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CHANEL 2012 SUMMER~AN EXTREME EYE LOOK~

CHANEL 2012 SUMMER~AN EXTREME EYE LOOK~



皆さんこんばんは~。どうもご無沙汰しております。

先日、ずっと楽しみにしていた、シャネルの新色レキャトル、37番ヴァリアシオンを引き取ってまいりました!定番色で予約を入れたのは、レキャトルだと31番ローズアンヴォレ以来です。

わし、実は紫というお色が大好きでございまして、メイクものでも靴でもバッグでも服でも、結構紫を意識して購入してしまうのであります。まあバッグとかはなかなか見つからないですけどね。服なんかは、何枚も紫のを持っていますよ。先日、セールでサンダルを買いましたが、それも何気に紫ですしね。

というわけで、今回の37番は、色みもドストライクの好みの紫だったこともあり、とっても楽しみにしておりました。

左上から時計回りに申し上げますと、

左上:若干の青みが感じられる、ホワイトピンク。同系色のパールがふんだんに含まれています。08番ヴァニテにも、こういう色があったように記憶しています。ハイライトやアイホールのベースカラーとして、無難に使える色です。

右上:かなり彩度が低く、色がはっきりと感じられるカーキグレイに転んだシルバー。ピンクの微細ピグメントがふんだんに含まれるため、実際にはあまりカーキ色は感じないかもしれません。

右下:ダークなカシス色。おそらく、同系色のパールが含まれていると思います。あと、白、青、ピンク系の微細ピグメントがそれぞれ含まれています。

左下:くすみライトパープル。葡萄をイメージさせます。グリーン、ピンク、透明の微細ピグメントがふんだんに含まれています。多分、和名でこういう色をドンピシャで言い表せる名前があるような気がしますが、それくらい「和」を感じさせる色です。2005~2006年ごろ、スックのクリスマス限定の単色シャドウでこういう色を持っていたことがあります。懐かしいなあ。

右上のシルバーは、グレイの色自体がかなりはっきり出るので、ピグメントがたくさん含まれるわりには、ハイライト的に使うのはかなり難易度が高いです。黒目の上にハイライトとして使おうとしてみましたが、ちょっと無理でした。目頭のアクセントや、ブラシに軽く取って、色が出ない程度に瞼の広範囲にふわっと乗せる程度でしたら特段使いづらさは感じないと思います。

それから、締め色の右下のカシスは、早速水ありで使ってみましたが、とても鮮やかに発色して、それはそれは美しかったです。このパレットには、シャネルのアイライナーだとスティロユーの83番カシスあたりを合わせる方が多いのではないかと思いますが、もしスティロユー83番を持っていなくても大丈夫、締め色を水ありで使えば、十分にぱきっとした目元になります。

個人的には、いちいちアイライナーを出してくるのが面倒だったりして、シャネルのレキャトルの締め色を水ありでライナーとして使用するのは大好きだったりします。29番ラゴンなんか、締め色ばっかりガンガンなくなってますもんね。20番ルガールペルレの締め色も美しすぎるし…締め色以外の色を水ありで使うのはムラになりやすくてちょっと難易度が高いですが、締め色であれば、水をつけたチップやブラシで粉を取り、ライナー代わりにラインを引いて境目をちょちょっとぼかすだけでいいですから、レキャトルをお持ちの方は、是非チャレンジしていただきたいです。

そして、今回、現品を実際に自分で塗ってみて、いちばんびっくりしたのが、左下のくすみ葡萄色。見た目はすんごくくすんでるんだけど、瞼に乗せてみると、すんごくシアーな質感なんです。透明感ありまくりです。見た目は全然そんな風に見える色ではないので、これはいい意味で期待を裏切られました。

実際にまぶたに塗ってみた写真もアップしておきます。ソフトな質感で写っているのがストロボなしの日中の自然光撮影、青っぽくてキラキラっとしているのがストロボ撮影したものです。ストロボなしだとなかなか色味がわかりづらいのではないかと思います。それくらい、シアーな発色のパレットなんです。

それから、それぞれの4色をブラシで取ってみた時の写真をアップしておきます。いずれも、白鳳堂のSシリーズ(Misako)のブラシです。いずれの色も、表面を軽くさらっとなでて取れる分量です。何回もグリグリしてはいませんので、ご参考までに。

そして、最後に、チップを撮影してみましたので御覧ください。ちなみに、一番左が今回の新レキャトルのチップです。左から2番目が、オンブルエサンシエルのチップ、そして右側の2本は、昨年ハワイで購入してきた、NYシャネルの流し込みタイプのレキャトルの付属チップです。今回、レキャトルのチップが改良されて本当に良かったと思います。付属チップなんかでキレイに仕上げようと思うのがそもそもの間違いではあると思ってはいるものの、そうはいっても、使えるに越したことはないわけですよね。現場もフランス本社に要望として長年伝え続けてきたみたいですけど、ようやく重い腰が上がったというところでしょう。

思うに、2008年秋に、ドミニク・モンクルトワさんから、現在のピーター・フィリプスさんにメイクアップディレクターが変更されてから、シャネルのメイクものも随分品質が良くなったように思います。ジュコントゥラストも、ピーターさんに変わってから、かなり粉が柔らかくなり、天然毛のブラシでも普通に取れるようになりましたもんね。ドミニクさんはシャネルのメイクアップラインが立ち上がった1970年代末ごろからずっとやってみえたみたいですが、それだけに、消費者目線で使いやすく改良するということをやろうとしなかったのかもしれません。我々が気づかない部分で、改良により犠牲になることもあるでしょうしね。

わしは、この37番、今のところは、眉下にハイライトとして左上のピンクを入れ、目頭半分に右上シルバー、目尻半分にくすみ葡萄色(眼球の丸みを意識して、三角形っぽく入れるといいです。これは、どんなパレットでも、陰影を付けて目元を強調するのに使えるテクです)、ライナーとして右下ダークカシスという感じで使っています。まあ、多分王道的な使用方法だと思います。もう少し、垢抜けた感じのする塗り方を工夫できたらと思っています。

今年の夏は、37番を使い倒したいと思います♪ほかにも、昨年の夏色、29番ラゴンや32番リリウムも使っています♪やっぱりシャネルはいいですね♪



















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