最近、twitterなどで話題の「#中の人」。
今回は、より皆さまには見えない部分、
【商品開発】の「#中の人」
が、どんな思いで取り組んでいるのか、どうやって1つの商品ができあがっているのか、各部門の担当者へのインタビューを通してお伝えしていきたいと思います。
【使用感=使いごこち設定の裏側に迫ります】
先回に続き、<ネイチャーコンク薬用クリアローション>の「#中の人」へのインタビューの様子を、数珠つなぎでお送りします。
今回は、入社21年目の先輩、美容研究課の山元へのインタビューをお届けします。
普段ご使用されている
化粧品の使い心地
が、どんな風に設定されていくのか
、ご確認ください♪
【気持ち良い・使い続けたくなる使い心地を追求】
林:「山元さんは普段どんなお仕事をされていますか?」
山元:「化粧品の使用感設計です。お客様が気持ち良いと感じ、使い続けたくなる使用感を研究しています。」
林:「使用感はどうやって設計してるんですか?」
山元:「官能評価と、実際にお家で使うホームユーステストを繰り返して設計してるよ。」
林:「気持ち良いと感じるかどうかって難しいと思うんですが、どうやって見極めているんですか?」
山元:「他社の人気商品とか、目新しい商品を調査してるよー。たくさんの化粧品を使用することで、どんな使用感が好まれるのかを研究してます。」

【自身がふきとりの大ファン、その良さを伝えたい】
林:「どんな思いでネイチャーコンク薬用クリアローションの使用感の設計に取り組まれましたか?」
山元:「私自身が、ふきとり化粧水の大ファンなので、みなさんにその良さを実感していただきいなって思って。」
林:「山元さんが思うふきとり化粧水の良さって何ですか?」
山元:「次に使うオールインワンゲルや化粧水などがぐんぐん浸透する感触と、古い角層をふきとることで得られる透明感、かな。この2つを十分に感じていただける使用感に加えて、ふきとり化粧水初心者の方にも使いやすい使用感に設計しました。」

【“誰でも“やさしくふきとれる、を目指して...】
林:「使用感設計で、一番こだわったのはどういうところですか?」
山元:「うーん、色々あるんだけど、一番は誰でもやさしくふきとれるようにしたところかな。」
林:「誰でも、というと...?」
山元:「はじめてふきとり化粧水を使う方は、どうやって使うのか、どれくらいの力でふきとればいいか分からないと思うのね。中には、ゴシゴシこするように使う方もいると思うから、コットンとお肌が摩擦しないように、ややとろんとした美容液のような感触にしました。」

【すっきりとしっとりの両立にもこだわり】
山元:「あとね、もう一つこだわりを言うと、朝の洗顔代わりにも使っていただけるように、すっきり感としっとり感の両方が、実感できるようにしました。」
林:「なるほどです。ただ、すっきり感って“べたつきのなさ”ですよね?しっとり感、つまり“保湿感”と、言ってみれば反対の様にも感じますが...。設計、というか微調整、難しくなかったですか?」

【朝から心地よく使ってもらうために...】
山元:「そうなのー。そこが一番苦労したところだけど、朝から心地よく使ってもらうためには重要なんだよね。」
林:「朝使った後にべたついてたら、メイクしにくいですしね。」
山元:「そうそう。それに、毎日使っていただくものだから、お肌へのやさしさを考えた使用感設計をして、官能評価と開発課との改良方向の打合せをを繰り返しました。そうして、やっと今の使用感にたどり着いたの。」

【やりがいはお客様の反応】
林:「仕事のやりがいを感じる瞬間やエピソードがあれば教えてください。」
山元:「やっぱりお客様の反応かな。良い反応をいただけるとうれしいです!」
林:「そうですよね!私も担当商品を褒めていただけたときはめちゃくちゃうれしかったです!」
山元:「そうだよねー。あとね、化粧品を使う時の心地良さを研究していても、ひとりよがりになっていないか不安になる時があるんです。その時にお客様の反応を確認してるの。」

【トレンドに注目しながらSNS・クチコミで反応をチェック】
林:「どうやってお客様の反応を確認してるんですか?」
山元:「モニターテストの結果だったり、発売後に営業部門や企画部門の方にお客様の評価を聞いたり、SNSなどの口コミとかで確認してるよ。この反応が良い時は、自分の設計に自信を持つことができて、モチベーションにもつながります。」
林:「なるほど!自分の感じ方と人の感じ方って、きっと全然違いますもんね。」
山元:「そうそう。使用感は、肌質、年齢、個人の好み、使用感のトレンドなど、要素が多くあって、とっても難しいの。けど、これからもたくさんの女性が心地よい、毎日使い続けたいと思える使用感を追求していきたいです!」

【インタビューを終えて...】
いかがでしたでしょうか?
どんな風に化粧品の使いごこちが生み出されていくのか、またそれに携わる美容研究課山元の熱い思いとこだわりを感じていただけたのではないでしょうか?
担当者の愛が詰まった商品が、1つでも多く皆さまのお手元に届きますように...。
次回は、デザイン課で、<ネイチャーコンク薬用クリアローション>のデザインを担当している石田へのインタビューの模様をお送りします。

●Vol.1 ブランド担当 土屋へのインタビュー
●Vol.2 中身開発担当 木村へのインタビュー
●ネイチャーコンク薬用クリアローションのクチコミ
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