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自転車漕ぎとステーキ

自転車漕ぎとステーキ



ただの個人日記。

ある日の正午頃に大阪駅に迎えに行くため、阪急沿線某駅前の銀行の前に自転車を放り置きました。

午前から昼過ぎまでは頻繁にサイクルポリスがウロウロしているため、いやいやいや、違法駐輪はイカンので?だな?少し離れた駐輪場に置くのですが、たまたま満車だったため、もっと離れた駐輪場に行く気になれず、放り出しました。

だいたい駐輪場が少ない上に駅から遠いから意味がないねんもん。
駐輪場から、駅より家の方が近いやん、なんてパターンも。

そして大阪駅からタクシーで共に帰宅、夜になってからJR線の某駅にバイクを置いてると言ったので、最寄りのJR駅に送り、そのまま帰宅。

あ?自転車って……ああ、阪急沿線某駅前に置いたままかぁ~、後で取りに行こうかなぁ、と思いつつ、深夜になったため、まぁいいや、と放置。

翌昼過ぎにその阪急沿線某駅前まで歩いて行った時に(実は徒歩だって早足なら5~6分なんだぁ)自転車を置いた場所をチラ見したら………???ない?
約束の時間に少しだけ余裕があったので近辺をグルグル見てみたけど、どーもどこにもない。
うーん………と思うも、うーん……タイムリミットだな、と、とりあえず電車に乗りました。

そうして他のことをしていたら自転車のことなどすっかり忘れ。帰りはまた深夜になって戻り、あ!そうだ!自転車。
と、探すもやはりない。

あ、撤去?と、立て札を見たけど、何も書いていない。
うそーん

と、ウロウロしている警備員さんに
「ここ付近にあった自転車知りません?」
と尋ねたら、
「さぁ?おまわりさんとこに行ったら?」
はぁ、盗難………

で、また別の警備員さんに聞いたら、
「撤去のお知らせがなかったらおまわりさんとこに行ったらいいよ。」
やっぱり……

家より署の方が近いので、自転車登録書などは持っていなかったけど、先に行ってみることに。

一番最初に見つけたおまわりさんは椅子にふんぞり返ったまま、
「撤去の告知がなかったら盗難だねぇ。登録書ある?」
「家にあります。」
「ないと被害届は出せないからね、持ってきてくれるかなぁ?」
「はい…ん~自転車ないからめんどくさぁ。」
「そこんとこ、どうしても必要なんだよねぇ。」
別のおまわりさんが走ってきて
「ご足労だけどごめんね!」
しゃーないわな。
「へいへい。」と帰宅。

で、ゆっくり歩いて帰ってアイスコーヒー飲んで着替えてから、また警察署まで行きました。

夜は涼しくて歩く苦痛がないからのんびり。

歩きながら
「自転車盗られた」とメールすると、
「盗難届け出しても帰って来ないんじゃない?」って言われて、あ、そうか、めんどくせぇから止めようかと思うも、
「盗難保険入ってるから、同じとこで再購入の際に前購入金額の半額を補てんしてくれるから行ってくる。」
「あ、そうやったね!」

あまり時間差はなかったけど、交替の狭間だったのか、同じおまわりさんはいなくて、別のおまわりさんに変わっていました。
それは年末にストーカー相談に来た時にいたお兄ちゃんだと思いだし。
今日はまるで別件だ、と言いつつも、また一から説明。

すると
「撤去の可能性は?」
「だから立て札に書いてないし、地面に紙もないの。」
「○日正午から今日○日午後1時にはなかった、ね?」
と、パソコンでなんやら調べたら
「ああ、今日○日の午前に撤去してるよ?」
「そうなん?」
「車体番号は、あ、ありましたよ、保管所にあります。取りに行ってください。」

…………
「あのさぁー、なんでさっき来た時に撤去があったかどうか調べてくれなかったん?」
「いっやーー、僕じゃないんで。」
「わかってるわ。アンタじゃなくても会社だったら社全体のことになるでしょ?警察署もオナジ!署の誰かの対応は僕じゃないなんて問題ではないの。」
「はぁーー。」

「あのさぁ~、それとね、なんで撤去したならした、と、ちゃんと立て札に書いてないの?撤去か盗難かわからないでしょ?」

「はぁーー。撤去は市がやってるんで、うちとは関係ないんですよ~。」

「撤去か盗難かはわからなかったら盗難と思った人は警察署に来て届け出すでしょうが。関係ないというのは間違い。今後、撤去したことをきちんと書くように指導してしかるべき。どっちがアーヤコーヤと責任なすりつけるのはオカシイ!」
「はぁ~」

「で、保管所はどこ?」
「○○駅の高架の下です。」
遠い!!遠すぎ!
「何それ?んなとこから漕いで帰れと?」
「はぁ~、市の北側全体がだいたいここにぃ。いや、市なんで…」
「ほんっまに、じゃまくっさいことするなぁ。しゃあないわ、んじゃね!」

プリプリしながら事の顛末を電話したら
「みみちゃん↓違法駐輪したんはみみちゃんなんやで?そりゃ、逆ギレやん↓」

「ちゃうやん、撤去にキレてるんちごて、おまわりさんが一回目に椅子にふんぞりかえったまま怠慢対応して攻めたら、僕のせいじゃないとか、立て札の記述がないことを攻めたら、僕らじゃなくて市のせいや、とか、しょーもない言い逃れするから怒ってんの!」

「みみちゃん…対応悪いのは認めるけど、違法駐輪してそんだけ文句言って出てきたん、おかしない?」
「おかしない!駐輪違反と対応は別の話しやん!」

ってことで、まぁ、かくかくしかじかで翌翌日に取りに行きました。

友人らは何人かが
「あそこは複雑で、普通の人でも迷うのに、きっと君はかなり迷う。それに遠いし、車に積んであげるよ?」と言ったし、
前夜に息子に詳しい道を聞いた時に、やはりお母さんは確実に迷う、僕のはセダンだけどデカいだけにトランクに乗るから取りに行ってあげる、と言ったけど。
自分のことは自分でできるさ~!と、

