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悲恋の2人を祀った神社~ヤマトタケルとオトタチバナヒメの伝承~

悲恋の2人を祀った神社~ヤマトタケルとオトタチバナヒメの伝承~



荒れる大海原を前に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の一行は途方に暮れていました。
この海を渡らないと自分の使命は果たせません。

「私が海に入り海神の怒りを鎮めます。そうすれば風も止み波もおさまり、無事上総の国へ渡ることができるでしょう。」

そう言って日本武尊の后、弟橘媛命(オトタチバナヒメノミコト)は大嵐の海に身を投げました。
するとたちまち海は凪いで、日本武尊一行は上総国へ渡ることができたのです。


以上は古事記、日本書紀に描かれているヤマトタケル、オトタチバナヒメの悲恋の伝説です。
そんな2人を祀った神社が私の地元にあるパワースポット、「走水神社」です。
弟橘媛が恋愛に悩む参拝者に力を与えてくれます(^^)
安産祈願でも有名のようで、ご夫婦で訪れる方も多いです。

私は中学では吹奏楽部に入っており、組曲横須賀とゆう曲を演奏しました。
第六楽章は「白きかもめ -弟橘媛命追慕」と題されており、
白いかもめに弟橘媛の姿を重ね、物悲しくも力強い曲調で
彼女が入水する様子を描いております。

以下、歌詞の引用

 荒ぶりて 逆巻く海に
 雲は湧き 上総は見えず
 砕け散る 波の穂の間に
 ぬば玉の 黒髪ゆれて
 海底に  妃は沈み
 消えて行きしと


 水走る  浦賀の海に
 船を追う 白きかもめよ
 君がため 波の静めと
 たまきわる 命の果てし
 遠き日の 妃ならずや
 今日も 舞いいて

あぁ~中学校の頃が思い出されます。笑

走水神社は河童大明神とゆう河童様も祀っています。
水神社の旗が立てられている、とっても可愛い河童様が鎮座している祠?があるんです(^^)
あともちろんお稲荷様も。
私は狐様と縁深いと親に言われているのでちゃんとご挨拶します。笑
誕生花の一つに葛の葉(安倍晴明の母の狐の名前)があるからかな(^^;

本殿の他には上に挙げたお稲荷様、河童大明神、別宮(弟橘媛に殉じた侍女たちの宮)、舵の碑、包丁塚、弟橘媛記念碑などがあります。
記念碑には弟橘媛の辞世の句が刻まれています。
社務所には弟橘媛が描かれた絵馬や、入水図が売っています。

ちなみに昔の上総の国は現在の千葉県。
千葉県の土地の名称の「袖ヶ浦」は、入水した弟橘媛の着物が流れ着いた場所と言われています。
(櫛は「こゆるぎ」とゆう場所に流れ着いたらしいです。どこだろう?)

私は2度参拝しましたが、なんとなく水々しい力がみなぎってくるような感じがしますよ!笑
運転に自信のない方は車で来ない方が賢明です。
駐車場までの道が狭すぎて入れない可能性大なのです。
私は免許とりたてのバリバリ初心者なので、やっぱり入れませんでした(^^;
仕方なく路駐してしまったのですが、本当ならアカンですよ!
かと言って歩きの場合は電車・バスを駆使しなきゃならないので結構面倒くさいです。。。

でもパワースポットとしてかなり有名ですし、えびすさんや江原さんもよく訪れるそうです。
へんぴな場所にありますが、来てみる価値ありですよ♪
ヤマトタケルとオトタチバナヒメの伝説もロマンチックですしね(*^^*)

ちなみに神社の方に気に入られるとサプライズがあるかもしれないです。笑
インターネットにのせないでと念押しされたので詳しくは書けませんが。。。
ぜひ訪れてみて下さい!





















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