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今だから言える双子の子育て

今だから言える双子の子育て

ビューティストにご参加しているみなさまで子育て真っ最中の方はいらっしゃいますか?

私は36歳で次男次女にあたる男女の双子を出産しました。長女が14歳長男が8歳の時の
お話です。

高齢出産でしかも双子。2000年5月31日に無事に自然分娩で二人を出産しました。
時間差13分でした。どちらも2500g以上あり、分娩台の脇に準備された保育器には
1秒も入らず五体満足の赤ちゃん誕生です。

それから私の戦いが始まりました。双子ですからふたりです(当たり前ですが)。夜昼
構わず赤ちゃんは泣きます。そしておっぱいを飲みます。それが二人いるわけですから
片方が起きておっぱいを飲ませ寝かしつけると、もう片方が起きておっぱいを飲むの繰り
返しで半年間は睡眠時間2時間でした。お風呂も二人同時という訳にはいきませんから
一人を入れたら、もう一人を入れて最後に自分。夏はもうお風呂だけでヘロヘロです。
子どもが産まれたら「こんな子になって欲しい」とか色々親としての思いがあると思い
ますが、今回ばかりはそんな事を思っている暇がありませんでした。
とにかく今日を生かして乗り切ること!それだけだったような気がします。

そんな1年間の育児休暇を過ごし、いよいよ保育園に預けてお仕事に復帰したのですが、
これがまた・・・一人をおんぶして、一人をチャイルドシートに乗せて保育園へ。
到着したらもう一人を抱っこして荷物を持ちダッシューーーー!
そして号泣する双子達に後ろ髪をひかれつつ会社へダッシューーーー!
帰りは保育園へ迎えに行き、その足でスーパーへダッシューーーーー!
家へ帰ったら上の子達に双子をまかせ夕ご飯の支度を急げーーーー!
お風呂に入れて、子ども達より先に夢の中へ・・・・!
と・・・こんな数年間を過ごしました。

病気も多かった。次男は喘息もちでしたから何度も夜中に病院に走りましたし、片方が
風邪をひくと、もうひとりにうつったり小児科の常連になり小児科で使う吸入器まで
自宅で購入して、喘息と戦いました。
自然児と化した今となっては、まったく信じられないお話ですが。

実は双子を身ごもった時に、高齢出産は障害のある子どもが産まれる確率が高くなると
本で読み、出産前診断をしてもらおうか悩んだことがあります。その時担当の先生が
おっしゃいました。「出生前診断で迷うんじゃない、診断結果が出た時に迷うのだ!」
と・・・本当にその通りです。もし悪い結果が出たら親として、人間としてどう判断するの
か・・・考えたあげくしませんでした。私のところに授かった命。どんなことがあっても
育てていくという決心をしました。

その子達が小学校へ入り、どんどん大人になってきて私のことを気遣うようになり
先日12歳のお誕生日を迎えました。本当に大人になったなぁと・・・頑張った自分!と
感慨深いお誕生日でした。
もちろん、周りの協力と助けがありここまでこれましたので、両親や上の子ども達にも
本当に感謝しています。

私の宝物は何と言っても4人の子ども達です。この子達がいるから私は頑張れるのです。



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コメント(2件)

  • りかりん40さん。コメントありがとうございます。そうですね双子の子育てというのは想像したよりも壮絶な戦い!?でした。ですが、今となっては笑い話です。(当時はとても笑えませんでしたが)沢山の思い出と沢山の笑顔と感動をくれる子ども達には感謝しています!

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    2012/7/2 10:24

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  • スーパーームーン369さん。こんにちは♪育児中でいらっしゃるのですね。私が4人の子育てで思った事は、子どもは親が育てているのではなく
    子ども自身が育っていくのを手助けするだけなんじゃないかと思います。
    そして同時に自分も育てられるのですね^^ちょっとの事では動じなくなりました!子育て頑張って!!

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    2012/6/18 09:24

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