が多く、瞳のフチがくっきりとしていたり、髪はカラーリングなしの状態だと暗い色みだったりします。
目に力があるので、明度の低いダークカラーをエキゾチックにつけこなすことができるんですね。
そして春タイプと夏タイプは色素が薄く、秋タイプや冬タイプの方に比べて瞳や髪の色が明るい場合が多いのだそうです。
そのため明度の高い明るい色がくすまず映えます。
一番似合うであろうメイクをシーズンごとに挙げると、こんな感じになります。
(もちろん顔立ちや年齢などの影響も大きな要素のため、一概には言いきれません)
【春】
水分やオイル系のみずみずしいツヤ肌。
大きめパールのアイシャドウ+マスカラぱっちり。
パール系のリップグロスやシアーなリキッドルージュ。
【夏】
すりガラスのようなセミマット肌。
繊細なパールの淡色アイシャドウ+アイライン(締め色アイシャドウを使わない)。
リップライン+ツヤの出すぎないリップグロス。
【秋】
作り込んだフォーマルなマット肌。
マットなアイシャドウでグラデーションしっかり、陰影を付ける。
発色の強いマットルージュ。
【冬】
パール系の華やかなツヤ肌。
大粒ラメやメタリック系のアイシャドウ+アイラインしっかり。
発色の強いリキッドルージュやツヤのある口紅。
もちろん顔立ちや年齢・服装・TPOなどによっても似合うメイクは変わってきますが、基本はだいたいこんな感じかな。
自己診断の危険性
現在、雑誌やネット上などで簡単にパーソナルカラーの自己診断テストをできますよね。
しかしこちらはあくまで参考程度にとどめていただくべきものです。
パーソナルカラーを知りたい場合、専門のカラーアナリストのいらっしゃるサロンで診断していただきましょう。
理由はいくつかありますが、まず、自己診断は自分自身の好みや偏見が反映されている可能性が高いからです。
サロンで診断した方のほとんどは、ネット上の自己診断によって自身のパーソナルカラーを誤認していたという話もあります。
また、骨格や顔立ちの影響によって、正しい判断が難しい方もいらっしゃいます。
そのうえ多くの方の場合、1つのグループのみに該当する訳ではなく、セカンドタイプが存在します。
無理やり一つのタイプに当てはめようとするあまり、偏見から誤認に繋がってしまうケースも少なくありません。
また、セカンドタイプがそもそもあるのかないのか、どの程度影響しているか、色選びで特に注意すべきポイントは何か等まで判断していただけるのは、対面の診断ならではの強みです。

伊勢丹でやってたルパン三世のイベントのカフェラテです☆
ちなみに私も、実際に対面で診断していただくとサマータイプに該当しますが、ネットや雑誌の自己診断テストだとウインタータイプだという結果が出ます。
これは私の顔立ちや雰囲気などが、サマータイプよりもウインタータイプの特徴に当てはまるためです。
私の場合、肌や髪や瞳の色・肌質・髪質などから判断すると明らかにサマータイプなのですが、この辺りまで素人が見極めるのはなかなか困難ですよね。
さらに、自己診断の場合は似合うカラーの一例が添えられている場合が多いかと思いますが、こちらもネットであればブラウザによって、雑誌や書籍であれば印刷によって、微妙な差が生じてしまっている場合なんかもあります。
ちょっとした違いではありますが、そのちょっとした違いが似合う・似合わないの分かれ道となるのがパーソナルカラー。
是非とも実際にカラードレープを当てていただき、肌への映え方の違いを体感してみることをお勧めいたします。
診断をするサロン選びのコツ
上記の通り、パーソナルカラーを正確に把握するためには、サロンでの対面診断が一番です。
ただ……診断していただくサロン選びには注意が必要だったりもします。
診断される側の私達も個々に肌色も髪質も違う人間ですし、そして診断する側のカラーアナリストの方ももちろん人間です。
人間が人間が診断するので、見る人によって判断が割れるケースや、判別が難しいケースは避けられません。
また、診断する側とされる側の相性なんかもあるでしょう。
診断結果にあまりにも違和感があるなら、最初に診断したのとは別のサロンに行ってみるのも良いと思いますが……
(極端な話をすれば、医療でいうセカンドオピニオンなどと同じです)
……でも、それだと時間もお金もかかっちゃいますよね。
事前に「○○(サロン名) 評判」などのワードやアナリストの方のお名前で検索エンジンにかけてみたり、もしアナリストの方がブログやSNSをなさっているなら過去の更新分までよく読んでみたりなさることをお勧めします。

獺祭ショコラや、君島十和子さんもお勧めの“からだにおいしいショコラ”で有名なPALET D'ORです。
チェックするにあたって、最低限絶対に避けるべきアナリストの方は、私がここまでに書いた基礎的な部分の知識から間違った発言が見受けられる方です。
例えば「パーソナルカラーは年齢によって変化する」だとか「色の白い方は全員ブルーベース」なんておっしゃっているアナリストの方は、正直かなり怪しいと思うので、ちょっとお勧めできません。
(いる訳ないでしょーって思うんですけど、意外といるんだな、これが……(^^;))
基礎編は大体こんな感じでしょうか☆
次回、応用編では、パーソナルカラーとの上手な付き合い方や私なりの取り入れ方だったりをまとめてみます。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました(*^^*)
*ameblo
Mayumin♪さん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん
美容で癒されたい人。
わきんぼうやさん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん
ただのコスメ好き(*^^)v
ひめ☆ゆめさん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん
@bhjさん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん
☆tanpopo☆さん
コスメ蒐集OL
ゆかり.*。゜+:*さん