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ギフト・ショーで「農業とデザイン」を考えながら「ニューヨークチキンオーバーライス」を食べてみた

ギフト・ショーで「農業とデザイン」を考えながら「ニューヨークチキンオーバーライス」を食べてみた


<佐賀ありたどりと静岡天城米のニューヨークチキンオーバーライス>


FARMSTEAD CAFE
Produced by FARMSTEAD INC.
第87回東京インターナショナル ギフト・ショー春2019(HP)
2019年2月12日ー15日
会場:東京ビッグサイト


東京ビッグサイトで2月12日から15日まで開催されている
日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市
「ギフト・ショー」に行ってきました。


ギフト・ショー内の東展示棟1階東3ホールで開催されている
「第25回グルメ&ダイニングスタイルショー春2019」の
「FARMSTEAD EXPO 2019 SPRING」では
株式会社ファームステッドが
デザインによる農業と地域と食のブランディングを
取り組んでいる生産者を紹介していました。


今回出展されている生産者は10社。
その中で伊豆市産業振興協議会の
「AMAGIFT(アマギフト)」の取り組みを紹介する
生産者とのトークセッション・ミニセミナーに参加してきました。


株式会社ファームステッド(HP)は、
日本全国の農業をはじめとした1次産業を
デザインで支援することを目標に掲げる
デザイン・ブランディングカンパニー。
農家のロゴ・シンボルマークや地方産品のパッケージデザイン、
地域を活性化するためのブランド作りなど
「一次産業にデザインを、地方にこそデザインを」という
ミッションを持って活動されています。


伊豆市は静岡県伊豆半島中央部、
名水の産地で知られる天城山を擁する場所で、
修善寺や温泉など名所を有する観光地としてもよく知られています。
私も昨年観光で訪れましたが、
修善寺や温泉、竹林などの観光名所や
わさび、蕎麦など一泊二日では味わい尽くせない名物があり
また行きたい場所でもあります。


伊豆市産業振興協議会は、
その伊豆市の産業振興や観光振興を行う団体です。


伊豆市産業振興協議会が株式会社ファームステッドとの
デザインブランディングに取り組む前の課題として、
伊豆市には様々な農産物や加工品があるのですが
大きい企業がなく、産物品の生産・販売を各企業がそれぞれに展開。
結果的に伊豆市全体で見ると統一感のないデザインの産物品が
多く存在していたそうです。


そのため更なる販路拡大の為に
「プレミアム地域ブランドで、地域産品を伝える」
と位置づけ、
伊豆が誇る名水の産地「天城」と贈り物=「ギフト」から名付けた
ブランド名、「AMAGIFT(アマギフト)」が生まれたそうです。


「AMAGIFT」は、各社異なる商品について商品デザインを統一。
伊豆市の地域ブランドとして、プレミアム感を演出しています。
統一されたブランドデザインなので、各商品を組み合わせて
ギフト商品として適しているなあと思いました。


写真はないのですが、、、ラインナップは


●イズシカ肉・イノシシ肉
イズシカ問屋
●天然の棚田米(コシヒカリ)
自然農法 浅田ファーム
●ゆばかけご飯の素
有限会社 若木屋
●白びわ茶
自然療法サロンミモザ
●清助しいたけ・伊豆の恵(コシヒカリ)
伊豆の国農業協同組合
●ハラペーニョピクルス・ジャム
有限会社 ラポサーダ
●天城の水
農事組合法人 伊豆月ヶ瀬梅組合
●わさび漬
伊豆わさび漬組合
●あまご 黄金いくら
あまご倶楽部
●煎茶(天城、年寿、遠笠山)
伊豆の国農業協同組合 お茶部会
●伊豆のこめたまご
有限会社伊豆鶏業
●あまご山椒煮
あまご茶屋
●伊豆のところてん
有限会社盛田屋
●伊豆の完全天日塩
有限会社盛田屋
●天城柚柑(小みかん)ジャム
自然農法 浅田ファーム





展示会の一区画では株式会社ファームステッドがデザインを手がけた
企業の産物品を使ったカフェ「FARMSTEAD CAFE」が出店。
ミニセミナー後、ランチはこちらでいただきました。


「佐賀ありたどりと静岡天城米のニューヨークチキンオーバーライス」
税込1000円



使用している農産品は
●ありたどり(ありた株式会社)
●天城の棚田米(AMAGIFT)ー玄米
●伊豆の恵(AMAGIFT)ー白米
●いんげん(株式会社みやぎ農園)


ぷりぷりの「ありたどり」を
伊豆市のお米のサフランライスの上にのせて
スパイシーソースで仕上げた一品です。
味付けが少し濃いめだったので
「ありたどり」本来の味がちょっと分かりにくかったけど
カフェやレストランなどで若い消費者にも
物産品と産地を訴求しやすいメニューだなあと思いました。


私はデザインセンスがゼロなので
こうした取り組みを購入して応援するしかないのですが、
まずは産物品を手を取り、食し、興味を持って
産地に行く取り組みをデザインの力によって考える
良い機会となりました!

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