身の毛もよだつような怖い体験をしたので良かったら聞いて下さい。
コスメとか肌とかシミとか全く関係ない話です・・。
深夜3時頃、さ~ぼちぼち布団入っていつもの様に美容系リサーチでもしながら
寝るかなーと思ってたら・・
突如、家中にメロディが鳴り響いた。
ティンコ~ン、ティンコ~ン、チャンチャンチャラチャララ~♪
チュンチュンぴっぴ♪
相当浮かれたメロディだけど、これはうちのインターホンの音である。
深夜3時だよ!?
こんな時間に浮かれたインターホン鳴らす人って言ったら、身内の緊急事態か
ヤル気マンマンの強盗くらいしかいなくない!?
あ、強盗はインターホン鳴らさないのか。。
すんごい怖くて足音をさせないよう、抜き足差し足でそ~っとドアの除き穴から覗くと・・・
こんな感じの人物がドアの前に立っていた。

ぎゃあああ!!なんかいる!!
めっちゃ怖いのいるーー!!
微妙な位置にいるから顔が全然見えない!
けど身長はかなり小さくて女なのは間違いない。
髪は束感(流行とは関係なく脂ぎってるだけ)があって真っ黒、うつむいて
あり得ないほど猫背な背中、真冬の夜中にピンクのセーター姿でコートも着てないっぽい。
そして何やら紙袋を持っているらしく、常にカサカサ音がしてる・・。
もしかして生きてる人間じゃないかもと本気で思ったんだけど、よくよく考えると
うちの母が最近よく着てるセーターに似てるし、髪の色と長さもかなり近い。
無視したくてたまらないけど、もし母親(同じマンションに在住)が思いっきり
猫背になるくらいの緊急事態でうちに助けを求めてきてるのだとしたら・・
心臓バクバクしながらも、勇気をふりしぼってドア越しに声をかけてみる事にしてみた。
私 「はい・・どちら様ですか?」
母(?) 「・・・」
私 「あの、どちら様ですか?」
妖怪(?) 「・・・」
なんか言えやーーー!!
自分からインターホン鳴らしておいて無視すんのはどうかと思うよ!?
気を取り直して今度はドアホンの受話器からもう一度話しかけた。
私 「どちら様ですか」
妖怪シカト女 「・・・」
私 「どちら様ですか」
妖怪シカト女 「・・・」
返事は一切なし。
ねえ、なんで無視するの・・?妖怪だからなの?
でも相変わらず紙袋だけはカサカサ鳴ってる。
紙袋で返事をしてるつもりなのか?
ラチがあかないし気持ち悪いので旦那を叩き起こし、今度は2人でドアに向かうと
カサカサ音が段々遠ざかろうとしてる。
おのれっ、このまま帰るつもりか!?
むざむざ逃がしてなるものかー!
このまま帰られたら後がすんごい気になるじゃん!!
思いきって二人でドアを開けてみた!
私は旦那の後ろにいたので顔は見えなかったけど、旦那は女(推定50歳代との事)の
背中に向かって、
旦那 「何?部屋間違えたの?」
なんか気さくに話しかけてるー!!
妖怪ピンクのセーター 「う、うん、ああ、うふふふ」
なんか笑ってるー!!
なんだよ、しゃべれるんじゃん!
謎の微笑と共に、妖怪カサカサ紙袋はエレベーターに乗って消えて行った。
旦那 「なんかふつ~のおばさんだったよ。」
ええーー!!
ふつ~のおばさんがこんな事する!?
それを言ったら私だってふつ~のおばさんだけどこんな事した事ないよ!?
それにコレだよ!?
↓↓

どうひいき目で見繕っても妖怪の類いでしょう!?
最初からバンとドアを開けてたらどういう展開になってたのかすごい気になる。
あの紙袋の中身を渡されたのだろうか?
年末のご挨拶だろうか?
中には一体何が入ってたのだろうか?
最近テレビで、車のキーから半径数メートルくらいまで近づけば変な機械で
鍵のコピーが完了して、その場で車を盗む連中がいるって言ってた。
旦那はそっちを気にして車のキーを寝室に移動させてたけど、あの紙袋の中身が
鍵のコピー機だったのなら。
もう翌日、うちの車は駐車場から消えてるでしょうね。(←消えてなかった)
皆さんも、ピンクのセーターで紙袋をやたらとカサカサさせた猫背で小さな50歳代の
女性が訪ねてきたら気をつけて下さいね。
でももし紙袋を受け取ったら中身が何だったか是非教えて下さい。
宜しくお願いします。
メリークリスマス。
:::みゃーこ:::さん
主婦
びわこ。さん
かさぶた評論家
松崎しげらNightさん
主婦
びわこ。さん