
あなたはどっち派!?
SK-Ⅱ 人気美容液2種徹底比較
まずはアットコスメでの評価と、1本あたりのお値段(税抜)を見てみましょう。(2019年10月23日14時現在)
【ジェノプティクスオーラエッセンス】
30mL⇒¥16,000
50mL⇒¥23,000
75mL⇒¥32,000 (限定発売)
アットコスメでの評価⇒★5.5 (総口コミ件数;1650件)
【R.N.Aパワーラディカルニューエイジユースエッセンス】
30mL⇒¥12,500
50mL⇒¥18,500
75mL⇒¥25,000 (限定発売)
アットコスメでの評価⇒★5.4 (総口コミ件数;32件)
ちなみにリニューアル前の評価は★5.0 (総口コミ件数;1349件)となっています。
ジェノプティクスの方が数千円お高くなっていますね!
見た目としては、カバー写真右側の白くてオーロラ色の瓶がジェノプティクス、左側の赤い瓶がR.N.Aパワーです。
R.N.Aパワーは赤といっても良く見ると半透明なので、残量は透かして確認することが可能です。
一方でジェノプティクスは日光を完全に遮断するために、残量を目で確認することができません。
あれ?なんか液体出てこないけど・・・無くなった!?なんてこともちらほら(笑)
それでは次に、気になる成分の違いを見てみましょう!
【共通成分】
・ガラクトミセス培養液
SK-Ⅱといえばまずこの成分ですね!
50種類以上の有用成分が含まれており、肌が本来持つ天然保湿因子と同じ組成成分を含んでいるようです。遺伝子研究に基づいた最先端皮膚科学研究も行っており、キメが整い肌をなめらかにする(整肌成分)、ふっくらとしたハリをもたらしハリ不足をケアする、肌を明るくする、ツヤと輝きをもたらすことが確認されています。
今後新たに出るであろう研究結果も楽しみですね!
・ナイアシンアミド
バリア機能改善作用、色素沈着抑制作用、抗シワ・抗老化作用。
医薬品でも「ニコチン酸アミド」という名前で、様々な皮膚疾患に内服処方されています。
・BG
表皮の柔軟&保湿作用、TEWL抑制によるバリア機能改善作用、抗菌・防腐 等。
BGといえば非常に高い吸湿性+保水性。様々な化粧品に汎用されています。
・ペンチレングリコール
表皮の柔軟&保湿作用、抗菌・防腐。
さっぱりとした感触をもたせる成分です。
・グリセリン
角質層の柔軟化&保湿作用、TEWL回復促進によるバリア改善作用、温感作用 等。
・ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチロイドデシル)
いわゆる合成セラミド・疑似セラミド
エモリエント作用、抗老化作用、リポソーム安定化作用。
・パンテノール
体内でパントテン酸に変換され、細胞活性効果を発揮します。
抗炎症作用、肌荒れ・小じわなどに期待できる成分。
これもよくパントテン酸という名前で内服処方されます。
・マイカ
パール光沢を付与する成分。
キラキラしている!と口コミにあるのは、こちらの成分のお陰。
このパール光沢を利用して、透明感などの演出によく配合されます。
・その他
界面活性剤、防腐剤、溶剤、pH調整剤、増粘剤
ということで、両者には共通して整肌成分、皮膚の軟化・保湿成分、光沢付与成分、色素沈着抑制成分、抗シワ成分 etc が含まれています。
良くも悪くも、夜にキラキラした成分を塗るのはちょっと・・・と評価が分かれるのが、この光沢成分。
美白美容液でも保湿されてる感がある!と評されるのは、BGやグリセリンがきちんと配合されているからなんですね。
それでは次に、それぞれの特徴といえる成分を見ていきましょう!

【ジェノプティクスオーラエッセンス特有成分】
・ナイロン末
ナイロン!?そう、あのナイロンです。伸びや感触を良くするために配合されたり、酸化チタン等との併用でUV加工を目的とします。
・ポリメチルシルセスキオキサン
サラサラとした感触を持たせると共に、高いソフトフォーカス効果が期待できます。
※ソフトフォーカスって??
⇒球状の粉で肌を均一にし、光を均一に反射することでシワや毛穴を目立たなくする効果

https://cosmetic-ingredients.org/others/%e3%83%9d%e3%83%aa%e3%83%a1%e3%83%81%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%83%ab%e3%82%bb%e3%82%b9%e3%82%ad%e3%82%aa%e3%82%ad%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%81%ae%e6%88%90%e5%88%86%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%81%a8%e6%af%92%e6%80%a7/
確かに口コミの中に、パール感で毛穴がごまかされている気がする・・・なんてのもありましたね・・・!
恐らく、お肌自体に働きかけるほか、この長ったらしい成分がお肌の凸凹をうまく隠してくれていたようです!
メイク前使用すると効果がより感じられる、という口コミも、この作用が期待できるからこそかもしれません。
・イノシトール
保湿成分として配合。
・ウンデシレノイルフェニルアラニン
抗酸化作用。酸化はお肌の大敵です!シミ、シワができる原因の一つです。
・加水プレーンドメーティカ
メラニン輸送抑制による色素沈着抑制作用、保湿作用、ミトコンドリアトランスファー促進による抗老化作用。
※ミトコンドリアトランスファー促進
⇒ダメージを受けた細胞に、健康なミトコンドリアを受け渡すこと
⇒健康なミトコドリアが細胞を回復させる
・柑橘・レティクタ(タンジェリン)果皮エキス
抗酸化作用、角質部分のキメ、ツヤ向上など。
・アスコルビルグルコシド
みんな大好き!ビタミンC誘導体!
