
黒たまご、もとい、ル リフトクレーム マン
想像してたより大きかった!まあこのお値段ですもんね。
コスメにハマってから何度かカウンターに行き、口紅などをTUしてもらったものの、これ!という物に出会えず。シャネルってなんだか遠い存在でした。
いや、いいと思ったら気軽に買えばいいんですけど。どうも波長が合わない気がして…。どんな高級ブランドでも、あっここで買い物したいな、と思う瞬間ってあると思うんですが、シャネルにはそれが訪れなかった。
でも、これは違った。この商品を見たとき「これだ」と思いました。パッケージも含めて、このクリームの佇まいに強く惹かれたのです。
私は乾燥肌なので冬になると手の荒れが目立つし、ささくれも痛い。毎年いろいろなハンドクリームを試して、現在はクラランスで落ち着いていたんですが、最近の乾燥でそれでは物足りなくなってきたところでした。
このハンドクリームは潤うだけでなく、アンチエイジング処方で、塗ると手指がふっくらして輝くような手になるらしい。
知れば知るほど欲しくなる…。ほとんどの商品は諦められるけど、その中の一部に諦められない物がある。自分にとってこれはそういう物になりました。
値段だけはネックだったので、少し悩んで、カウンターで白たまごと比べてから購入。
あのクリームを買うんだと決めていたら、シャネルのカウンターもよそよそしく感じられませんでした。
シャネルの袋を大事に抱えて帰宅し、いそいそと開封するも、…まず蓋が開かない。
いやあ、本当に開かない。苦労しました…。そのうち慣れて簡単に開くようになりましたが、これは最初、どうやって開けるのが正解なんだろう。

もったいないからちょっとしか出さない
というか、容器が固くてちょっとずつしか出ない。高いから少しずつしか使えない仕様になってるんだろうな。さすがシャネル、気が利く。
肝心の使い心地ですが、塗ったとたん、あ、これは普通のハンドクリームではない…!と思いました。
さらさらしてよく伸びて、塗ったそばから細胞に染みとおる感じがする。べたべたとは無縁のテクスチャ。反対の手で上から触れると極薄のヴェールを被せたようなんですが、それは触れた手を拒まず、優しく迎えてくれる。
これまで味わったことのない感覚。これはハンドクリームというより、手のための美容液だ。
そう考えると、このお値段も納得…!
手っていろんな美容にいい栄養分を乗せますよね。化粧水や乳液、美容液。それらは顔のためのものであって、手のためのものではない。でもこれを塗っている瞬間、手は顔に勝るとも劣らない滋養を与えられている気がする。
年齢は手に出るといいますが、手は体の中で一番働いている箇所かもしれません。本来、もっともっと大切に扱われていい。少なくとも私はささくれができるまで放っておいたのだから、本当の意味でケアしてるとは言えなかったかも。これからは大事にしようと思わせてくれたコスメ、すごいです。
いい買い物をした。
でもちょっとずつ出す。
匂いなんですが、なんとも形容のし難い、植物性の香りがします。こればっかりは試してみないとわからないかも…独特で微妙な…悪い匂いではないです。
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