まずは生足にデニム短パン(ジーンズだとヒザが伸びるしいちいち引っ張られてうざい)に、ショートの編み上げブーツでしっかり武装♪。
上も汗だく承知で洗濯が楽なロングTシャツに薄手パーカー、キャップ。
これなら完全武装さ、バッチリ、と意気揚々。

行きは阪急電車で一駅、地下鉄で一駅。
そこは、こんなくだらん乗り方がアホくさいのと、電車賃を差し引きするとあまり変わらないので、いつもはタクシーに乗っていく場所なんだけど、なんか更にアホらしく感じて真面目に電車。
なんか驚きの生真面目(でも金額は変わらないだけに頭の悪い選択)パターン。

着いたはいいけど、保管所ってどこよ?
警察署で机上で教えてもらったけど、平面イメージと現実立体イメージは違う。

で、近所に交番が見えたので尋ねてみようと入ったけど、誰もいない。
目前にパトカーが停まっているから奥で寝てるんちゃうかな?まぁいいや、諦めて教えてもらっていた保管所の電話番号に電話してやっとわかりました。

おじいさん3人がにこやかな揉み手で「いらっしゃーい!」的な(引き取り2500円なりにつき)。
人、雇い過ぎちゃう?

撤去日付別に並べられた自転車のところに案内され、
「ありますかぁ?」
「あるのはわかっています。警察署で確認しています。」
で、見つけて鍵を開けたらおじさんが自転車を押しつつ、先ほどの事務所に行くように言われ。

事務所で思わず言いました。
「あのね、撤去したという告知をしていないと盗難と間違えるんですが?」
「あー、地面に紙なかった?」
「ないですよ。撤去直後くらいに通ったんですけど。」
「ああ、よく剥がされちゃうんだよね。」
「立て札には書いてくれないの?」
「ああ、あれね、いつからか書かなくなってね。」
「わからなかったら困ります。」
「だね、これからは告知を徹底するようにしなきゃならないね、今度からはわかるようにするからね。」
で、私は自転車と退去。

退去しながら思ったわ、………おいおいおい……
ちょっと待って!
あーたらさぁ、撤去されたのは違法駐輪のせいやん?
もう停めないようにね、とか言わないんかいな?
告知を改善するからまた来てね状態?
わけわからん………。
ほんっまに、まじわからん………。

そして。
このことを知る人全てが懸念した通り、帰り道ですんごーい迷いました。

道案内ってないんだよね、大きな車道にしか。
工事中の交通整備のおじさんに聞いたりしつつ、方角だけはなんとか把握。

まずは阪急京都線を目指して走り。

自分がどこに居るのかわかんないって、どえらいストレスざんすわ。
見知らぬ風景ばっかり。

でも、よっしゃ!阪急電車が見えた!と思ったら。

なんと、神戸線の某駅やて~~えーーーっ。
なんで???
なんで京都線目指して神戸線やねん???

まぁ、この時点なら方角はよくわかっていたから後は悠々だけど、なんだかガックリ。

人生とは何故にこうも無駄に翻弄されるのかを考えながら漕ぎました。

結局、多分、30分くらいで着くはずが(わからない。もう少し遠いかも?)2時間くらい漕いだみたい。

余裕バリバリで出掛けたのに、汗だくでシャワーを浴びて着替えたりしていたら、その後の待ち合わせに遅れたし。

2時間も自転車漕いだからチビッとダイエットになったみたい。

でもその後で贅沢にもステーキをご馳走になっちゃって元の木阿弥みたい。

2時間も自転車漕いだから、余計に美味しく吸収したみたい。

美味しいものってなんて幸せなんざんしょ。
ここ最近、冗談ではなくて生きていてよかったと思える瞬間の多いこと♪

ってことで、2時間自転車を漕がずにステーキを食べてブックブクになるところ、タイミングの神様だけじゃなくてバランスの神様というのも居て、うまい具合に2時間も自転車を漕がざるを得ない状況を生んでくれたわけである。

タイミングの神様がかなりの度合いで作られたものだったように、バランスの神様も本当は居なくて、たまたまのたまたまなのだろうけれど、居ないと断言すると物語にもなりゃしないので、居ることにしておく。

写真は火の玉じゃなくて鉄板のステーキ。
南海グリルというお店です。
目前で丁寧に美味しく焼いてくださるステーキハウスで、金曜日でしたが席が埋まるくらい?程よい隙間程度があるような状態で良い意味で混んでいました。

ステーキハウスとしては満足度が高いわりに良心価格な一人約一万円って感じみたいでしたが、世の中、けっこう景気いいのか?と勘違いするくらいのファミレス並みの混み具合は地元で愛されているお店なのだと思います。
(大阪府堺市、全く未知のゾーンです、そちらにホタルを見に行った帰りでした)
各々ヘレステーキとロースステーキを焼いてもらって食べ比べました。
やっぱりヘレ好きなお口みたい。
ロースも食べたため、想像より満腹感が高く。

ステーキが焦げ付かないように?鉄板の上に焼いたステーキを乗せるために敷いたパンも後でバターたっぷりで焼いてくれるのだけど、全部は食べきれませんでした。
鉄板で焼けたパンってサクッとして美味しいのに、しかも肉汁が付いていたのに、
ああ、今になって食べたい、食べておけばよかった←いじまし過ぎ。

デザートについてはまた後日。

Tags:#かくも無駄な自転車漕ぎ#ステーキハウス#バランスの神様
















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