メラニン還元による色素沈着抑制作用、紫外線照射による抗炎症作用、コラーゲン産生増強による抗老化作用。
・ウメ果実エキス
抗糖化作用⇒明るく弾力性のあるお肌に!
タンパク質と糖が反応することを糖化作用といいます。酸化と同じく、糖化されるとAGEsという老化物質を作ってしまいます。ウメのエキスはそんな老化物質の生成を抑える効果が期待できます。
・その他
★★★★★ジェノプティクスオーラエッセンスのまとめ★★★★★
・共通成分として保湿作用、皮膚軟化作用、抗シワ作用の成分が含まれている。・ソフトフォーカス作用を示す成分を配合することで、お肌の凸凹を目立たなくする効果が期待できる。⇒マイカによるパール効果と合わさって、いわゆるSK-Ⅱの「オーラ」感を出すことができる。
・抗酸化成分や柑橘エキスにより、お肌のキメやシワ、ツヤなどにも効果が期待できる。
・抗糖化成分により、お肌の弾力アップが期待できる。
・ビタミンC誘導体、加水プレーンドメーティカ配合により、色素沈着やメラニンの表在化を防止することが期待できる。紫外線のダメージを緩和させる効果が期待できる。
【R.N.Aパワーラディカルニューエイジユースエッセンス特有成分】
・キシリトール
吸湿性・保水性を有しつつもべたつきが少なく、冷涼感を与えます。
表皮の柔軟化、水分量増加による保湿作用、抗菌作用。
・スクワラン
皮膚への浸透が良くサラッとしている。水分保持能がある。他のオイルと配合することで感触を改良することができる。
・酢酸トコフェロール
ビタミンE誘導体のこと。紫外線は細胞膜を構成するリン脂質などを酸化させ、「過酸化脂質」と呼ばれる形の脂質を増やしてしまします。
この過酸化脂質が増加すると、他の様々な物質を変性・損傷させてしまいます。
それによりお肌のくすみやハリの低下、色素沈着は濃くさせ・・・という悲しい現象が(泣)
酢酸トコフェロールは、この過酸化脂質を抑制することで老化を遅らせることが期待できます。
・(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
ソフトフォーカス作用を持つシリコーンパウダー。
・トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエスリチル
皮膜を形成。エモリエント作用。
・イナゴマメ果実エキス
保湿効果。引き締め効果。
・エゾウコギ根エキス
お肌が本来備えている保護機能をサポートすると言われています。
・加水分解ダイズタンパク
コラーゲン生成・ヒアルロン酸生成促進作用。
・ドクダミエキス
ドクダミ茶でおなじみですね、デトックス作用なんて呼ばれたりしています。
漢方にも調合される成分で、「十薬」と呼ばれており、種々の炎症を抑える働きがあります。
湿疹やざ瘡(にきび)、かぶれなどに、昔から貼って薬として使用してきました。
作用としては、抗菌作用、抗アレルギー作用、MMP-1(1型コラーゲンを分解する酵素)活性阻害による抗シワ作用などが明らかになっています。
・パルミトイルペンタペプチド-4
コラーゲン産生促進作用。
・アーチチョーク葉エキス
抗炎症作用、色素沈着抑制作用、毛穴引き締め作用。
その他
★★★★★R.N.Aパワーラディカルニューエイジユースエッセンスのまとめ★★★★★
・共通成分として保湿作用、皮膚軟化作用、抗シワ作用の成分が含まれている。・ソフトフォーカス作用を示す成分を配合することで、お肌の凸凹を目立たなくする効果が期待できる。
・コラーゲン産生などに関与する成分が多種配合されており、より高い保湿効果が期待でき、お肌をふっくらさせ、ハリを回復させる効果が期待できる。
・炎症を抑えるエキス剤が配合されており、ニキビができやすい体質の方でも比較的使いやすいと推測できる。
・毛穴の引き締め効果が期待できる。
★★★★★さいごのまとめ★★★★★
両者とも保湿成分、抗シワ成分など共通する目的の成分も多々ありますね!
大きな違いとしては、ジェノプテュクスオーラエッセンスの方が口コミ通り「美白」に強く、つるんっとした「ツヤ」のあるお肌になりたい方に向いているのではないでしょうか。「ミトコンドリア」という細胞内小器官に働きかける成分が含まれているのも魅力的ですね!
一方のR.N.Aパワーラディカルエイズユースエッセンスは、ジェノプティクスよりも高い「保湿力」が期待できそうです。
その他「毛穴の引き締め」効果や、パワーラディカルに特化している「炎症を抑える」成分が含まれているのが魅力的だと感じました!
私は最初にパワーラディカル⇒使い切ってからジェノプティクスをそれぞれ使用してみましたが、確かにジェノプティクスの方が塗った瞬間に肌が明るくなる印象がより強く感じました。
朝のメイク前にも使用することでメイクの仕上がりもより良くなったように思います。
一方でパワーラディカルの方が良いかなと思う瞬間は、乾燥がより酷い時やニキビができてしまった時です。
炎症を抑えるといってもあくまで化粧品なので、十薬が含まれる美容液をいくら使った所で医薬品レベルまでは届きませんが、ちょっとお肌が乱れがちだなと感じた時にはパワーラディカルを使用したいなと思います。
どちらが自分のなりたいお肌、今の状態に合っているかは人それぞれ。
効果の感じ方だって多種多様。
この値段出すならあの美容液の方が自分には合っていた、なんてことも沢山。
なかなか自分にぴったりの美容液が見つけられない方、多くいらっしゃいますよね!
私も日々迷走してます(笑)
歳を重ねれば合う化粧品も変わってくるし、短期で見ても日によってお肌の状態は微妙に違いますよね・・・
一緒に迷いながら、自分に合った美容液を見つけたいですね!
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