1069views

パーソナルカラーの盲点<素材や質感>

パーソナルカラーの盲点<素材や質感>

数年前から急にこぞって言われ始めた
「パーソナルカラー」。(以下「PC」)

昨年頃からは大手国産化粧品メーカーでも
<イエベ><ブルベ>に分けて商品を出す程に
市民権を得ているようですね。

私も、ごく近しい知人にPC診断士が居りまして
見て貰った事がありました。
ひとまず結果は
「ニュートラル(グリーンベース)に限りなく近いサマー」。
黄味すぎても青みすぎても×。濁り過ぎても澄み過ぎても×。

特段新鮮な驚きが無かったからというワケではなく
こういったクチコミサイトやコスメレビューを見ていると
随分とこのPCに重きを置いている方が多いように見受けられませんか?

もちろん、私はPC否定派でも何でもありません。
「知る」という事はとても重要な事ですし
PCがメイクやファッションの参考になる事も重々承知しています。

が、PCが導いてくれるのは
その名の通り「カラー」
「色」なんですよね。

質感や素材の事は置いてけぼりになってしまって
「色」だけに執着していらっしゃる方
とても多くありませんか?

PC診断時に合わせるドレープ(ぺらぺらのいろんな色の布)、
あんな素材の服ばかり着るワケではないですし
もちろんあんな質感のメイクをするワケではないんです。

同じカラーのものでも
コットンなのか、サテンなのか、ニットなのか、レザーなのか。
マットなのか、グロッシーなのか、パールなのか、ラメなのか。

私は、上に挙げた通りサマーよりニュートラルですが
グレー系のアイメイクはダークだろうがライトだろうがシアーだろうが似合いません。
ブラウン系アイメイクは得意ですが
ラメの強いもの、マットなものは似合わず
しっとりとしたパール系は上手に使いこなせます。
オレンジ系はマットに近い仄かなパール系が一番得意です。
ピンク系は青すぎなければラメのものでも比較的使いこなせます。
比較的目鼻立ちがハッキリしているので
ブルーやパープルは質感問わず苦手です。

チークは
青みピンクであればパールの入ったもの、
オレンジ系であればノンパールのものが似合います。
レンガ色、バーガンディやボルドー等
明度の低いものはパールでもマットでも似合いません。

リップは
とにかくマットなものは全て似合いません。
おちょぼ口なので、彩度が高すぎるものも似合いません。
彩度低めでグロッシーであればピンク、レッド、オレンジ、ベージュ等
色彩問わずつけられます。

服はもっとわかり易くて

白いものは
コットンのTシャツやシャツ→牛乳のようなまろやかな白
ニット→まろやかな白か少し黄味かかったオフ白
レーヨンなどのテロテロ素材→クリアな真っ白
が得意です。

黒いものは
ツヤのないドレスやニットは得意ですが
Tシャツやシャツ、光るような素材は×です。

ライトブルーは
ウールのコートやニットなど重量感のある素材は得意ですが
てろっとしたシャツやコットンのTシャツなど
薄い質感のものは苦手です。

ベージュはパリっとしたトレンチは得意ですが
ニットやTシャツなどふんわりすると苦手です。
厚手のウールのコートなども×です。

と言った具合に
皆様が普段身につけるものは
「色」だけでなく
「質感」や「素材」等も多く関わっているはずです。

例えばご自身の中で
この色を身につけたいけど、PCに反するなー、とか
このメイク、PCに合ってるはずなのにしっくり来ない・・・
などお思いでいらしたら
一度
「質感」「素材」等に目を向けられてはいかがでしょうか?

一素人の見解ではありますが
PCに囚われ過ぎると見落としがちな盲点、
ご参考になれば幸いです。


このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(1件)

  • はじめまして(*^^*)

    色だけでなく、質感や素材にも目を向けてみる…というのは目から鱗でした。私もPCはブルベ冬(自己診断)ですが、このカラーは似合う!とサイトやブログ等でオススメされているカラーが全然似合わなかったり…一括りには出来ない部分がやっぱりあるのだなと思いました。

    0/500

    • 更新する

    2019/7/11 01:21

    0/500

    • 返信する

美容その他 カテゴリの最新ブログ

美容その他のブログをもっとみる